畳に耳あり障子に目あり

オタクがアニメやポケモンの話をするだけの落書帳

私的2019夏アニメランク

☆はじめに

  たたみです。夏アニメも終わったので個人的なランクとちょっとした感想をまとめました。完全にぼくの主観であり、ぼくの好みでランク付けしてるので「いや、それはおかしい」などのコメントはすべてNGとさせていただきます。例えば、ぼくはおっぱいは小さいほうがいいと思ってるので巨乳キャラしかいないアニメは不当に評価が下がったりします。やっぱり、アニメはストーリーより性癖で好みが分かれると思うのです。

 

Figure 1. サムネ画像

改めて見るとシャミ子小さすぎないか?シャミ子の目線、桃のおっぱいじゃん。

 

☆ランク表

 左にいくほど評価が高いです

S

 彼方のアストラ

A+

 まちカドまぞく/荒ぶる季節の乙女どもよ。

A

 キャロル&チュ-ズデイ/Re:ステージ!ドリームデイズ♪

A-

ヴインランド・サガ

B+

 Dr.STONE/鬼滅の刃/からかい上手の高木さん/ダンベル何キロ持てる?/可愛ければ変態でも好きになってくれますか?/女子高生の無駄づかい/戦姫絶唱シンフォギアXV/コップクラフト/ありふれた職業で世界最強/かつて神だった獣たちへ/フルーツバスケット/ソウナンですか?

B

スター☆トゥインクルプリキュア/胡蝶綺~若き信長~/BEM/ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡ/グランベルム/ロード・エルメロイII世の事件簿-魔眼蒐集列車 Grace note-/うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。/手品先輩/とある科学の一方通行/ナカノヒトゲノム【実況中】/魔王様、リトライ!/この世の果てで恋を唄う少女YU-NO/キラッと!プリ☆チャン/炎炎ノ消防隊

B-

 ブラッククローバー

C

指先から本気の熱情-幼なじみは消防士-/異世界チート魔術師/通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?

 

放送終了前

 

☆個別感想

 ネタバレを含みます。

S

 彼方のアストラ

 マンガ大賞2019大賞作品のアニメ化。その賞の名に恥じない作品でした。SF作品としての魅力はもちろん終盤の伏線回収が凄く、毎話驚きを隠せずにはいられませんでした。登場キャラクターも魅力的なのも良くて、人数が多いにも関わらず無駄なキャラクターが一人もいませんでした。仲間とともに苦難を乗り越えて絆を深めていく展開は熱いですよね。最序盤が微妙なのが若干ネックですがそんなことを忘れるくらい中盤以降がすごいので許容範囲。

 このアニメに関してはネタバレを書くのは野暮なのでこの辺で終わっておきます、なぜならぼくがネタバレを踏んでしまった人間だからです。願わくばネタバレを踏まずに見たかったよなぁ、だってWikipediaに全部書いてあるとは思わないじゃん(現在は修正されました)。今季アニメでオススメを聞かれたら迷わすこれをオススメします。

 

A+

まちカドまぞく

 久しぶりのきらら枠。アニメを生きる糧にしている者としてはきらら枠に癒しを求めずにはいられないわけですが、このアニメはその期待に応えるどころか最高な癒しを与えてくれました。きららは大きく分けてごちうさ型ときんモザ型に分かれると思っていて、前者は”キャラ”を魅せることに特化した型、後者はギャグやちょっとしたストーリーを交えた”日常”を魅せる型なんですがこれはきんモザ型ですね。キャラクターの背景がしっかりしていて、シャミ子の魔族設定と千代桃の魔法少女設定がちゃんと生きているんですよ。さらにその設定が二人の百合描写にコクを与えています。OPの「たとえ君が遠く離れても 必ず追いかけるよ」はそんな2人の関係をよく表したフレーズだと思います。CVも小原好美&鬼頭明里TAG TEAM GXでぼくの耳までも癒してくれました。キャラクターのセリフも独特の言い回しで見ていて楽しかったです。キャラよし、話よし、作画よし、ギャグよしで文句なしの出来でした。毎クールこういうアニメが欲しい。

 

