畳に耳あり障子に目あり

オタクがアニメやポケモンの話をするだけの落書帳

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☆アニメ感想記事

毎クールの備忘録、独断と偏見に基づいて評価しています

回を重ねるにつれて評価が甘くなってる気がしますが気のせいではないはず

2019

冬   

2020

    

2021

    

2022

冬 春 夏 秋

 

☆クール別ランク表

序…1話

中…6話くらいまで

最終…最終評価

評価の変遷を追ってみると結構面白いかもしれない

2019春

鬼滅の刃、ひとりぼっちの○○生活、世話やきキツネの仙狐さん、ワンパンマン2期、ノブナガ先生の幼な妻とかのクール

 中 最終

2019夏

荒ぶる季節の乙女どもよ。、まちカドまぞく、Re:ステージ!ドリームデイズ、彼方のアストラ、異世界チート魔術師とかのクール

  最終

2019秋

旗揚!けものみち放課後さいころ倶楽部ハイスコアガール2期、BEASTARS、厨病激発ボーイとかのクール

  最終

2020冬

虚構推理、推しが武道館いってくれたら死ぬ、ランウェイで笑って、ドロヘドロ、ぼくの隣に暗黒破壊神がいますとかのクール

  最終

2020春

かくしごと、グレイプニルイエスタデイをうたって波よ聞いてくれ、ギャルと恐竜とかのクール

  最終

2020夏

Re:ゼロから始める異世界生活 2ndクール、やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完、デカダンス、魔王学院の不適合者、ジビエートとかのクール

  最終

2020秋

呪術廻戦、安達としまむら、戦翼のシグルドリーヴァ、おちこぼれフルーツタルト、100万の命の上に俺は立っているとかのクール

  最終

2021冬

ゆるキャン△Season2、無職転生、怪物事変、俺だけ入れる隠しダンジョン、EX-ARM エクスアームとかのクール

  最終

2021春

東京リベンジャーズ、スーパーカブ、戦闘員、派遣します!、MARS RED、ドラゴン、家を買う。とかのクール

  最終

2021夏

かげきしょうじょ!!、カノジョも彼女、精霊幻想記、女神寮の寮母くん、Sonny Boyとかのクール

  最終 

2021秋

ブルーピリオド、大正オトメ御伽話、SELECTION PROJECT、吸血鬼すぐ死ぬ、テスラノートとかのクール

  最終

2021冬

その着せ替え人形は恋をする、スローループ、オリエント、平家物語、賢者の弟子を名乗る賢者とかのクール

  最終

 

 

☆簡易版アニメランク

ブログ開始前に見たアニメのランク

2016秋~2017秋

2018冬~2019冬

 

☆今まで見たアニメ一覧

2016秋から狂ったようにアニメを見始めました

2016秋~現在

 

 

【デッキリスト備忘録】やっぱり僕はサンムーンレギュを遊びたい

 いつまでもサンムーンレギュに囚われている男、たたみです。サンムーンレギュがやりたすぎてサンムーンレギュのデッキを22+α個組んでしまったので全部載せようと思います。当然、全部現物かつ差し替えなしで遊べるようにしてあります。誰かと一緒に遊ぶ時にデッキレシピを確認できるように備忘録も兼ねてる。

 

☆A~Bレギュ

・ルガゾロ(CL新潟2019マスター優勝)

 

・ウルネク(CL新潟2019マスター準優勝)

当時はエネスピが高すぎて貧乏大学生には到底組めないデッキだった。トキワの森が収録されなかったら終わってた。

 

・ジラサン(CL新潟2019マスター3位)

 

・レックガノン(CL新潟2019マスター4位)


ズガドーン(CL新潟2019シニア優勝)

間違えてTRのビーストリングを買ってしまったのでオーパーツになってる。

 

・カエループ

原典のまま組んだあとに気付いたが、ミズゴロウはHP70のやつにしたほうがいい。

☆A~Cレギュ

・レシリザ

長い間愛用していたデッキなのでレアリティを上げてある。

 

・ゴッドパーフェクション

手が滑ってソルガレオGXを光らせてしまった。

 

・レッドパーフェクション

 

・ひかるミュウバレット

超高級デッキ。金が無くて当時組めなかったデッキを組んで遊ぶの楽しい。

 

・三神シルヴァディ

 

・三神ケルディオ

 

・三神ミカルゲ

 

・ゾロペル

 

・ルガゾロ

 

・ルカメタ

 

・ピカゼク

 

・ウルネク


・サナゾロ

 

☆番外編 

・村上スペシャルミラーマッチ

私的2023秋アニメランク

 お久しぶりです。社会人になってアニメの感想を書く気力が起きませんでしたが、アニメ見る以外に生きる理由がないので感想書くの復帰します。

 

☆ランク表

S

Dr.STONE NEW WORLD(第2クール)

 

A+

君のことが大大大大大好きな100人の彼女

 

A

アンデッドアンラック

 

オーバーテイク

 

A-

呪術廻戦 懐玉・玉折/渋谷事変

薬屋のひとりごと

ゴブリンスレイヤーII

カノジョも彼女 Season2

 

B+

鴨乃橋ロンの禁断推理

ミギとダリ

東京リベンジャーズ 天竺編

MFゴースト

Helck

葬送のフリーレン

16bitセンセーション

盾の勇者の成り上がり Season3

SPY×FAMILY Season2

め組の大吾 救国のオレンジ

シャングリラ・フロンティア

アンダーニンジャ

 

B

ひろがるスカイ!プリキュア

デッドマウント・デスプレイ(第2クール)

ラグナクリムゾン

僕らの雨いろプロトコル

ウマ娘 プリティーダービー Season3

でこぼこ魔女の親子事情

柚木さんちの四兄弟。

カミエラビ

SHY

聖女の魔力は万能です Season2

ひきこまり吸血姫の悶々

陰の実力者になりたくて! 2nd season

最果てのパラディン 鉄錆の山の王

 

B-

星屑テレパス

キボウノチカラ~オトナプリキュア'23~

魔法使いの嫁 SEASON2(第2クール)

ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~

七つの大罪 黙示録の四騎士

アイドルマスター ミリオンライブ!

とあるおっさんのVRMMO活動期

帰還者の魔法は特別です

冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた

婚約破棄された令嬢を拾った俺が、イケナイことを教え込む

私の推しは悪役令嬢。

聖剣学院の魔剣使い

ポケットモンスター 新シリーズ

ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- Rhyme Anima +

経験済みなキミと、経験ゼロなオレが、お付き合いする話。

はめつのおうこく

暴食のベルセルク

豚のレバーは加熱しろ

 

C

ダークギャザリング

攻略うぉんてっど!~異世界救います!?~

お嬢と番犬くん

ポーション頼みで生き延びます!

ビックリメン

しーくれっとみっしょん~潜入捜査官は絶対に負けない!~

 

☆個別感想

S

Dr.STONE NEW WORLD(第2クール)

・3期2クール目。これだけ長いことやってて未だに勢いが落ちてない。今まで見てきたアニメのなかでもトップ3に入るレベルで面白いアニメと言っても過言ではない。

・この作品、無駄なキャラクターが一人もいないのが凄い。2クール目は戦力となるキャラクター達を復活させるところからのスタートだったが、復活したキャラ全員が活躍していた。この作品、非科学的な部分は全部キャラクターの特殊能力で誤魔化しているが、それが全く気にならないのはすごいことだと思う。

・演出もアツい。毎話何かしらで「アチィィィィィィィィィィ」ってなってた気がする。最終決戦は特に激アツだった。島全体を覆う石化光線を逃れる方法をクロムが思いつくのもアツいし、その後のイバラとの攻防も一進一退でアツいし、最後の決め手が宝島でカギを握り続けていたインカムなのもアツい。

・千空がバリバリの科学キャラなのに、人情味あふれるのもこの作品の魅力だと思う。仲間のことを信頼してるのはもちろん、今回だと島を出る前に打ち上げ花火あげるシーンは粋すぎて泣いてしまった。効率だけじゃなくちゃんと人の気持ちを考えてるところいいよなぁ。

・続編の制作決定があまりにも嬉しすぎる。原作の最後までやってくれそうなのでありがたい。

A+

君のことが大大大大大好きな100人の彼女

・ぼくが大大大大大好きな”登場人物が全員頭おかしいギャグアニメ”。1期の時点で彼女が6人もできるという『カノジョも彼女』もビックリの展開でだが、ラブコメとして成立しているのも頭おかしい。あと、ヒロインの名前が『クレヨンしんちゃん』のそれなのも笑ってしまう。唐音に至っては毎度自己紹介してることになるしな。

・全員頭おかしいので、ほぼすべてのシーンがギャグになってるので終始ゲラゲラ笑いながら見てた。毎カット誰かが頭おかしい言動をかましてるんだよな。あと、全員頭おかしいのにツッコミにまわるときだけまともになるのがすこ。

・内容は頭おかしいが、ヒロインはちゃんと可愛い。。当番回はちゃんとラブコメになってたし。ぼくの一番のお気に入りのヒロインは楠莉。見た目も言動も好きなのだ。楠莉もだが、朝井彩加の『僕ヤバ』のばやしことか『入間くん』のクララみたいな声すこ。

図1 薬膳楠莉

・2期が決まったのは素直にうれしい一方で、あまりにも気に入りすぎて原作を買ってしまった。原作最新巻(16巻)までで既に24人の彼女がいるが、私的ヒロインランキング第1位はシャブ先輩(楠莉)であることに変わりなかった。ちなみに2位は15人目なので3期までは絶対にやってもらわないといけない。

・たらればはありえませんが、ボイスドラマ版のキャストだったらもっと幸せになれていたかもしれない。別にテレビアニメ版のキャストが合ってないわけではないが、ボイスドラマ版では羽香里が上田麗奈、唐音が白石晴香、静が石見舞菜香と私的女性声優BIG6*1の3人がメインだっただけに、たらればを考えずにはいられない。どすけべ淫乱な上田麗奈の声を聞いて耳を多胎妊娠させたかった…。

 

A

アンデッドアンラック

・アクションもの。作画は結構動くので戦闘シーンの出来はかなりいい方だと思う。

・設定が天才すぎる。触れた相手に不運をもたらしてしまう少女(風子)と絶対に死なない男(アンディ)という組み合わせ、神とさせてください。身体的接触が不運(必殺技級の攻撃)のトリガーなので、キスをしたり身体を触ったりという行動が意味を持つ上に一番アツイ場面で挿入できるというギミックは天才的発想だと思う。その身体的接触には信頼関係が必要なわけで、ラブコメ的要素まで盛り込める。二人の信頼し合ってるやり取りめっちゃいいんだよな。あと、風子の体がえっちなのでサービス要素にもなる。

図2 出雲 風子(CV:佳原萌枝)

・話もグッとくる展開が多くてよい。ジーナのエピソードは泣いたし、ロンギングでの先生の話も泣いたし、アンディをもとに戻すためのシーンでも泣いた。どれもキャラクターの描写が丁寧だからこそだと思う。

・バトルはアツイし、話は面白いし、キャラ魅力もあるし、サービスシーンもある。ポケモンSVのカイリュー並みになんでもある。2クール目も楽しみ。

 

オーバーテイク

・F4が題材の作品。

・カーレースものではあるが、どっちかというと人間ドラマのほうがメインだった。孝哉(フォトグラファー)の過去*2を筆頭に重めの話が多かったが、その分二人が成長しているのを感じ取れていい塩梅だったかもしれない。

・最初の頃は悠(主人公)への印象があまりよくなかったが、回を重ねていくにつれて精神的に成長していて好青年に見えるようになった。マジでいい奴なんだよな。逆に孝哉のほうがメンタルよわよわで、悠が孝哉のことを思って行動を起こすのを見て胸が熱くなった。

・メインは人間ドラマだが、レースシーンはレースシーンで見応えがあった。レース自体の迫力もあるが、人間ドラマ部分があるからこそ悠のことを応援せずにはいられないんだよな。最終話で優勝したのを見て思わず泣いてしまうほどには熱中して見てた。

・最終的にはハッピーエンドで終わったし、見ていて気持ちがいい作品だった。こういうドラマ系のアニメ、1クールに1本は欲しいかもしれない。

 

A-

呪術廻戦 懐玉・玉折/渋谷事変

・2クール目。1クール目はひたすら五条悟アゲって感じでどうなんだ?と思っていたが、2クール目は五条悟が封印されたせいでとんでもないことになってた。

・この作品、ネームドキャラでも平気で死ぬから油断できない。ナナミンの死亡シーンとかどちゃくそショックだった。虎杖に対して”呪い”になると分かっていながらも「後は頼みます」と最期の言葉を残すシーン、今季アニメベストシーンとさせてください。あと、ミミナナが殺されるシーンもなかなかすごかった。中の人も本物の双子ってところにこだわりを感じる。

・あと印象に残ってるのは終盤の東堂。それまでの暗い流れを吹き飛ばすかのようなカッコよさだった。頭おかしいキャラだと思ってたのに、あれはずるい。ぼくの中の呪術廻戦で好きなキャラランキング堂々の一位となってしまった。

・戦闘シーンは相変わらずすげぇ動いてたけど、動きすぎて逆に何が起きてるのかわからないまであった。あと、能力のことをあまり理解してないまま見てるのもあって雰囲気で感じ取りながら見てたが、あれだけ動いてたら雰囲気で見ててもそりゃおもろいよな。

・最終話で渋谷事変は終結したらしいけど、失ったものがデカすぎるんだよな。わりと絶望的な状況だけど今後どうなるんだ?

 

薬屋のひとりごと

・中華風の帝国が舞台のミステリー。中華風なのに劇中の文字が日本語で草生やしてたが、別に中国が舞台ってわけではないらしい。

・何はともかく作画が綺麗。作品自体の雰囲気とマッチしてるから否応なしに惹き込まれてしまうんだよな。正直、この作画だからこそ評価している部分もなくはない。

・主人公の猫猫(マオマオ)はおもしれー女であり、猫猫の行動、言動を見ているだけでも結構楽しい。やってることはなろう系主人公とたいして変わってないようなきもするが、不快感がないのがいい。ぼくがもし現役JCだったら猫猫に憧れて言動を真似してしまっていたかもしれない。

・肝心のミステリー要素もしっかりしており、手口はもちろん動機も納得のいくものであった。「なるほどな~」と思いながら見れるかどうかは見るモチベに大きく影響するので。あと、中二心をくすぐってくるような内容なのもいい。

・この作品はラブコメでもあるらしいが、ラブコメ要素もおまけ的な感じではあるがいい感じだった。というか、壬氏様のヒロイン適性が高すぎる。その辺の適当なラブコメアニメのヒロインじゃ太刀打ちできない可能性ある。

・『葬送のフリーレン』と合わせて日テレがアニメに力を入れているのは伝わってくるクオリティだった。一般人気も結構あるみたいだし。テレビ局がアニメに力を入れてくれてクオリティが高いアニメが生み出されていくのはありがたいが、初回に3~4話一気に放送するのはやめてくれ。一日に12本とかアニメ見ないといけない人もいるんですよ!

 

ゴブリンスレイヤーII

・2期。1期のときからそうだが、なんか知らんけど面白い。ゲームっぽい世界というか典型的なファンタジーの世界での冒険や戦闘にそそられるのかもしれない。ゴブリン退治の方法も場所や状況に合わせて試行錯誤されてるし、見ていてわくわくする。キャラ魅力も高いので連携シーンも映える。何より、女キャラがかわいい。

ゴブリンスレイヤーの人間味のある一面が見えたり、妖精弓手の地元へ行ったり、女神官の成長が見られたりとキャラクターの新しい一面が見られて楽しかった。おまけに水着回もあったりとキャラ魅力を出す要素が至れり尽くせり。これが男しかいなかったら評価変わってそうなので、かわいい女キャラが見るモチベになってるのかもしれない。

図3 『ゴブリンスレイヤー』のヒロインたちの水着

・この作品のいいところは”ゴブリンが女を犯そうとする”ところ。そこをちゃんと描いてくれるのは大変ありがたい。願わくば直接的なシーンも欲しいが、それだとジャンルが変わってしまうか。

図4 ゴブリンに服を破られた妖精弓手

図5 ゴブリンに犯された王妹

 

カノジョも彼女 Season2

・2期。相変わらず頭がおかしかった。登場人物全員が頭おかしいアニメ狂おしいほどすこ。100カノもそうだが、ツッコミにまわるときだけ常識人になるのが好きすぎる。

・2期のメインヒロインはどこからどう見ても紫乃。かわいいし、すけべシーンも多いし(さらにおっぱいは小さいし)でむしろサキサキや渚ちゃんのほうが空気になってたまである。カノかの唯一の常識人キャラだったはずなのに最終的には壊れてしまってて草だった。でも、エピソード的にもシチュエーション的にも一番ちゃんとラブコメしてるのは紫乃だよなぁ。リボンのエピソードとか普通にいい話だったしな。

・2期は紫乃のサービスシーンが非常に多くてよかった。常識人キャラがエロ担当になるのいいよな。最初はラッキースケベされる側だったのが、どんどんどすけべになっていくのが最高だった。こういうのでいいんだよこういうので。

 

図6 どすけべになっていく過程

 

 

B+

鴨乃橋ロンの禁断推理

・探偵モノ。事件の手口は突飛なものもなくはなかったが、どれも納得感はあり、探偵モノとしてかなり面白かった。ぼくが一番好きなのは「生放送殺人事件」。この作品のいいところとして、推理パートで証拠を全部見せてくれるのはポイント高い。当たり前と言えば当たり前だが、こういうので一番しらけるのは証拠を後出しされるパターンなので。なあ、『名探偵コナン』?

・基本的に推理はロンがすべてやってのけるが、トトに対して無能感を抱くことはそんなになかった感じがする。足を引っ張るわけでもないし。二人の掛け合いが面白いし、ちゃんと存在価値が付与されててよかった。まあ、ロンが犯人を殺そうとするシーンは事前に分かってるんだからもっと早く止めればいいのにとは思うが。

・ロンの謎についてはほとんど明かされなかったのが気になるが、2期が決定しているのでその辺りもちゃんと描かれることを期待したい。だいぶオカルトチックな話にはなりそうだが。

・どうでもいいが、2話でCV石見舞菜香のゲストキャラが「この豚(の貯金箱)」って言ってるのを聞いて絶頂してしまった。本当にどうでもいい。

 

ミギとダリ

・『坂本ですが』の作者の作品ということで『坂本ですが』みたいなノリの作品なのかと思って見始めたら全然違った。シュールギャグっぽいのを期待して見始めたせいで、序盤は微妙だと思いながら見てた。シュールギャグっぽいことも挟みながらだったせいで余計に比較してしまったんだよな。人間不信の双子が周囲とのあったかい触れ合いで真人間になっていく感じなのかぁ…と思っていたが全然違った。序盤の話を見てまさかガチのサスペンスが始まるなんて思わねえよ…

・みっちゃんと一条家の天井裏の秘密を見つけてしまったあたりからの謎がだんだん明かされていく展開はどちゃくそ面白かった。ホラー要素や仲間と協力するシーンもあって満足度高かった。最後はハッピーエンドで終わってよかった。

・序盤は『坂本ですが』の記憶が無くても微妙だった感は否めないが、後半の展開まで見ればいい作品だったと思う。

 

東京リベンジャーズ 天竺編

・3期。未来にタイムリープするたびに状況が悪くなってるような気がけど気のせいか?

・今までで一番たけみっちがカッコよかった気がする。たけみっちの武器である「人を惹きつけるカリスマ性」と「おきあがりこぼしのように何度でも立ち上がる耐久力」が存分に活かされていた。ここにきてようやくたけみっちのカッコよさに気付くことができた。あと、マイキーくんがちゃんと無双してて、「マイキーくんってつえーんだな」ってなった。あんま戦ってるシーンを見たことない気がする。

・ヒナタにタイムリープの話をしたのは結構衝撃的だった。それでも受け入れてくれるヒナタが非常によかった。ヒナタがマイキーくんやドラケンくんにたけみっちのタイムリープの話をして二人を再起させるシーンもアツかった。こういう物語の根幹に関わる秘密を話すシーンを見ると、物語もクライマックスに向かってるんだなと感じてワクワクしてしまう。

・因縁の相手である稀咲も死んで、未来がどう変わってるか気になる。なんなら、これでクリアまであると思うけど。原作の最終盤は不評だったらしいが、こっからどうやったら台無しにできるんだ?

 

MFゴースト

・設定自体は『頭文字D』の近未来らしいが、別に『頭文字D』を見てなくても楽しめた。『頭文字D』のキャラの名前や未来の姿が出てくるので、知ってる人にとっては激アツなのかもしれない。ただ、女の子のキャラデザは現代風にして欲しかったよなぁ。

・日常シーンは最小限に抑えてほとんどのシーンをレースに割いていたが、そのレースがどちゃくそ面白かった。マシンの設定とかを理解してるわけでもなく、スーパープレーも「多分滅茶苦茶すげーことしてるんだろうな」くらいの理解で見てたのにどちゃくそ面白いんだからすごい。主人公のカナタがテクニックで魅せるタイプのキャラであり、高性能の車たちを超人テクニックで抜き散らかしていくのは爽快感があった。

・ヒロインの恋(CV:佐倉綾音)はカナタの下宿先の一人娘のJKであり、レースクイーンのバイトをしているが、衣装はどすけべだし、きわどいことやらされたりしていて笑ってしまった。しかも両親公認だし。この世界のポリコレは消滅してしまったのか?