 荒ぶる季節の乙女どもよ。

 唐突ですが皆さん、学生時代に恋愛しましたか?ぼくは当然恋愛どころか友人すらいなかったので中高生の恋愛はある意味おとぎ話のようなものなのですが、できなかったからこそアニメで追体験しようとしてしまうのです。そういう意味ではこのアニメはは最適でした。主人公は女の子なんですが女の子も恋愛や性のことで悩むんだということを実感しましたね。5人の少女たちの等身大の恋愛が描かれていて見ててぼくも恋したくなっちゃいました、二度と高校生活は戻ってこないのに…。こういうリアルな感じの恋愛ストーリー結構好きなのでこういうのもっと増えてほしいです。終盤の展開が岡田磨里の悪い癖が出そうになっててわりと不安でしたが最後は綺麗に纏まってたのでこれはこれでよかったかなと。最終話を見終わった後に結ばれた2人の今後が気になるようなアニメこそ恋愛系アニメとして最高ですね。

 

A

キャロル&チュ-ズデイ(2クール目)

 1話からずっと冒頭のナレーションで言っていた”奇跡の7分間”を見るために24話分見てきたわけですが、最後まで見てよかったと思わせてくれる”奇跡の7分間”でした。1クール目は2人がデビューするまでを描いていましたが、2クール目は主にキャロル&チューズデイとアンジェラとの対比が描かれており、仲間たちと協力しながら躍進していくキャロル&チューズデイとタオやダリアとのトラブルで自分を見失いかけるアンジェラの対比は見ていて思うところがありました。また、挿入歌がどれも素敵でこのアニメの根幹をなしていると言って過言ではありません。人と人との関わりが大きなものを生み出し、時には信じられない奇跡を起こす。全体を通してそんなことを感じさせる作品でした。

 

 Re:ステージ!ドリームデイズ♪

 ラブライブ型アイドルアニメ。部員を集めて自分たちで曲を作って大会に出ることを目指す最近流行りのタイプですね。このタイプのアニメは部員集めまでは大体テンプレなので、それ以降の展開+キャラの魅力+ライブシーンでどれだけ加点できるかが勝負なんですがこのアニメはきっちりかっちりポイントを稼いでくれました。キャラクターが皆可愛いのがいいですね。キャラデザがかわいいのはもちろんですが”自分を変えたい!”と思って努力する女の子は何よりもかわいい。主人公であるKiRaReのメンバーはもちろんライバルたちも魅力的なキャラクターが多かったです。最終話の珊瑚ちゃんとかね。そんでもって、ライブシーンが素晴らしい。ライブシーンの作画がめちゃくちゃ気合入っていて、曲の良さも含めてめっちゃよかったです。正直、アイマスラブライブを越えたと思ってるんですがどうでしょうか?こういうこと言ってるとPやライバーに刺されそう。

 

A-

 

 

ヴインランド・サガ(1クール目)

 11世紀初頭のヨーロッパが舞台の歴史漫画。高校時代に世界史Aを履修したはずなのに何一つ知識として残ってないのでこの辺の時代背景は知らないんですがこのアニメみたいな感じなんですかね。主人公のトルフィンが父親の仇であるアシュラッドにいつの日か復讐するためにアシュラッドの兵団に入る(?)んですがこのときのグレっぷりがいいですね。綺麗な主人公よりもこっちのほうが好感持てます、心が歪んでるんで。登場するキャラクターたちがかっこいいのもいいですね、アシュラッドが仲間に慕われてる描写とか好きです。2クールアニメなのもあってまだまだこれからなので2クール目への期待を込めてこのランク。

 

B+

 Dr.STONE(1クール目)

 鬼滅の刃に話題を持ってかれているせいか若干空気なジャンプアニメ。戦闘よりも頭働かせるシーンのほうが多いので画面映えしないのが原因なのかもしれませんね、みんな勉強よりも戦いのほうが好きなのです。内容は文明が滅んだ世界で科学の力で文明を築いていくというというもの。”かつて”科学に憧れて理系に行った身としてはワクワクせずにはいられません。ご都合展開も挟んでるとはいえ実際の科学知識でストーリーが進んでいくのは新鮮でした。眼鏡のエピソードとかもそうですが自分たちの生活がいかに科学に依存しているかを考えなおすきっかけになるアニメですね、教育番組かな?