図7 7番ちゃん(西園寺 恋)(CV:佐倉綾音

・レースの途中で最終話が終わるという中途半端な終わり方をしていたのだけは気になった。2期やるとはいえそんな中途半端なところで終わらなくていいのに…。

・OPが今季トップクラスで耳に残る曲だった。息子(保育園児)と一緒にこれを見てた上司がOPが無限に脳内再生されると言っていたがあながちわからなくもない。ちなみにこの曲自体はアニサマ3日目に初めて聞いたが、そのときはアニメ本編がここまで面白いとは夢にも思わなかった。

 

Helck

・2クール目。序盤のギャグっぽさは完全に消滅し、後半はずっとシリアスだった。それでもちゃんと成立するんだからすごい。そのへんのしょーもないシリアル*3アニメたちも見習ってくれ。

・2クール目の半分以上の尺を使ってヘルクの過去回想をやるというかなり尖った構成をしており、途中からヴァミリオ様の相槌すら消滅してしまうくらいがっつりやっていたが、ダレることなく見入ってしまった。世界観の説明も兼ねてたので興味を持って見れたというのも大きいかもしれない。1クール目でめっちゃ明るかったヘルクが重い過去を背負っていてびっくりしたが、もしかして1クール目のギャグっぽい感じはこの回想のための布石だったのか?回想のおかげでヘルクの行動原理もわかったし、過去を明かすことでヴァミリオ様との絆もより深くなるというかなり役割が持てる回想シーンだった。

・EDのサビでヘルクとヴァミリオ様が背中を向け合って戦ってるシーンを「かっけぇ…」と思いながら見ていたが、過去回想に尺を使いすぎたのもあって、本編の共闘シーンが短かったのは残念。二人のコンビネーションとか見たいけどな~。原作は完結済みなので、完結までアニメでやって欲しいところ。

 

葬送のフリーレン

・今季トップクラスの話題作。OPにYOASOBIを起用したり、初回放送を金曜ロードショーでやってみたり*4と一般受けを狙いにいってる努力は伝わってくる。それにしても、フリーレンといいアーニャといい種﨑敦美ちゃんが一般受けしそうなアニメで主役を張るようになってて俺うれしいよ。

・話の内容というよりは設定で面白くなってる気がする。冒頭のワクワク感はすごかった。そのワクワク感は徐々に薄れているので、ストーリーのほうで盛り上げていって欲しい。今のところ、アウラを倒したのがピークだけど、2クール目でこれを越えられるのだろうか。

・最初はフリーレンとフェルンの年の差百合を楽しめるのかとワクワクしていたら、間にシュタルクが挟まってきてキレ散らかしそうになってた。しかし、それは大きな誤解であり、この作品の真の魅力はシュタフェルだった。この2人のやり取りかわいすぎないか?最近はシュタフェルのために見てるまである。まさか、この作品の正体がラブコメだったとは…。

・作画もかなりいいので、戦闘シーンは見ごたえがある。アウラ一味との戦闘とか迫力あったもんな。どうでもいいが、旧Twitter(現X)を見ていると、あたかもアウラがメインキャラであるかのようなイラストが多数投稿されてて笑ってしまう。本編ちゃんと見ました?あと、たらればはありえませんが、リーニエ(CV:石見舞菜香)が死ぬシーンで断末魔をあげてくれたら、ぼくは絶頂していたかもしれない。

 

16bitセンセーション

・現代のイラストレーターのコノハ(CV:古賀葵)が1990年代にタイムスリップして美少女ゲームを作るという内容。制作環境は当時を再現してるらしく、その辺の話だけでも面白かった。ご先祖様たちはあのような絵で抜いてたと思うと、現代の技術の進化には感謝せざるを得ない。

・前半は美少女ゲームの制作に焦点を当てており、守との関係性の進展も含めて見ていて楽しかった。別のところから来た主人公が、周囲にいい影響を与えていくっていう流れ、好きなんだよな。守くんも徐々に丸くなり、コノハとの間に信頼関係が築かれていくのがよかった。一人だけタイムリープのことを知ってるのもいいよな。二人だけの秘密的な。

・後半はSFの設定の風呂敷を広げすぎた感はある。話のスケールに対して尺が足りてなかったよなぁ。時代を変えるゲームを作ってタイムリープし、元のアキバを取り戻すという展開自体はよかったが、肝心のゲーム制作の過程をスキップしちゃったのはうーん。ゲーム制作は前半でやったからいいでしょということかもしれないが…。そもそもSF設定自体をうまく消化できてなかった感はある。最後に守と再会したシーンは物語の終着点としてはよかったが、そこまでの過程をあまりにも飛ばし過ぎだった気もする。

・この作品の一番よかったところはとにかくコノハがかわいかったところ。元気系のオタクキャラ、いいなぇ~。古賀ちゃんの声との親和性も高かった。あと、肩出しの服がえっちだった。どうでもいいが、コノハがエロゲをプレイするときにどういう気持ちでえっちシーンを見ているのか、わたし気になります!

図8 秋里コノハ(CV:古賀葵

 

盾の勇者の成り上がり Season3

・3期。2期は正直微妙だったが、3期は持ち直したんじゃないかと思う。

・3期のメインは他の四聖勇者たちとの和解。剣の勇者と和解後にドラゴンの村のエピソードを入れたり、弓の勇者の説得の為にリーシエが頑張ったりとグッとくる場面が多かった。四勢勇者たちは結構イヤなヤツとして描かれていたが、和解のするうえでそれを中和するためのエピソードとしては十分だったと思う。

・3期になって、新ヒロインとしてアトラ(CV:小原好美)が追加されたが、戦闘能力があるうえにかわいいということで、完全にフィーロのポジションを奪ってしまった。というより、3期のフィーロはただの乗り物に成り下がってた感ある。尚文に対して結構がっつり好意を持ってるっぽいので今後の活躍に期待したい。続編もやるらしいし。

・どうでもいい話だが、盾の勇者くらいの戦闘作画が個人的には一番好きというか見ていて楽しい。ゴミアニメに目が慣れてしまった身としては、『鬼滅の刃』や『呪術廻戦』みたいにめちゃくちゃ動く戦闘シーンは目が追い付かない。

 

め組の大吾 救国のオレンジ

・1クール目。特別救助隊が舞台。内容はどちらかというとドラマ向けではあるが、過酷な救助シーンを描くにはドラマよりもアニメの方が向いてるという説もある。

・序盤の訓練編はそうでもなかったが、特別救助隊に配属された後のエピソードは面白かった。救助するために知恵を出したり、自らの身を顧みずに救助に向かう姿を見ると十朱や斧田の熱い想いがこっちにも伝わってくる。十朱と斧田の関係も最初はどうなることかと思ったが、お互いに信頼し合ってるようでよかった。十朱が斧田のことを信頼してるのが個人的には意外だったけど。

・1クール目だけで3つの現場が出てきたが、どれも面白かった。中華料理屋のおっさんが助かって営業を再開できたシーンとか思わず泣いてしまったんだよな。話の出来はかなりいいと思うので、2クール目も期待したい。

 

SPY×FAMILY Season2

・2期。世間的に周知されている部類のアニメだが、『鬼滅の刃』や『呪術廻戦』、最近だと『推しの子』と比べると知名度が落ちる感はある。ギャグ主体のアニメだからこんなもんという気もするけど。

・2期の主な舞台は豪華客船であり、ヨルのエピソードがメイン。どっちかというと日常系の話のほうが好きだが、これはこれで面白かった。ヨルさんが活躍すればするほど、正体を見抜けないロイドがポンコツになっていくけどそれはいいのだろうか?あと、この作品アーニャが意外と頭回るのがいいよな。これでアーニャがマジでバカだったらとっくに家族崩壊してる。

・作画は当然いいので戦闘シーンがその辺のしょーもない異世界と比べ物にならないくらい動いてて格差を感じずにはいられなかった。WIT STUDIOとCloverWorksの本気を感じる。ギャグアニメに割くリソースではない。

 

シャングリラ・フロンティア

・1クール目。クソゲーマニアのサンラク(CV:内田雄馬)が神ゲーと称されるVRゲーム”シャンフロ”をプレイするという内容。クソアニメからクソアニメニウムを摂取することを生業としている身としてはシンパシーを感じる部分がある。あと、バグまみれのクソゲーを見ているとBDSP(バグだらけスペシャル)*5やスバイレット*6のことを思い出して悲しい気持ちになってしまう。

・意外とクソゲーマニアの設定が活かされてて面白い。サンラクのゲームスキルの裏付けとして使われることが多いが、妙に説得力がある。ゲームの内容もそれっぽさがあるので見てて楽しい。旧知の仲の友人たちとパーティを組んでユニークモンスターを倒しに行くという展開、やっぱワクワクするよな。

・ヒロインは和氣あずみのキャラらしいが、どう考えてもエムル(CV:日高里菜)のほうがヒロインっぽい。エムルかわいいんだよな。単体のパワーも高いし、サンラクとのやり取りも見ていて微笑ましい。そういえば、内田雄馬日高里菜が結婚したので中の人たちが夫婦になったにのが面白い*7。そういう目で見るとまた違った面白さがあるかもしれない。

・どうでもいいが、作中に「便秘」と呼ばれてるクソゲーが登場してるのを見て、剣盾の「大便*8」を思い出して吐いてしまった。もしかして、ゲーフリがそのクソゲーを作っていませんか?

 

アンダーニンジャ

・今季一の雰囲気アニメ。雰囲気だけでまあ面白いから細かいところを気にせずに見るなら別にいいが、ちゃんと理解しながら見るには勢力図と時系列をちゃんと頭に入れとかないとマジで分からなくなる。

・世界観は独特かつシュールだが作画や空気感がマッチしていてすんなり受け入れられた。雰囲気アニメでここまでしっかり雰囲気が出てるアニメもなかなかない。コミカルなシーンも多いので暗くなりすぎず、かといってグロい描写もちゃんとやっていてバランスが取れてたと思う。

・衝撃的だったのは最終話。まさか主人公が死ぬとは思ってなかった。最後には次期主人公っぽいキャラが登場しており、続きが気になる終わり方だった。雰囲気アニメでこれほどまで続きが気になる作品は初めてかもしれない。

・あと、安済知佳のキャラがえっちだった。というか安済知佳の演技とあまりにもマッチしすぎてた。

 

B

ひろがるスカイ!プリキュア

・この時期のプリキュアはダレるので仕方ない。定期的にソラましを摂取することができるのは強い。これじゃあ全国の女児たちが百合に目覚めちまうよ。

・エルちゃんがキュアマジェスティに変身できるようになったが、通常形態とプリキュア形態で明らかに知能に差があって笑ってしまう。プリキュア形態のときに通常形態のことを思い出したら恥ずかしすぎて落ち着いていられない気がするが…。

・ぶっちゃけ敵キャラの目的がよくわかってないのはぼくだけ?よくわかってないせいで、プリキュアとの戦闘がただのノルマ消化にしか見えないんだよな。残り1ヶ月でどうまとめてくるのだろうか。あと、どうでもいいい話だが直近まで結構シリアスな内容やってたのに普通にクリスマス回やってて、「ああ、普通にやるんだ」と思った。

・提出前に最終話を迎えてしまったので追記。最終話付近は王道のアツい展開なうえにソラましをふんだんに摂取することができてよかった。最終話で百合を摂取できるプリキュアは神ってそれ一番言われてるから*9。あと、たらればはありえませんがエルちゃんの成長がもっと早ければと思わざるを得ない。マスコット枠も兼ねてたから仕方ないとはいえあまりにももったいなさすぎる。

 

デッドマウント・デスプレイ(第2クール)

・2クール目。1クール目は話がわかりやすかった印象だが、2クール目になって勢力が複雑になってからは理解が追い付かない部分が増えてきた。勢力図が欲しい…。

・雰囲気で見ていた節はあるが、それでも面白かった。なんで面白かったのかはよくわからんけど。勢力図はイマイチよくわかってなかったとはいえ、個々のキャラクターのパワーは高かったので「こんなやついたっけ?」状態にまではならなかったのがよかったのかもしれない。敵か味方かはよくわかってなかったけど。雰囲気で見てたせいで何が解決して何が解決してないかはよくわかってない。

水瀬いのりの狂気系キャラからしか摂取できない栄養素を摂取することで健康になることができた。こいついつも水瀬いのりの特定のキャラからしか摂取できない栄養素を摂取してるな。

 

ラグナクリムゾン

・1クール目。本題にはいるまでの話が長すぎる。

・最序盤はレオ(CV:水瀬いのり)がヒロインっぽい振る舞いを見せていたがわりとすぐ退場してしまって悲しかった。結構いいキャラだと思ってたのになぁとがっかりしていたら、アルテマティア(CV:上田麗奈)(ヒロインじゃなくて敵だけど)やスターリア(CV:日高里菜)(本当のヒロイン)とさらにパワーが高いヒロインが出てきてビビった。まさか、レオレベルのキャラが”繋ぎ”になるとは…。アルテマティアは上田麗奈の正しい使い方をしていてキャラ魅力が存分に出てるし、スターリアはあまり見ないタイプの日高里菜の使い方してるし、口調も相まってかわいい。女キャラがかわいいだけで見るモチベになるんだよな。

・狩竜人VS翼の血族という構図だが、どっちを応援しながら見ればいいのかよくわかてない。主人公陣営は狩竜人だが、別に翼の血族がガチの悪役という描かれ方をしているわけでもないのでこっちに感情移入することもできてしまう。両陣営にかわいい女キャラがいるのでなおさら。

・1クール目は導入といった感じだったので2クール目に期待。戦闘が本格化してダレないかは不安だが、女キャラが強いので見るモチベが無くなることはなさそう。

 

僕らの雨いろプロトコル

・eスポーツという今までありそうでなかったジャンルがテーマ。作中で出てきたゲームはFPSだったが、グラフィックがあまりにも安物っぽすぎて笑ってしまった。これでeスポーツアニメを名乗るのは恥ずかしいと思う。戦略とかエイムみたいな技術はほぼ取り上げられてないので、eスポーツアニメとして見るのは多分間違ってる。あと、普段の作画もよくないのでたまにいっこく堂現象が起きてた。

・じゃあ何のアニメかというと実はラブコメアニメなんだよな。年上のしっかりものの幼なじみののぞ姉(CV:水瀬いのり)、人気女優だが実生活はゲームオタクそのものであり、実は主人公とゲーム内で昔馴染みであるユウ(CV:雨宮天)、事故で足が不自由なヤンデレ妹の美桜(CV:麻倉もも)とおもしれー女が揃ってた。のぞ姉とユウが互いに嫉妬しあってたのも◎。ヒロインのパワーだけなら、その辺のラブコメアニメを凌駕してると言っても過言ではない。あと、水瀬いのりの年上幼なじみキャラからしか摂取できない栄養素を摂取して健康になることができた。

・ユウの身バレの話や妹ちゃんのリハビリの話など最終話前まで問題が山積みであったが、最終話であっさり全部解決して笑ってしまった。まあ、これくらい潔いとかえって気持ちいいけど。個人的にはユウ=ばくれつくんであることが最後まで明かされなかったのが心残りではあるが、エロゲだったら個別エピソードに入った後にバレるのが定石だと思うので、共通エピソードが終わった段階の最終話でそこまでいかないのは仕方なかったのかもしれない。

・どうでもいいが、CV:杉田智和のキャラがどちゃくそいい人で笑ってしまった。あの見た目で作中一のぐう聖だとは思わんでしょ。

 

ウマ娘 プリティーダービー Season3

・3期。2期があり得ないほど面白かったのでハードルが必要以上に上がってしまっていたせいで、面白かったけど思ってたほどじゃなかったという評価になってしまった。

・今回の主人公のキタサンブラックトウカイテイオーに影響を受けたということで、ちゃんと話が繋がってることを感じれたのはよかった。ウマ娘もこういうエピソードを作れる段階に入ってきたんやなって。

・2期と比べると盛り上がるシーンが少なかったように感じる。まあ、号泣ポイントが4ヶ所*10もあった2期がおかしいという話ではあるが。3期はキタサンブラックのデビューから引退まで全部やってるので、史実を知っていたら盛り上がれたのかもしれない。

 

でこぼこ魔女の親子事情

・日常系。ちっこい母親魔女のアリッサ(CV:古賀葵)とでっかい娘魔女のビオラ(CV:水樹奈々)の日常。アリッサがとにかく可愛かった。古賀ちゃんのツッコミ系のキャラすこ。

・全体的にゆるーい感じで面白かったが、もう少し親子メインの話が欲しかった。サブタイトルをキャラが多いので、ちゃんと二人がメインになって話が進む回が意外と少なかった気がする。よくわからんゲストキャラの話よりも親子の話を見たいんだよな。

・EDの途中に次回予告を挿入するというあまり見ないタイプのことをしていてオシャレだった。『冰剣の魔術師が世界を統べる』のシームレス次回予告もオシャレだったが個人的には途中に挿入する方がすこ。Angelaの曲とマッチしてたのも◎。

・どうでもいいが、アリッサの友人たちの声優が大地葉関根明良ということで、実質『プリンセス・プリンシパル』の2期と言っても過言…だったわ。プリプリ第4章はいつですか…?

 

柚木さんちの四兄弟。

・柚木さんちの四兄弟の日常を描いた作品。親代わりの長男、常に落ち着いている次男、クソ生意気な三男、達観している四男ということで、見ているととにかく三男にヘイトが溜まっていった。

・日常系だがギャグというよりはハートフル系。話の内容も結構リアリティがあって、感情移入はしやすかったと思う。ホモ要素もほとんどないので、そういう類の不快感はなかった。

・ただし三男、テメーはダメだ。中学一年生なのでクソ生意気な時期であることはわかるが、あまりにも生意気すぎてこいつの話だけ不快だった。しかも、こいつの良い一面をプッシュする回も無かったので、一度も株が上がることなく終わってしまった。ブラコンの次男は三男のどこに惚れ込んでるのかよくわからん。

 

カミエラビ

・じんが脚本ということで悪い予感しかしなかったが、蓋を開けてみれば普通に面白かった。世界観もストーリーも面白いし、キャラ魅力もあった。

・世界観は独特だが、主人公陣営のキャラクター達は当番回の後に主人公陣営に加わるという構成なので、キャラクターの背景や能力については理解しやすく、置いてけぼりを喰らうことはあまりなかった。このタイプの作品でついていけるような構成にしてくれてるのはかなりありがたい。

・主人公の能力だけ代償がデカすぎるのが気になるが、そのあたりは2クール目で補完されるんだろうか。いろいろ謎が残ったままなので、とりあえず2クール目まで見ないとなんとも言えない。ここからさらに面白くなる可能性もあるけど、こういうのってだいたい途中で失速するから油断できない。

 

SHY

・恥ずかしがり屋な日本のヒーローのシャイが主人公。ヒーローとして経験を重ねていくことで自信をつけていく…のかと思いきや後半はそもそもシャイの存在が空気になってた。シャイのキャラパの高さを活かしきれてなかった。

・とりあえず、シャイの衣装があまりにもえっちすぎる。本人も恥ずかしい格好という認識があるのもポイント高い。序盤はこれだけで話に引き込まれたと言っても過言ではない。1話で助けた小早川さんとも仲良くなり、EDも相まって百合の雰囲気も出ていて非常によかった。前半の雰囲気を維持してればかなり面白くなってたと思うんだけどなぁ。

図9 あんなカッコ

・後半はペペシャの過去がメインだったが、あまりにも長くてダレてしまった。6話以降全部この話だったので、気合入れて描きたかったのだとは思うが、長いうえにシャイも空気になっていて、見たかったものと違うなぁと思いながら見てた。もっとシャイと小早川さんの百合が見たかった…。

・ヒーローものだけあって、戦闘作画はよかった。シャイの衣装がえちえちということもあって、画面に釘付けになってしまった。あと、シャイがボコボコにされてるシーンがなかなかえっちだった。ヒーロー凌辱だぜ!