 ところで一生サルファ剤完成しないけど、このままだとルリ姉死ぬんじゃないか?(2クール目で無事完成しました)

 

鬼滅の刃(2クール目)

 おそらくぼくの評価が世間一般の評価と最も離れているのがこの作品だと思います。もちろん話は面白いですし、作画もufotableだけあって戦闘シーンなんかは迫力がありました。それならなぜこのランク帯なのかというと少年漫画特有の引き延ばしが原因ですね。ぼくはストーリーが進むのが遅いとだんだん興味が薄れてきてしまうタイプなので相性が悪かったです。もったいないよなぁ。もちろん進みが遅いというのは丁寧に描いてくれているということの裏返しでもあるんですが(例外あり)。原作ファンにとってはいいことなのかもしれません。あと、禰豆子の出番少なすぎません?後半完全に置物になってたんですが。続編やりそうな終わり方してましたが2期ではなく劇場版。映画は別にいいかなぁ…。なんか逆張りオタクみたいになってるな。

 

からかい上手の高木さん2

 2期。完全にぼくの好みでこのランク。1期と比べて高木さんが積極的になってて毎話キュンキュンしてました。基本的には西片が一方的に高木さんにからかわれるわけですがたまにある西片からのクリティカル攻撃がいいんですよね。今回だと11話の"約束"で西片から夏祭りに誘われてめちゃくちゃ喜んでる高木さんがどちゃくそ可愛かった。あのシーン見てると高木さん側の好感度がわかっていいですね。元高木さんからも分かる通り高木さんと西片は将来結ばれるわけですが、その将来設定のおかげで安心して見ていられるのがこの作品のポイントかもしれませんね、ぼくはNTR無理なんで。サブキャラの回もいい箸休めになっていて本筋以外も楽しめるのもいいですね。

 最近思うんですけど、ぼくは陰者なので女の子に話しかけることが出来ないのでグイグイくるタイプの女の子のほうが好きなんですよ。そういう意味では高木さんはぼくが理想としている女の子なのかもしれない、おっぱい小さいし。

 

ダンベル何キロ持てる?

 絶対これ見て数年ぶりに筋トレした人はたくさんいるはず、ぼくは中学の部活以来7年ぶりくらいに筋トレしました。このアニメのCパートは今まで見てきたアニメの中で(肉体的に)一番きついアニメでしたね。内容はキャラの可愛さ、ギャグ、筋トレの知識のどれをとっても高水準で見ていて面白かったです。何より街雄さんがいいキャラしてましたね。女の子が多いアニメで男性キャラに全く嫌悪感を抱かないのはベリーグッド。そのわりにランクが若干低めなのは”ぼくの性癖に刺さらなかった”からですね、ぼくは華奢な女の子が好きなので。あとは話が単調なので付加価値を見出せないと飽きてしまう点、こっちがメインの理由ですね。このアニメは性癖全開アニメなんでその対象範囲に入ってなかったらまあそうなるって感じ。でも、面白かったですよ。

 余談なんですけど、OPのMVウザメイドとコラボしててちょっと嬉しかったです。安心と信頼の動画工房

 

可愛ければ変態でも好きになってくれますか?

 ラノベ原作のラブコメ。久しぶりにこの手のアニメを見た気がします。登場ヒロインが皆可愛いのがこの作品の魅力ですね。タイトルの通り、登場するヒロインは何かしら変態属性(奴隷願望やドSな女王様など)を持ってるんですがそこがまた可愛いんですよね、可愛くて変態ならそりゃ好きになっちゃうよなぁ。主人公のリアクションも含めて変態要素がうまく機能してたと思います。ぼくのお気に入りのヒロインは主人公の妹の瑞葉ちゃん。ぼくは妹属性に並々ならぬ愛情を注ぐ”妹スター(マイスター)”なんですが、瑞葉ちゃんは100点満点の妹でしたね。お兄ちゃんのことが大好きな妹ほどかわいいキャラはいないね。彼女からは同い年の義妹という新しい可能性を見出せもしたので感謝してます。

 だがしかし、このアニメは致命的な欠陥を抱えていて、とにかく作画が悪い。せっかくのいいシーンも作画が崩れてて微妙な感じになっていて、「作画さえよければなぁ」と感じずにはいられませんでした。ラブコメはヒロインの可愛さを推していかないといけないのに、作画が崩れてたらそりゃねぇ…。

 

 

 

 女子高生の無駄づかい

 人によって好みが分かれるタイプのギャグアニメ。ぼくは結構好きです、序盤はイマイチに感じましたが慣れると普通に面白かったです。クラスメイト同士があだ名で呼び合うのいいですよね、ぼくにはそんな友人がいなかったんで。登場キャラがあだ名の通り動くのでキャラを覚えやすいのもいいですね。1クールに40本近くアニメ見てるせいでキャラの名前とかいちいち覚えてられないのでわかりやすいキャラ付けは助かります。勢いで笑わせてくるタイプのアニメなので疲れてるときに脳みそを空っぽにして見ると楽しめると思います。金曜深夜にリアタイしてたのでそういう意味ではちょうどいい時間だったのかもしれません。