図10 ボコボコにされるシャイ

 

聖女の魔力は万能です Season2

・2期。1期で問題*11が解決しちゃったので何するんだと思ってたけど、エロゲのFDみたいな内容をやってた。

・追加エピソードみたいなのをずっとやっていた。本筋の話は1期で終わっているのでキャラを魅せるためのエピソードになっており、面白くないわけではないけど2期やるほどではないよな~と思いながら見ていたが、最後の最後でセイとアルベルトが結ばれたのはめっちゃよかった。ちゃんと結ばれるところまでやるんだ~と感心してしまった。これやるんだったら2期必要だわ。

・どうでもいいが、通勤中に男子中学生たちが今季アニメについて話していたので盗み疑義していたら、面白いアニメとしてこれを挙げていて驚いた。今の中学生たちはこういうの見るんすね。まあ、主人公かわいいもんな。石川由依のパワーを活かせてるし。

 

ひきこまり吸血姫の悶々

・本当は弱いことを隠しながら戦っていく感じなのかと思ったら、能力の発動にリスクがあるのと本人に自覚がないだけで普通に強くて草だった。そのせいで、実力隠す系としても無双系としても中途半端になっていた感はある。

・ストーリーは微妙だったが、女キャラはかわいかった。特に、嗜虐心をくすぐる感じがとてもよかった。死んでも復活する設定のおかげか女キャラクターがボコられたり刺されたりするシーンが多かったのもあって、そういうのを楽しむためのアニメになってたまである。

図11 刺されるヴィル

百合要素も多く、キャラクターを楽しむためのアニメとして見れば役割が持てると思う。

石見舞菜香が演じるサクナが非常によかった。石見舞菜香の過去に闇を抱えているキャラからしか摂取できない栄養がある。あと、七紅天闘争の戦闘シーンで石見舞菜香の演技が烈核解放しててすごかった。石見舞菜香は天才ってはっきりわかんだね。

 

陰の実力者になりたくて! 2nd season

・2期。世間的には結構人気らしいが、なんで人気なのかよくわかってない。個人的にヒロインはかわいいと思うが、主人公が痛々しすぎて受け付けられない。学校を襲てきたテロリストを人知れず倒していくみたいな妄想が好きだった人には受けるのかもしれない。それならぼくに刺さってもおかしくないはずだけどなぁ。

・主人公は受け付けられないが、ヒロインはかわいいので、主人公の登場シーン以外はよかった。まあ、今シーズンの場合は主人公はおいしいところまで出てこないことが多く、意外と登場シーンなかったけど。クレア(CV:日高里菜)とローズ王女(CV:白石晴香)が好きな身としては今シーズンは結構楽しめた。女キャラがよければ見るモチベになるといういい例かもしれない。

 

最果てのパラディン 鉄錆の山の王

・2期。ヒロインがおらず、男だけのパーティで旅をするという硬派な異世界。話は異世界の中でも面白い方なので全然見れるが、流石にヒロインがいないと見るモチベーションの維持が難しい。

・展開が淡々としてるので、よく言えば無駄なシーンがない、悪く言えばお楽しみ要素が無い。しょうもないシーンを入れて興ざめになるよりはマシだけど…。

・話は面白いが、1期前半の面白さは越えられなかった。そう考えると2期やらなくてもよかったのでは?異世界アニメとして楽しむ分には面白いが、最果てのパラディン2期として楽しむには期待外れだったかもしれない。

 

B-

星屑テレパス

・ぼざろ以来のきらら枠であり、2023年唯一のきらら枠。昔はきらら枠ってだけでアイデンティティになっていたが、最近はきららブランドの力もなくなってる感じがある。あと、きらら枠をFOD独占にするのは悪手すぎる。きらら枠というだけで見てくれる層は一定数いるのに、それを切ったら誰も見てくれないんだよな。視聴者よりも金の方が大事なのはわかるが。

・個人的にきらら枠はブヒ性能特化日常系(ごちうさ、おちフル等)、テーマ特化系(ゆるキャン、スローループ等)、ファンタジー系(うらら迷路帖RPG不動産等)の3つに分けられると思っているが、今作はどのスタンスで見ればいいのかよくわからなかった。モデルロケットの解説はわりとちゃんとしていたので理系よりのテーマ特化系かと思いきや、メインキャラに宇宙人がいるというガチファンタジー要素も入っていて混乱する。宇宙人要素いらなかったよなぁ。

・主人公の海果はガチのコミュ障として描かれていたがこれもなかなかきつかった。ぼざろのぼっちはギャグとしてのコミュ障だったが、海果の場合はギャグにすらなってなかった。ぼっちの場合はギターがばちくそ上手いという特技があったが、海果の場合はそういうのもなく、物語中の役割を見出せなかった。何もない子の成長物語として見ればいいのかもしれないが、周りの介護が必須なうえに常人レベルへ成長するのを見守る感じなのでなかなかしんどいものがある。

・メインのモデルロケット制作が結局またたきのワンマンチームだったのもよくなかった。劇中でまたたきが他の3人は手を出さなくていいみたいなことを言うシーンがあったが、またたきの言う通りすぎるんだよな。実はモデルロケットの話は本質ではなく、海果の成長のための舞台装置でしかなかったのかもしれない。

・キャラでブヒれるかはきらら枠として重要なポイントだが、またたきと先生はかなりかわいかった。特にまたたきはお手本のようなツンデレっぷりが非常によかった。モデルロケットだけじゃなく、作品全体のキャラパもまたたきのワンマンチームだった感ある。先生は休日の髪をおろした姿がばちくそ可愛かった。それにしても、アニメに出てくる国語教師はどうして現代文担当ばかりなのだろうか。

図12 顧問の先生(休日の姿)

・どうでもいいが、劇中に"KY"が出てきて笑ってしまった。安全第一ってはっきりわかんだね。モデルロケットの発射スイッチにはキーがついてたし、安全意識は高いアニメだったかもしれない。

図13 ご安全に!

 

キボウノチカラ~オトナプリキュア'23~

・原作は妹と一緒に見ていたはずだが、マジで全然覚えてなかったので仕方なくWikipediaでキャラクターの設定を読んでから視聴した。なので、思い出補正はほぼない。正直、思い出補正があるかどうかで評価が大きく変わるs苦品だと思う。

・大前提としてぼくはSDGsガチアンチ*12なので、SDGsに寄り添ったストーリー構成は個人的に微妙だった。NHKからしょうがないのかもしれないが、ガチ子供向けならともかく、当時見ていた視聴者をターゲットにするのなら、もうちょっと硬派な内容にしてもよかったんじゃないかと思う。さんざん会社でSDGsの話を聞いてるのに、子供の頃見てた作品の続編にまでSDGsが出てきたら、世知辛すぎて泣いてしまう。

・大人になったプリキュアたちが、社畜になっていたり、自分を見失ったりしていたのは共感出来てよかったかもしれない。社畜になってしまったかつての子供たちに勇気を与える作品。でも、現実はこうもうまくいかないんだよな。

・春には魔法つかいプリキュアの大人ver.が始まるが、ANiMAZiNG!!!枠(テレ朝)なので、今回みたいな教育的な内容ではなさそうなので助かる。でも、最近のANiMAZiNG!!!枠は死んでるので…(詳しくは後述)。

 

魔法使いの嫁 SEASON2(第2クール)

・2期2クール目。1期の話はほとんど覚えていないが、2期に入って学園編が始まりそこで初登場したキャラや設定が多いおかげでまだついていけてる。まあ、ほとんど雰囲気で楽しんでるけど。

・1期の記憶はほとんどないとはいえ、1期と比べるとちせがちゃんと主人公してるなと思う。1期の頃は守られてばかりだった記憶があるので。逆に2期のエリアスの活躍をあまり思い出せない。エリアスに対して無能イメージしかないのは気のせいか?

・フィロメラまわりのエピソードは面白かったが、全部を理解できてるかと言われると答えはNO。これは多分ぼくが悪いんだよな。ちゃんと理解して見ればもっと評価上がると思う。ただ、ちゃんと見返すほどでもないんだよなぁ。

・1期の頃は種﨑敦美ちゃんが主役のアニメが珍しかったからそれだけで役割があたけど、今となっては至る所に種﨑敦美ちゃんが出てるからその価値も薄れてしまった。いいことだけどね。

 

ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~

・わがままが祟って処刑された皇女(ミーア)が12歳まで逆戻りし、処刑を回避するために人生をやり直すというストーリー。やってること自体は悪役令嬢モノと同じ。

・ミーア自体は特別かしこいわけでもないので、ミーアの何気ない行動を周囲が拡大解釈して好転していくのがこの作品のメインの流れ。本人の知らないところで評価が上がっていくパターン結構好きなので、最初は楽しみながら見ていたが、途中でただの異世界学園アニメに成り下がってがっかりした。終盤は学園外のエピソードだったので持ち直したが、どうしてこう異世界アニメの学園パートはつまらなくなるのだろうか。

・どこぞの時間逆戻りアニメと違って、ちゃんと前の世界の回想を挟んでくれるのでキャラクターの関係性だったり、ミーアの行動原理がわかりやすい。ここは評価ポイント。話の内容自体はよくある国を立て直す展開なので、基本的には周囲を振り回したり、逆に振り回されたりするミーアのリアクションを楽しむ感じ。ストーリー自体は特別盛り上がるポイントはなかったので、ミーアへの印象次第でこの作品の面白さが決まると思う。

 

七つの大罪 黙示録の四騎士

七つの大罪の続編。で、七つの大罪の続編として見てしまうと微妙に感じてしまう。高校2年生の頃に七つの大罪の1期をどちゃくそワクワクしながら見ていた身として、今作にワクワクを感じない。

七つの大罪は最初から味方パーティが強かった(というよりメリオダスがどちゃくそ強かった)のもあって爽快感があった*13が、今作は最初期から苦戦しているので戦闘に爽快感がない。最初から強いのと苦戦しながら強くなっていくののどっちが好きかは人によると思うが、個人的に七つの大罪の続編なら前者を期待していたのでうーん。続編であるというバイアスがなかったら特に気にならずに見てたと思う。

・一番印象が悪いのは主人公(パーシバル)が微妙なところ。好きになれる要素が無いんだよなぁ。メリオダスと比べるのは可哀想だとしても、普通の少年漫画の主人公として見ても微妙過ぎる。かっこよくもないし、愛らしいわけでもないし。あと、頻繁に「ファッ!?」って言うのは笑ってしまうからやめてほしい。

・1クール目終盤になって各キャラの個性が出始めたり、前作のキャラも出てきたりとどんどん面白くなってきてるので2クール目に期待したい。

 

アイドルマスター ミリオンライブ!

アイマス枠。ぼくはアイマス未履修なので、キャラクターはほぼ知らない。

・アイドルアニメはキャラが覚えきれず挫折することが多いが、これはまさにそれ。あまりにもキャラクターが多すぎる。ファン向けに作ってるという前提があるので、一見さんお断りなのは当然ではあるが、今回もほとんどキャラクターを覚えられないまま終わってしまった。ちなみにちゃんと覚えられたのは最上静香(CV:田所あずさ)と高坂海美(CV:上田麗奈)。前者はエピソード(父親がアイドル活動に反対している)が印象的だったから記憶に残った。というより、メインっぽい3人でこの子だけがエピソードで目立ってた気がするのは気のせいか?主人公っぽい子なんも印象に残ってないけど。後者が記憶に残ったのは完全に声優のおかげ。あと、水着回

当番回やらないとキャラクターのこと覚えられないけど、キャラが多すぎるせいで当番回後の出番がなくてそのまま忘れていくの繰り返しで記憶に定着しなかった感はある。たらればはありえませんが、プリコネみたいにメインどころ以外は1~2話限定のゲストキャラにしてくれてたら少なくともメインキャラクターたちは覚えられたかもしれない。

・曲は結構よかった。アイマスのアニメといえばライブシーンのクオリティみたいなところがあるが、それは今作も健在だった。とはいえ、最近のアイドルアニメはライブシーンのクオリティが上がっているので特別感は薄れてるけど。

・どうでもいいが、次回予告で『てってってー』が流れてて、「これ進研ゼミ(ニコニコ動画)でやったところだ!」ってなった。これって実在する曲だったのか…。

 

とあるおっさんのVRMMO活動期

・工場勤務の38歳の独身のおっさんがVRMMO内でイキるというなかなか痛々しい作品。もしかして、未来のぼくですか?