 ちなみに、ぼくが一番好きなのはロリです、別にロリコンではないです。長縄まりあの舌足らずなキャラは重要無形文化財に指定されるべき。

 

戦姫絶唱シンフォギアXV

 長かったシンフォギアもファイナルシーズン、最後にふさわしい作品だったと思います。シンフォギアは毎回1話が一番面白いと思ってたんですが、今回は毎話展開が熱く、目を離せない内容でした。キャロルの復活や響と未来の関係性とか今までの積み重ねがあってこその内容だったと思います。過去に敵対していた相手と共闘する展開めちゃくちゃ好きなんですよね。最終話が勢いだけで解決させた感がありましたが、まあいいんじゃないですかね。そこも含めてのシンフォギアですし。長く続いたシリーズが終わっちゃうと少し寂しいですね。まあ、ぼくは4期の直前に1~3期を初めて見た新参なんですけど。

 

コップクラフト

 事前にハードボイルド系と聞いていて、実際にOPもそんな感じを匂わせていたんで期待していたら中身はギャグ調でハードボイルドのハの字もなかったです。これはこれでよかったとは思いますが。マトバとティラナの掛け合いなんかはギャグ調だったからこそ面白かったですし。ギャーギャーやりながらも年齢(年代と言うべき?)も種族もちがう男女に信頼関係が生まれていく描写は見ていて楽しいですね。ただ、このアニメも作画がイマイチなせいで大事な場面が映えない。この作画でガッチガチの話をやってたら確実に見劣りしてたので主軸をストーリーよりもキャラに寄せてたのは正解かもしれませんね。

 

ありふれた職業で世界最強

 なろう異世界兄弟の一人、ありふれ五郎。正直、前半は全くと言っていいほど面白くなかったんですが後半は盛り返してたと思います。ぼくが異世界に求めるものはストレスフリーの無双とかわいいヒロインなんですが、後半はどっちも出てきましたね。ヒロインがちゃんと可愛いのは大きな加点対象ですね。ハジメがユエに好意を抱いてるのもポイント、鈍感系主人公って時代遅れだと思いませんか?もう一つ好感が持てるのは主人公が容赦ないところ。裏切ったかつてのクラスメイトや悪人をしっかり殺すのは素晴らしい。情けをかけるシーンは見ていてストレスになるだけです、ぼくはサイコパスなので。ところで、なんで異世界に転生した主人公たちはみんな銃を作りたがるんですかね?銃で戦うよりも剣や魔法で戦うほうが見栄えすると思うんですが。現にこのアニメの戦闘シーンしょぼかったですし。一番は作画の問題もありますが。2期が決まってるんでわりと楽しみにしてます、ヒロインが揃った状態でスタートすれば1期の前半みたいな惨事にはならないでしょう。

 

かつて神だった獣たちへ

 世界観はめちゃくちゃいいですよね。”人の心を無くした者は仲間の手で葬る”という取り決めのもとかつての仲間たちを殺していくというストーリー。当然葛藤もあるわけでそのあたりの描写はしっかりしていました。前述の理由で父親を殺されたヒロインのシャールちゃんも回を重ねるごとに成長していって可愛さも相まってよかったです。全体としては面白かった一方で、やってることはワンパターンなので中盤以降若干だれたかなという印象。過程はちゃんとしてても明確なゴールがなかったのがよくなかったかなといった感じです。

 ところで、最終話が俺たちの戦いはこれからだENDだったわけですけど続きやるんですかね?ぼくはやらないと思います、2期を匂わせておいて消えていったアニメの亡霊をぼくはか知っているんで。

 

フルーツバスケット(2クール目)

 2クール目。少女漫画原作のアニメ化というかリメイクですね。感動系のストーリーというのを事前に聞いていて、確かにその手の話は面白かったです。透の友人2人との馴れ初めだったり夾の正体を知った透の反応だったりと人の温かさを感じました。ぼくはこのアニメから「人を変えられるような人になれ」というメッセージ性を感じたんですが絶対このアニメの見方を間違えてると思います。で、本筋からちょっと離れた日常の話は少女漫画テイストの得意不得意で差が出ると思います。ぼくは男に萌えることが出来ない人間なので少女漫画で描かれる日常シーンを退屈に感じてしまうのでイマイチに感じましたがここは好みの問題だと思います。来年シーズン2がやるんで見てない人は見てみるといいかもしれませんよ。

 どうでもいい話なんですけど、ぼくはこのアニメをdアニメストアで見てたんですけど、あのサイトって全話見るとCOMPLETEってアイコンつくんですね。普通に達成感があったんでぼくのレコーダーにもその機能つけてほしい。

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Figure 2. dアニメストアの画面写真(左下に注目)

 

ソウナンですか?

 文字通り飛行機事故で遭難した4人の少女の無人島サバイバル生活。ゆるキャンならぬグロキャンですね、虫食ったり体張ったり。女子高生と劇中で出てくるいつか使えるかもしれないサバイバル知識とのギャップが面白かったです。サバイバル慣れしているほまれとは違い最初は戸惑っていた他の3人もだんだん適応していて人間の底力を感じましたね。いや、一人違うわ。ぼくは同族嫌悪的なあれで無能キャラに強い嫌悪感を抱くんですがこの作品にもいましたね。九条紫音、お前だ。序盤からわがままな面が目立っており、終盤に改心するのかと思えばそういうわけでもなく。サバイバルで輪を乱すものは悪なので他の3人が紫音を解体して余すことなく利用しなかったことに驚きです、いや、そんな描写されたら驚くわ。ジャンルが変わっちゃう。

 

 

 

B

スター☆トゥインクルプリキュア(3クール目)

 キュアコスモ登場直後~フワの姿が変わるまで。個人的にお気に入りの回は惑星サマーンの回。ララが一番好きだからというのもありますがララとAIのやり取りを見てたら普通に泣いてしまった。大学生にもなってプリキュアを見て泣くのは感受性が豊かなのか精神が幼いままなのかわかりませんが。キュアコスモもいいキャラしてますね、だんだん丸くなっていってるのがかわいい。毎週前日の26:30までアニメ見てから8:30に起きて寝起きのままプリキュア見てるのであまり内容覚えてないってのが正直な感想なんですけど、スタプリはキャラ魅力だけで持ちこたえてる気がします。だからこそフワがケルディオみたいなフォルムになったのは致命的だと思うんですが

 

胡蝶綺~若き信長~

 なんか毎期なにかしら信長のアニメやってる気がしませんか?今季の信長は歴史ファンタジー、もちろん信長は男です。ぼくは高校時代に日本史選択ではなく、アニメで信長の生涯を学んできた男なのでどこまでが史実でどこからがオリジナルの展開なのか区別できないんですが、結構話はちゃんとしてたと感じました。キービジュアルを見て最初はホモアニメかと勝手に身構えていたんですが、キャラクターの心情描写や行動理念がわかりやすく、普通に歴史ファンタジーとして楽しめました。このアニメ最大の特徴は帰蝶の設定なんですがそれもなかなかいい味を出していました。ネタバレすると帰蝶は男だったという斬新な設定だったんですが、ぼくはわりとありなんじゃないかと思いました。別にホモとかそういう問題じゃなくてね、帰蝶の心情まで考えると結構考えさせられる描写になっていてぼくは結構好きです。今季の思ってたより面白かったアニメ第1位のアニメでした。

 

BEM

 妖怪人間ベムの新作。最近は原作が枯渇してるのか昔の作品を使ってくることが多いですね。この作品の感想を一言で表すと「記憶がない」です。面白くなかったわけではないんですけどとにかく話が印象に残りませんでした。ストーリーはまあ言ってみればありきたりな内容ではあったのでキャラクターで魅せてるアニメだったように感じます。キャラクターは魅力的だったのでそれなりに楽しめました。ただ、ベラが裸になったシーンがぼくにとってこのアニメが一番輝いていた瞬間でしたね。記憶に残らなさすぎて書くことがない。

 

 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡ

 2期。これタイトル詐欺じゃない?2期になってダンジョン行きました?ウォーゲーム、春姫、神様とのラブコメの3部構成でいよいよダンジョンに行かなくなっちゃいました。もう出会いを求める必要がないほど女を侍らせたということ?ぼくがこのアニメに求めてたのはダンジョンでの冒険なのでちょっとがっかりでした。ただ、ヒロインの可愛さは健在で特に終盤の神様はかなり可愛かったです。もしかしたらぼくはダンジョンの冒険を求めてたのではなく、可愛い女の子を求めてただけなのかもしれませんね。1期の内容も例の紐しか覚えてなかったし。そういう意味では新ヒロインの春姫もそこそこ可愛かったので割とよかったかなと思いました。