・"ソロプレイ”、”幅広くかつマイナーどころのスキルも習得しているのでなんでもできる”、”運営からも一目置かれている”、”本人はのんびりやりたいと思っている”というVRMMO系異世界の悪いところを網羅している。前3つはまあいいとして、最後のが一番痛いよなぁ。そういう信条だったとしても、人からの好意まで無下にして自分のことしか考えてないのはやばい。

・なんというか、現実世界では無能扱いされている弱者男性なら感情移入できるのかなと思った。VRMMOの世界では能力があり、いろいろな人から必要とされて仕切る側に回れるのが気持ちいいんやろなぁ。ということは、主人公に共感できるようになってしまったら人として終わり…ってコト!?

NPCのフェアリークイーン(CV:上田麗奈)がどちゃくそかわいかった。フェアリークイーンの存在がこの作品を見るモチベの10割を占めていると言っても過言ではない。上田麗奈の使い方だけは正しかったアニメ。おもんないアニメに上田麗奈でブーストかけるの違法だから法律で取り締まるべきだと思うんだよな。で、フェアリークイーンは主人公に対してしゅきしゅきアピールをしてくるが、主人公はちんちんがシナシナなのか意に介さず、適当にあしらったり挙句の果てにはキレ散らかすという理解不能な行動をかましてて、フェアリークイーンが不憫で仕方なかった。上田麗奈の声がして自分のことをどちゃくそ好いてくれる女に対して何も感じないとかこいつ本当にちんちんついてるのか?ここがこの作品で一番共感できなかったポイントだった。きっと現実世界で女から見向きもされなかったから、女を邪険に扱ってイキリたいんだろうなぁ。

 

帰還者の魔法は特別です

・世界滅亡直前に13年前に戻された主人公が、来る世界滅亡に備えて仲間を集めるというストーリー。帰還者の魔法のどこが特別なのかどうかはよくわからなかった。一応、相手の魔法を無効化するような魔法なので特別っぽくはあるがよくわからん。今後、明かされていくのか?

・せっかく13年前から戻ってきた設定なのに、過去回想をほとんどしないので前の世界で何があったのか、前の世界でのキャラクター同士の絡みなどの情報がほぼ公開されてないのがもったいない。キャラクターの深堀りをするいいツールだと思うんだけどなあ。あと、世界滅亡までにどんな出来事があるかも教えてくれないので、何をしていかないといけないのかも見えて来ない。全滅しないように仲間を鍛えてるのはわかるが、それだけじゃ勝てないだろうし。せっかくの要素を活かしきれていない感が否めなかった。

・ストーリーは前述の通り前の世界の回想がないため、やってることは普通の異世界と同じ。主人公ワンマンではなく、仲間たちもある程度戦えるのは好印象。まあ、主人公が相手の魔法を無効化する能力があるため主人公一人でも全然戦えてしまうが…。これだと戦力として頼るのではなく、死なないためだけに鍛えてる感あるよな。

・ヒロインのロマンティカは可愛かった。CV鈴代紗弓のぎゃーぎゃーうるさい女キャラからしか摂取できない栄養素があることを提唱していきたい。

・なぜか2期が決定してしまった。もう少し前の世界の回想が欲しいのでそこのところお願いします。

 

冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた

・タイトルであらすじを説明してくれるタイプのやつ。これだけ見ると娘の父親視点で話が進んでいくのかと思っていたが、父親視点と娘視点の両方を織り交ぜていく感じだった。まあ、実家にずっといる父親視点でできる話なんてたかが知れてるのでそりゃそうなんだけど。

・序盤の流れだと「実家に帰省したいのにトラブル続きで帰れないよ~」みたいなスタンスでいくのかと思っていたら、わりと序盤で実家に帰省しててこれまた思ってたのと違った。帰省しちゃったらもうやることないじゃん。その後は、事件を解決したり政治的なしがらみに巻き込まれたいといろいろやっていたが、結局何がしたい作品なのかよくわからなかった。やっぱ、娘が父親のことを好きなのは”キャラクターの設定”であって、メインストーリーにはなれないんだよな。

・話は微妙だったが、娘のパーティにいた魔法使いの女のおっぱいがおおきくてえっちだった。

 

婚約破棄された令嬢を拾った俺が、イケナイことを教え込む

・タイトルの”イケナイこと”は当然えっちなことではなく、日常のちょっとした幸せみたいな感じ。こういうミスリード系のタイトルって、もはやミスリードにすらなってない節があるので、逆に冷めるという説はある。

・タイトル通りのことをする日常モノだが、単調なため飽きがくるのが早い。ギャグが強いかキャラがブヒれるかで作品のパワーを担保していく必要があるが、どちらも微妙。”イケナイこと”っていうフリがあるのに、やってることは至極普通のことなので、ギャグとして連発するには弱すぎるのがしんどい。シャーロット(メインヒロイン)やエルーカ(主人公の義妹)はかわいいっちゃかわいいけど、やっぱパワー不足感は否めない。何を楽しみに見ればいいのかわからないまま終わってしまった。

・終盤のシャーロットの妹のエピソードはまあまあよかった。オチは最初から分かっていたようなものだが、姉妹百合はいいものなので仲直りするにこしたことはないんだよな。

 

私の推しは悪役令嬢。

・悪役令嬢に転生するパターンは今となっては王道になりつつあるが、今作は乙女ゲームの主人公になって悪役令嬢を攻略するという今までになかったタイプ。別に悪役令嬢モノではない。

・推しの悪役令嬢を攻略するということで百合アニメ…かと思いきやレイ(主人公)のキモイ行動にクレア様(悪役令嬢)が振り回されるだけでイチャイチャ要素はほぼなし。一応、回を重ねるにつれてクレア様の態度が軟化してはいるが、クレア様との関係を深めるエピソードよりも学院のイベントの話を始めるので進展はほぼゼロ。ゲーム内の話をなぞっていくのは悪役令嬢モノのパターンではあるけど、それは死を回避するために運命を変えていくから面白いのであって、ただ悪役令嬢とラブコメする分には別にいらないんだよな。レーネ(メイド)のエピソードとか、クレア様のキャラの深堀りをしてるように見せかけて、別に本筋と関係ないしなぁ。

・猛アタックするのに全然デレてくれない!みたいなノリで進めていくのかと思いきや、最終話直前に脳破壊女(クレアの初恋の人)によって二人の関係に溝をつくるという謎采配。しかも、最後まで見ても脳破壊女の行動原理がわからない。で、もろもろ解決した後、今までそんな素振り見せてこなかったのに急にクレア様がデレデレになって意味が分からなかった。こういう一方通行の愛だったのが次第に両方向になっていくタイプの百合は、その段階を楽しんでいくのがよいのであって、一気に振り切れるのは違うんだよな。

 

聖剣学院の魔剣使い

・タイトルに学院ってついてるけどあまり学院生活のイメージが無い。まあ、魔王学院の不適合者も学院生活のイメージほぼ無いし、別にそんなものなのかもしれない。

・この作品のいいところはヒロインがえっちなところ。別にえっちなシーンを売りにしているわけじゃないけど、なんかえっちなんだよな。特にメインヒロインのセリア(CV:石川由依)。主人公(レオ)によってヴァンパイアとなり、主人公の血を吸う描写もよくあったがとてもえっちだった。というよりセリアを見るためにこの作品を見続けてたまである。かわいいヒロインがいるだけで見る価値が生まれるんだよな。

・肝心のストーリーの方は微妙だった。キャラクターを魅せるための最低限のストーリーみたいな感じ。おもんないって程でもないけど特別盛り上がるポイントもないというか。あと、セリアが変身するシーンは一見盛り上がるポイントのように見えるが、OPに全く同じシーンがあったせいで「これ進研ゼミでやったところだ!」状態になって全然盛り上がれなかった。本編使いまわしのOPはこれがよくない。

・ところで、レオは魔王が転生した姿であるが、この設定いる?本編中であまり活きてた記憶がない。それどころか、転生の設定があるせいでセリアとの間のおねショタが見かけ上のおねショタになってしまってたので足を引っ張ってたまである。たらればはありえませんが、転生の設定が無かったら他のヒロインたちも含めておねショタハーレムとかいうこれ以上ないコアコンピタンスを獲得できていたかと思うと悔やんでも悔やみきれない。まあ、転生の設定が活きてないのなら転生設定を無視して楽しめばいいだけの話だが。

 

ポケットモンスター 新シリーズ

・リコのおばあちゃんとの再会~リコのおばあちゃんとの別れまで。

・以前までの感想を書いていないが、今シリーズの評価は現状新無印以下。ゴウは不快だったが、それ以上に今シリーズはキャラもストーリーもオワオワリ。

・3クール目にもなって、リコもロイもまともにバトルできないのはヤバすぎる。いつまでフリード頼りにするつもりなんだ?ピカチュウリザードンが活躍する方が絵になるのはわかるが、それだと二人が守られるばかりで成長しないんだよな。手持ちもホゲータとカイデンはともかく、ミブリムは非戦闘要員だし、ニャオハのメインウエポンは未だにこのはだし。制作側もあまりバトルさせる気はないのかもしれない。鍛えた技で勝ちまくり仲間を増やして次の町へを見たい人間は平成に取り残された時代遅れのおじいちゃんなのかもしれない。子供は大人に守ってもらう時代。そう考えるとなんでもこなしてしまうサトシは時代にそぐわないから解雇されたのかもしれない。彼も所詮は平成の人間だったのだ。

・話の内容も親ビ*14に配慮したのか今までのシリーズ以上に子供向けになってる。それでいて、ポケモンよりも人間のドラマに重きを置いているので見るに堪えない。リコ自身の精神的な成長も大事だけど、それだけをやりたいならポケモンである必要はないじゃん。あと、リコばかり深堀されてるので回を重ねるにつれてロイの影が薄くなってる。バトル担当ってわけでもないし、ロイの存在理由が無さ過ぎるんだよな。W主人公の必要性を感じられない。

エクスプローラーズも微妙なんだよな。もっと悪者らしく描けばいいのに親ビに配慮してるのかポンコツ感が否めない。ロケット団はそういうキャラだったからよかったのであって、もっと非道な感じにしてくれないと危機感が生まれない(危機感に関してはライジンボルテッカーズが暢気すぎるのも問題だが)。メンバー間の連携もとれてないし、悪役としては三流以下。

・今シーズンになってテラパゴスが復活したが、今のところはただのマスコット枠になってる。本編のDLCではテラパゴスの謎に関してそんなに深堀りされてないのでアニメでの補完に期待したいところだが、今のアニポケには荷が重すぎるかもしれない。