 あと、これは持論なんですけど神様はちっぱいのほうがいいと思うんですけどどうですか?ぼくは華奢な女の子が好きなので。

 

グランベルム

 このアニメの初見の感想は「知らないキャラがよくわからない理由で機体に乗ってドンパチしてる」でした。世界観やキャラの説明が十分にないまま戦闘してたせいである程度物語が進んで背景がわかってくるまで何してるかわからないアニメでした。終盤というか満月の正体が明らかになったあたりから面白くなってきて、満月と新月の心情であったり最終決戦の戦闘であったり楽しく見れました、面白くなるのが遅すぎる。Wikipediaを見ると機体の詳細とか細かく載ってるので見てみるのもいいかもしれません。機体とか結構凝ってたわりに本編中の掘り下げが少なくてもったいなかったように思います。こういうアニメは副音声で解説をつけてくれたらもっと楽しく見れそうですね。

 

ロード・エルメロイII世の事件簿-魔眼蒐集列車 Grace note-

 Fateを知ってるかどうかで評価が変わる作品。ぼくはFateをあまり知らない(というか記憶がない)のでこのランク。特に後半の原作小説の内容はキャラ知らないとまともに理解できないので人を選びますね、推理パートとかおまけみたいなものでしたし。そんなぼくでもわかったことが一つだけあって、グレイとライネスが可愛かった。これだけで見た価値はありましたね、上田麗奈&水瀬いのりTAG TEAMは強い。こういうアニメは初見の人よりも原作知ってる人向けに作ったほうがいいと思ってるのでこれでよかったと思います、こういうのはファンが喜んでこそなので。初見が見てもファンが見てもカスなアニメが一番まずい。

 

うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。

 なろう原作の子育てファンタジー。子育てと言っても主人公”デイル”が森で助けた魔人族の少女”ラティナ”と一緒に生活する話なわけですが、これに関してはアニメ化範囲外のネタバレを踏んだかどうかで見方が変わるアニメだと思います、こいついつもネタバレ踏んでるな。ネタバレすると、このアニメは巷で”娘ハメ太郎”と呼ばれてるわけなんですがつまりそういうことです。青年とロリのほのぼのコメディーを期待して見てると序盤はそこそこいいんですが、中盤以降は主にラティナがデイルのことを意識するようになってきて複雑な気持ちになっちゃいました。2人の関係が(疑似)親子から男女にシフトしていくのは年の差恋愛系の醍醐味なので否定するのは間違いなんですが、まあぼくが期待していたものとは違ったってだけですね。なにはともあれラティナはどちゃくそ可愛かったです。逆に、ラティナが登場しないシーンはイマイチに感じちゃいました。ゾロアークデッキを使っててゾロアークGXが並ばない感覚です。

 

 手品先輩

 通称下品先輩。これでも掲載紙の中では一、二を争う綺麗さらしいですね、掲載紙はエロ本なのか?冬の上野さんは不器用、春のなんでここに先生が?に続く15分えっち系ラブコメ。前の2つと違って好意をむき出しにしてない分、ただのお下品ギャグアニメだったと言っても差し支えない感じはする。話の流れが基本的に先輩が手品する→失敗してえっちな展開になるというお決まり展開なのでキャラクターが好みじゃないと中盤以降退屈に感じてしまうタイプのアニメ。ぼくは年上巨乳キャラに魅力を感じないタイプの人間なので途中で飽きちゃいました。どっちかっていうと化学部部長の斑さんのほうが好きだったんですが全然出てきませんでしたね。斑さんを出すと科学の知識を出さないといけないからあまり出したくないんでしょうかね、お勉強とエロは真逆の存在ですし。あと、デブはいらない。

 

とある科学の一方通行

 このアニメめっちゃ中二要素強いですよね。一方通行の言動はぼくの中二心をくすぐってきます。最強の称号はすべての男子の憧れですね。一方通行が無双してるシーンは楽しいんですがそれ以外の場面は話が小難しく、爽快感はそこまで感じませんでした。無双系は頭を空っぽにして見たいというぼくのわがままでもあるんですが。あと、打ち止めが全然出てこなかったのが悲しかった、あんなに可愛いのにとたたみはたたみは女の子の可愛さでアニメの評価が大きく変わることを暗に示してみたり。次は来年にレールガンの3期ですね、2期の内容何も覚えてないけど。

 

ナカノヒトゲノム【実況中】

 ゲーム実況者が隔離された島から帰還するために一億再生を目指す。ぼくは初見で”迷家-マヨイガ-”を思い出したんですが微妙に似てるようでなんか違うアニメでした。このアニメのいいところは女の子が皆可愛いところ。逆に男キャラは結局覚えられませんでした。まあこれはぼくが男だから男に興味なかっただけの説はあります。話自体はキャラクターの絡みとかはぼちぼちよかったんですが、本筋がいかんせん何も解決することなく話が終わっちゃったので消化不良な感じになってしまいました。途中で出てきた新キャラも結局途中退場してそれっきりですし。俺たちの戦いはこれからだ!ENDは別にいいんですけどオチがついてないアニメは駄作なのである程度話をまとめてから終わってほしいですね。

 

魔王様、リトライ!

 前述の通りぼくが異世界アニメに一番求めるのはヒロインの可愛さなんですが、その点においてはこのアニメは満点に近かったです。アクとルナの可愛さだけでこのアニメの9割が構成されていたと言っても過言ではないくらいかわいかったです。まあ、中盤以降出番どちゃくそ減るんですけどね。それでこのランク。サブヒロインもわりと可愛くてキャラの可愛さでは今季の異世界アニメでトップクラスでした。が、問題は作画ですね。いかにも低予算感がある作画で崩れてない絵を探すのが難しいくらいでした。まあ、話の内容もなかなかにチープな感じだったんでむしろ作風に合っていたのかもしれないですが。話が作画に追い付いていないと結構キツイってのは先駆者が証明しているので。頭空っぽにして見るにはちょうどいいアニメなので、ヒロインが可愛いのも相まって今季の異世界アニメの中ではわりとよかった部類かなと思います。最終話の最後に「続け!!!」みたいなこと書いてましたけどこれで続きを作るのには無理がある気が…。

 

この世の果てで恋を唄う少女YU-NO(2クール目)

 急に異世界編が始まったときはビビった。最後まで見てから今までの話を思い返すと理解できた気にはなるんですが、放送中は今何をしているのかと目的が何なのかを見失ってしまってちんぷんかんぷんでした。話を小難しくするのはいいんですがそれに対するフォローがないとついていけなくなってつまらなくなるだけなのでもうちょっとわかりやすくしてほしかったなと思います。この作品のキーアイテムだったリフレクターデバイスも失って、今までと別のアニメを見せられてる感が強かったです。こういう世界の謎を解き明かせ系のゲームが原作だとアニメではわかりづらくなっちゃいますね。ゲーム版やれば評価も変わりそうです、ゲーム自体は名作らしいですしね。

 

キラッと!プリ☆チャン(6クール目)

 女児アニメ。ぼくの中ではどうしてもプリパラを越えることはできないなぁと思ってしまってこのランク。プリパラで感じていた”狂気”をこのアニメでもふんだんに出してほしいと去年の春から言ってたんですけど最近片鱗を見せつつあるので今後に期待していきたいです。ライブシーンは他のアニメと比べものにならないくらい素敵なんで、あとは本編でいかに”狂気が”見れるかを頑張ってほしいです。あとは、話があまり動かないせいで飽きてきたというのもあるかもしれません。ぼくは、もう女児ではなくなっちゃったのかな…。

 

炎炎ノ消防隊(1クール目)

 個人的思ってたのと違ったアニメNo.1。このアニメは突然発火し”焔ビト”となってしまった人間と戦い、鎮めることを目的とする消防隊の話なんですけど、焔ビトがもとは人間である以上その焔ビトにも家族や友人がいるわけで、焔ビトとの戦いはもちろんそういった残された人のアフターケアを含めた消防隊としての話をメインにするのかと思っていたら、消防隊内部のいざこざのほうがメインに描かれており、これ”焔ビト”の話いる?っていうのが現状のぼくが抱いている感想です。主人公の過去の都合上内部のいざこざを描くのは避けて通れない道ではあるんですが、消防隊としての話の基盤を作ってからでも遅くなかったのではないかと思います。2クール目は”消防隊員”としての話を期待したいです。

 

B-

 ブラッククローバー(8クール目)

 ついに100話越えましたね。ぼくのなかではだいぶ前に飽きがきてるので完全に惰性で見てます。もちろん話は進んでるんですが、やってることは今までに見たようなことばかりなのでかなりマンネリ化してるなぁといった感じです。8話くらいの間隔で同じような展開してません?今回のクールでは主要人物が死んだり、サブキャラクターが乗っ取られたり結構話が動いたので今後マンネリから脱却することを祈りつつ3年目も見ていこうと思います。いい加減終わってほしいんですけど、そんなにこの作品人気なんですかね?