・それにしても、パルデアよりもガラルにいる期間が長いのはどういうことなんだ?カレーを作り始めたときは呆れを通り越して笑ってしまった。あまりにも今更すぎる。今のストーリーなら別に他の地方を回らなくてもパルデア内で完結させてよかったと思うんだよな。あと、ガラルでも普通にテラスタルしてたけどどういうこと?別にテラパゴスの影響ってわけでもなさそうだし。設定くらいはちゃんとしてくれ。

・『放課後のブレス』という神アニメがYouTubeで公開されていたが、今後は原作をベースにしたアニメは単発アニメでやって、アニポケは”アニポケ”というジャンルを確立していくのかもしれない。だから、アニポケを”ポケモンのアニメ”として楽しもうとしているのは間違っているのかもしれない。これは、ポケモンのアニメなのではない、”アニポケ”というアニメなのだ。

 

ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- Rhyme Anima +

・2期。世界観は相変わらずぶっ飛んでる。あと、タイトルにRap Battleってあるけど、基本的に先1ワンキルしかしてないのでタイトルを変えないと景品表示法違反になると思う。

・前半は1期の雰囲気があって面白かった。風呂井戸宙二の話とかお笑い芸人の話とか。一方で、後半は微妙になってしまった。グループ毎のエピソードはラップ込みでそのグループの特徴が出て面白いけど、大人数かつ話が壮大になりすぎるとその辺りの良い部分が消えてしまうのが良くないのかもしれない。シュールな世界観ならしょーもないことをやり続けてたほうが面白いよなぁ。後半は敵が強くなって後1にまでターンが回ってて感動する場面もあったが、ラップに特徴がなくなってしまってた。そこがトレードオフの関係になってるのか…。

 

経験済みなキミと、経験ゼロなオレが、お付き合いする話。

・ギャル(ルナ)と陰者(リュート)が付き合うラブコメ…なのだが、いかにもオタクが想像するギャルすぎてうーん。しかも、一昔前のオタクが想像するギャルだよな。そのせいで、見た目はギャル、喋り方はオタクとかいうオタクに優しいギャル以上に稀有な存在が出来上がっていた。

・ストーリーはガバガバのガバ。陰者とギャルが付き合うという前提はまあいいとして、リュートがナヨナヨしすぎてギャル側が惚れる納得感がなかった。ラブコメで一番重要なのはヒロインではなく主人公ってそれ一番言われてるから。ちゃんと行動は起こしてたタイプだとは思うけど、もう少しカッコよさを出してくれた方が…と思ったが、それだと陰者から共感を得られないからダメなのかもしれない。うーん。あと、話の流れ的に一切えすいばつしないのが理解できなかった。あれでえすいばつしないとかちんちんついてないのか?

・この作品で一番理解に苦しむのはヒロインの双子の妹(マリア)の存在。見た目清楚系かつヒロインのギャルの双子の妹でありながら、主人公の告白を振った女となれば一悶着どころか十悶着くらい起こせそうなパワーを持ってるのに、全然上手に動かせてなかった。ルナの悪い噂を流した件はあっさり解決するし、双子の入れ替わりとかいう「そういうのでいいんだよ展開」もあっさり終わるし、それを発端とする不倫の噂もあっさり解決するし、それでいいのか?と思わざるを得ない。最終的にはマリア側もきっぱり諦めちゃうし。こういうキャラを出すんだったらもっとドロドロしてくれないと出す意味が無いんだよな。クズの本懐ドメスティックな彼女みたいなのを期待してしまった身としては、残念で仕方なかった。まあ、陰者はドロドロした恋愛が苦手だから仕方ないね。あと、陰者が好きになるのはどう考えてもマリアみたいな女の子なんだよな。正直、マリアの登場でルナのパワーは大幅に下がったと思う。

図14 黒瀬海愛(CV:古賀葵

・それにしても、オタク友達の恋愛の話いる?あんなどうでもいい話するくらいだったら妹ちゃんの話を掘り下げてくれ。伊地知(CV:落合 福嗣)の話はともかく、仁志名(CV:阪口大助)の話は絶対いらなかった。あと、伊地知がギャルに「顔しか見てないんだ」みたいな感じで振られたのに、最終話で痩せた伊地知が好きな俳優にそっくりになって一目惚れしてたのを見て爆笑してしまった。どの口で言ってるんだ。やっぱり顔が一番大事というのが"答え"ということでいいのか?

 

はめつのおうこく

・一言で言うなら、何がしたかったのかよくわからなかった。

・この作品、2~3話でやってることがころころ変わる。人間への復讐っていうメインとなる軸がブレなければまだいいけど、ドロカ(CV:和氣あずみ)の存在のせいで中盤はそんな要素もなくなり何がしたい作品なのかわからなくなった。最初の頃に復讐のために街を破壊してたときが一番面白かったまである。呑気に二人で旅を始めたときは思わず横転してしまった。

・何が一番よくないかと言えば、シリアスシーンにギャグシーンをぶち込んでくること。あまりにも緊張感が無さすぎる。雰囲気ぶち壊しなのはもちろん、こっちもどういう心持ちで見ればいいのか分からなくなる。典型的なシリアルアニメだった。

・あとはドロカに終始イライラしてた。無能なのに一丁前にでしゃばってくるキャラクター嫌い。危ないからここで待ってろって言われたのに後を追いかけてトラブルを起こすんだから邪魔としか言いようがないんだよな。主人公は何でこいつのことを捨てなかったのか理解に苦しむ。終盤で目を潰された後も、目が見えないままうろついててため息が出てしまった。あと、シリアスシーンのギャグもだいたいこいつのせいなので、この作品の大戦犯はこいつだと思う。

 

暴食のベルセルク

・順当につまらなかったとしか言いようがない。設定もストーリーもキャラクターも全くそそられなかった。ヒロインは〇。

異世界アニメは話がおもんなくてもヒロインが可愛ければ見る気力が湧くとされているが、今作の主人公はほぼ一人で行動するためヒロインの活躍シーンがほとんどない。主人公の戦闘シーンも能力的に映えるわけでもなく、相棒の剣との会話も似非少年漫画感があってときめかない。マジで見所が無かった。

・ヒロインは可愛かった。ロキシー様はビジュアルも性格も正統派ヒロインあったのに出番が少なかったのが悔やまれる。マインは華奢な見た目ででけぇ斧を振り回すとかいうオタクが大好きなタイプのキャラ*15でこれまたよかった。正式に仲間になってくれればよかったのに。

・OPはカッコよかったと思う。

 

豚のレバーは加熱しろ

・途中で一週落としたうえに、最終話の放送日も未定なのでまだ終わっていない。Project No.9、お前もう船降りろ。

・前は自販機に転生しているアニメがあったが、自販機はいろんな種類の自販機に変身することで戦闘なりコミュニケーションをとることができたが、飛べない豚はただの豚という言葉があるように豚に転生してもまあ何もできない。自販機に勝っているのは自立歩行できることくらい?一応、ヒロインには思考がダダ洩れなので自販機と違って完璧なコミュニケーションをとることはできるが…。

・この作品の楽しみポイントとしては、ヒロインに思考がすべて読まれるので、変な妄想もすべてヒロインに伝わってしまうというシチュエーションと、ヒロインに「豚さん」と呼んでもらえるところくらい。これ自体は非常に良いが、これだけで12話戦いきるのは厳しいものがある。ストーリーも頑張って伏線を作ろうという気概は感じるが、特別面白いわけでもない。なにより、豚の独白が痛すぎて見ていてしんどい。あと、序盤の音ゲーシーンがあり得ないほど滑っていてそこで見限ったというのもある。

・たらればはありえませんが、ヒロインのCVが自分の好きな声優だったらどちゃくそ楽しみながら見れたかもしれない。鴨乃橋ロンの石見舞菜香の「この豚」でどちゃくそ興奮したので毎週「豚さん」なんて言われようものなら絶頂していたかもしれない。

 

C

ダークギャザリング

・2クール目。1クール目の頃から微妙だったが2クール目も改善されなかった。

・2クール目まで見てて思ったけど、これって螢多朗と詠子いる?ずっと足引っ張ってたイメージしかないけど。戦闘要員は夜宵ちゃんだし、ブレーンも夜宵ちゃんだし他の2人がいらなさすぎる。詠子は車を運転する役割があるが、螢多朗に関しては活躍シーンを思い出せない。

・物語中に登場する霊の種類は多いが、解決パターンはワンパなのでマンネリ化していた。まあ、夜宵ちゃんしか戦闘できないからそうならざるを得ないわけだけど。それもあって、物語的に盛り上がるポイントがなかった。面白くないというよりはつまらないが合ってる作品だった。

 

攻略うぉんてっど!~異世界救います!?~

・中華アニメ。ゲームの世界に転生するタイプの異世界転生。こういうのが制作されてるのを見ると、中国で異世界転生が人気であるという事実を受け入れざるを得ない。

・メイン二人はどっちも転生者であり、かつての家庭教師(イノー)とその教え子(エンヤァ)なので現実世界での面識がある。そしてどっちも女。設定だけ見るとなかなかよさげだが、我々の期待するような百合描写は一切ない。この時点で「違うなぁ」と感じずにはいられないが、イノーがエンヤァに厳しくあたる展開が大半なので見てて楽しくない。一応、お互い信頼してるような描写はあるがそれをもっと表に出してくれ。それがないと、最後にエンヤァがイノーを救うシーンに意味が無いんよ。あと、イノーが終始イキリ散らかしてるのが見ててしんどかった。どうして異世界に転生した女はイキリ散らかしてしまうのか。

・話の中身はとにかく味がしなかった。異世界を救って現実世界に戻るのが目標ではあるが、その目標までのロードマップもよく見えてこないし、畑仕事し始めたり、よくわからんガチャを回し始めたときは頭を抱えてしまった。いったい何がしたいんだ?ゆるーく冒険するにしてはイノーとエンヤァのやり取りがおもんないし、冒険をメインでやるには内容が陳腐すぎて何がしたいのかわからなかった。

・どうでもいいが、毎話Cパートでしょーもない寸劇をしていたが、内容がつまらないうえに地味に尺が長い。これが一番きつかったまである。

 

お嬢と番犬くん

・ヤクザの娘(JK)の一咲とその世話役の啓弥との間のラブコメ。世話役は26歳だが、年齢を偽って高校に通うので物語の舞台はほとんどが高校。せっかく同じ家に住んでてお互いのことを昔から知ってる設定なのにあまり活かせてた気がしない。ヤクザの設定も、娘がさらわれたくらいでストーリーにあまり関係がない(一応、ヤクザとの恋愛について葛藤するシーンはあるが、だからどうというわけでもない)。

・舞台はほぼ学園生活でヤクザ設定がほとんど活きてないのでまあ見所が無い。文化祭の演劇で一咲を取り合うのも別にヤクザである必要ないもんな。なにより、あの展開をしといてえすいばついしないのはおかしいと思うんだよな。一咲の気持ちがよくわからん。そもそも、啓弥のどこをカッコいいと思ったのかもよくわからん。カッコいい要素合ったか?あと、啓弥のCVを梅原裕一郎にしたのはミスだと思ってる。梅原裕一郎だと知的な感じが出ちゃうんだよな。

・作画もなかなかにヤバイ。キャラクターの顔が見てて不安になるのは序の口で、カットによってキャラクターの服装が変わったりと本当にチェックしたのか怪しいレベルのガバガバ具合。Project No.9、お前もう船降りろ。話のガバガバ具合と作画のガバガバ具合が合わさって、ここ数年でトップクラスで質の悪いラブコメになってしまった。

 

ポーション頼みで生き延びます!