 

C

指先から本気の熱情-幼なじみは消防士-

 僧侶枠。僧侶枠についてはここが詳しいです。で、僧侶枠はストーリーがSEXするために存在しているので内容がぺらっぺらなことが多いわりにこのアニメは(僧侶枠としては)そこそこ話がしっかりしていて「現代の僧侶枠はシナリオも最低限の中身があるんだな」と感心していました、最初は。ぼくは恋愛系の話は付き合うまでの過程を重視するタイプなのでそこがしっかりしていない作品のアンチになる傾向にあるんですが、最終的にぼくはこのアニメのアンチになりました。というのも最終話のメインの男と女のやり取りが問題です。最終話は、女「結局誰でもいいんでしょ、都合のいい遊び相手が欲しいなら他を当たって」→男「誰でもいいわけないだろ、お前が好きだ」→女「キュン♡」→SEXという流れになっており、今までそこそこいい感じに距離が近くなっていってたのに結局女側は男を信用しておらず、その割に好きと言われたら一瞬で落ちていて今までの積み重ねは何だったんだ?と。やっぱりただSEXを描くためのおまけに過ぎなかったんだなと落胆せずにはいられませんでした。ニコニコの全年齢版を見てたのでそもそもSEXシーンすらないので完全に内容のないアニメでした。

 まあ、来季も僧侶枠見るんですけどね。今最も喘ぎ声を聞きたい声優第一位井澤詩織が出るんでね、ストーリーには二度と期待しません。

 

 異世界チート魔術師

 魔術師と書いてマジシャンと読むんですけど、ぼくの記憶では魔術師っぽいこと一切してなかったと思うんですけど。一応すべての魔術属性に適性がないから属性魔法を使わないという設定があるから魔法ぶっぱなしたりしなかったみたいですが。魔術師要素が身体強化しかないのは見栄えしない。あと、チートとついている割に一切チートっぽいことしてなかったと思うんですけど。チートというのは”スリップ”の魔法でどんな敵も簡単にあしらったり簡単に個人技の魔法を習得して使いこなしたりすることであって、いくら魔力量がチート級でも敵をいともたやすくボコボコにしないとそれはチートとは呼べないと思っちゃいます。タイトルにチートと冠するからにはもっと爽快感が欲しかったです。話も普通につまらなかったというか制作側もやる気なかったんじゃないかと思うくらいのクオリティの低さでした。唯一の救いともいえるアサシンはすぐに死んじゃうしさぁ。

 

通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?

 通常攻撃が二回攻撃と言えばメガガルーラですけど、範囲攻撃はダブルバトルだと攻撃判定が一回しかないのでこのお母さんはメガガルーラの上位互換ですね。ダブルでいわなだれ撃ってたら強そう。このアニメの率直な感想は「キツかった」です。わかりやすく言えば授業参観ではしゃいでいる母親を見ているときと同じ感覚です、あの恥ずかしくなるやつ。結構わかってもらえるんじゃないかと思います。実際、本編でも授業参観みたいなことしてましたしね。それに加えて中盤は同じような話ばかりで全然進まないうえに、前述の恥ずかしさもあってなかなかキツかったです。お母さんの通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃であることを忘れるくらいには戦闘描写が少なくてせっかくの世界観を活かしきれていなかったように思いました。お母さんとイチャイチャさせたいだけなら普通の日常アニメのほうがいいと思うぞ。余計な要素を付け加えるから見てて恥ずかしくなるんだ。

 

☆おわりに

 面白かったアニメはめちゃくちゃ面白かった一方で微妙なアニメが結構多いクールでした。大量にアニメを見ていると面白かったアニメの数よりも全体で面白かったアニメの割合で豊作か不作を判断してしまうのでそういう意味では夏は微妙だったかなと思います。ランクA-以上に5分の1以上のアニメが入っていれば豊作かなって感じです(今季は6/36=1/6)。夏は36本で済んでましたが秋は50本もあるのでコンスタントに消化していければなと思います。それでは。