・転生して神様からチート能力を授かるという王道の異世界転生。今回授かってるのは「思った通りの効果のある薬を、考えた通りの容器に入れて作る能力」「容量無限、時間経過無しのアイテムボックス」「この世界のあらゆる言語の会話、読み書きに不自由しない能力」の3つ。後者2つは話をスムーズに進めるためのものなので、メインになるのは1つめの能力。タイトルから考えると「思った通りの効果のある薬」がメインかと思いきやこっちはオマケで、「考えた通りの容器に入れて作る」のほうがメイン。これのせいで、実質なんでも作ることが可能なのでバランスが崩壊してる。『ポーション容器頼みで生き延びます!』にタイトル変えていいレベル。

・このアニメの一番の不快ポイントは主人公のイキリ具合。イキリ散らして人に挑発的な態度をとるうえに、周りの人間*16も諌めようとしないので、増長していくばかり。勧善懲悪的なストーリーではあるので、俺つえー的なノリが好きなら共感できるのかもしれないが、この主人公に共感できるような人間とは仲良くなりたくない。

・最近のANiMAZiNG!!!枠って毎回こんなんじゃないかと思って振り返ってみたら、夏は『実は俺、最強でした?』、春は『異世界召喚は二度目です』、冬は『老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます』なので一年間異世界アニメを放送し続けたことになる。俺最強と8万枚に関しては主人公がイキリ散らかして不快だったのも共通点。ANiMAZiNG!!!はもうオワオワリ。

・どうでもいいが、これと『オーバーテイク!』のOPのタイトルがどちらも『tailwind』で草だった。同一クールで主題歌のタイトルが被ることあるのか。化身トルネロスの顔が思い浮かぶいいタイトルだと思う。

 

ビックリメン

・1話の段階では世界観がシュールすぎてゲラゲラ笑っていたが、2話以降はそんなこともなくなってしまった。

ビックリマンシールを取り合ったり、輸送車を襲撃したりする世界観はシュールだったのと同時に、ビックリマンシールポケカに置き換えたのを想像して笑ってしまった。ポケカの新弾発売日には、トラックを追いかける転売ヤーもいるらしいし、コンビニはマナーの悪い転売ヤーのせいでポケカの取り扱いやめつつあるしであながち間違ってない。

・ただ、ストーリー自体はあまりにも普通で拍子抜けしてしまった。キャラの魅力もないし本当に見所が無かった。ビックリマンシールを体に貼ることで、そのキャラクターの力を使えるという設定で、バトルシーンも多いがそれも面白くない。全体的に中途半端だった。

 

しーくれっとみっしょん~潜入捜査官は絶対に負けない!~

・僧侶枠。

・内容はタイトルから想像できる通り。当然潜入先で悪者に犯される展開もあるが、部下に犯されるシーンもある。どういうこと?

・僧侶枠は全体的に頭悪いが、今回は群を抜いて頭が悪かった。エロアニメに高尚なストーリーを求めるほどぼくも鬼ではないが、あまりにもお粗末だとシコれるものもシコれなくなると思うんだけどどうなんだろう。ちなみに、僧侶枠のえすいばつのシーンは一度も見たことないので、アニメ消化引退までには一度くらいは見てみたいと思ってる。毎度ぼくの性癖に合わないか見たいと思えないのがなぁ。

 

☆総評

 面白いアニメが多く、豊作だったと思う。あと、可愛い女キャラがおおかったのもよい。それと、今季アニメを見て古賀ちゃんにドハマりしてしまった。いろんな古賀ちゃんを楽しめるクールだった。

 これを提出する頃には冬アニメも序盤が終わろうとしているが、あまりにも大不作なのでもうすでに春を待ち望んでいる。アニメの面白さはぼくの生きるモチベに直結するので、責任をもって面白いアニメを作って欲しいところである。

 

*1:上田麗奈石見舞菜香、種﨑敦美、日高里菜花守ゆみり白石晴香の6人(2024年1月現在)

*2:震災が関わっているため、1クールずれていたら放送できなかったかもしれない。

*3:コミカルな展開が、いきなりシリアスになること。または、シリアスな展開が、いきなりコミカルになること。

*4:初回4話一挙放送はやりすぎ。

*5:ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』のこと。バグ技が豊富だった原作をさらにパワーアップさせ、ポケモンの無限増殖や融合までもを可能にした神ゲー

*6:ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』のこと。至る所でモンスターボールが埋まったり、四天王戦のBGMが正常に再生されなかったり等仕様かと思っていたことが全部バグだったことが判明した神ゲー。最近でも竜王戦のエントリーでコライドンやミライドンが消えるバグが発生する等、発売から1年が経っても新しいバグを供給してくれるところに神ゲーとしてのプライドを感じさせる。

*7:この組み合わせは他にも『りゅうおうのおしごと』の八一とあいがあるが、天ちゃん(天衣ちゃん)派のぼくは事実上の敗北となり大泣きしてしまったんだよな。

*8:ダイマックスアドベンチャーのこと。

*9:ハグプリのえみルーとかトロプリのまなロラとか

*10:ライスシャワーのエピソード、ツインターボのエピソード、EDの交代、最終話

*11:聖女として召喚されたがいろいろあって聖女であることが認められず不遇な扱いを受けたりしていたが、1期終盤に正式に聖女であることが認められた。

*12:持続可能な社会を形成することは必要だと思ってるが、絶対達成できないような目標を立ててるのが気に食わない。

*13:ただ、そのせいで敵のインフレがすさまじかったが…。

*14:「親御さんがビックリする」の略。

*15:ファイアーエムブレム風花雪月のヒルダ、ポケットモンスタースカーレット・バイオレットのデカヌチャン等

*16:仲間の大半はロリとショタ。全員主人公の信者なので誰も主人公に意見しない。

【2023夏】1話

S

 

A+

無職転生II~異世界行ったら本気だす~

大本命。前日譚的な内容だったけど内容は理解できた。本編も楽しみだぜ。

A

呪術廻戦(第2期)

こっちも本命。過去編なんすかね?戦闘シーンは相変わらず良い。

A-

わたしの幸せな結婚

上田麗奈の使い方が上手。こういう和風ラブコメ好き。これなろう原作ってマジ!?

B+

シュガーアップル・フェアリーテイル(第2クール)

脳が破壊される。アンが普通にかわいいから見ていて楽しい、脳は壊れるけど。

AIの遺電子

面白そうだけどSF×倫理観はずっこける可能性もある。1話はこの手のSFのテンプレって感じだったからここからが勝負。

死神坊ちゃんと黒メイド(第2期)

安定枠。坊ちゃんとアリスのやり取りもいいけどぼくはカフが好き。

Helck

ギャグ枠っぽい?みかこしのキャラが振り回されてるのが面白い。好調な滑り出しではあるけど闘技場が出てくるアニメは…。

ライアー・ライアー

室町時代に絶滅したとされている石鹸枠が現代に蘇った。石鹸枠好きなんだよな。期待してるけどMay’nが主題歌を歌っているアニメは…。

トニカクカワイイ 女子高編

全4話だしOVA的な感じ?2期の延長戦って感じなので無難に面白い。

もののがたり(第二章)

バトルものの皮を被ったラブコメ。二人の関係がどこまで進展するかにかかってる。

白聖女と黒牧師

女→男のまったり系ラブコメ。今季の貴重な癒し枠になれそう。とにかく聖女様がかわええ。

ホリミヤ -piece-

王様ランキング2期方式。堀さんが最強すぎて他のヒロインいらないんだよなぁ。

Lv1魔王とワンルーム勇者

つぐももの桐葉とジャヒー様を足して2で割った感じがする。日常ギャグ路線でいくならそれこそジャヒー様が対抗馬になりそう。

SYNDUALITY Noir

ロボアニメ。期待してるけど最近こういうの全部こけてる気がする。稲垣好のキャラが可愛い。

 

B

七つの魔剣が支配する

転生じゃないファンタジーを久しぶりに見た気がする。内容的には2010年代前半っぽい感じ。こういうのわりと好き。

ダークギャザリング

なんとなーく世界観とやりたいことはわかった。ホラーアニメって結構少ないからどんな展開になるのかいまいち読めない。

彼女、お借りします(第3期)

3期でやりたいことがよくわかる1話だった。そんなことより瑠夏ちゃんを出せ!

夢見る男子は現実主義者

花守ゆみりのキャラは今季トップメタレベルのパワーあるけど、肝心のシナリオは微妙。テーマは面白そうなのになぁ。

好きな子がめがねを忘れた

GoHands特有の作画は健在だけど作風に合ってるかと言われるとうーん。三重さんはかわいいけど展開はワンパになりそう。

ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜

ゾンビものは1話のインパクトを越えられないというのは古事記にも書かれているが果たして。この作品の場合も1話の面白さは作品自体の面白さと違いそうだしな。

実は俺、最強でした?

やってることはテンプレだけど女キャラがかわいいのは評価点。主人公の情緒は怪しい。

政宗くんのリベンジR

原作の内容知ってるのでここから面白くなるのも知ってるし、途中からゴミになるのも知ってる。ぶっちゃけ残虐姫より師匠のがかわいいのがよくないよな。

デキる猫は今日も憂鬱

10分アニメで十分な内容。10分なら面白いけど30分だと冗長。あと、これもGoHandsの作画と合ってないと思うんですが…。

てんぷる

エロ担当。声優がなんか弱いんだよなぁ。エロ系って不徳のギルドみたいにギャグを両立するか、おちフルみたいに可愛さを同居させるかしないと失敗するイメージだけど果たして。

英雄教室

魔王学院みたいに自分の力に絶対的な自信を持っててほしいけどな~。でもそうしないと同一世界転生要素って活かせないと思うんだけどなぁ。

アンデッドガール・マーダーファルス

19世紀くらいの世界観で怪物が絡むアニメってだいたい面白くないんだよな。Fairy goneみたいな。これもそんなような感じだよなという印象。

悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。

悪役令嬢も飽和してきた。だいたい逆ハーレムになるけどもしかしてこれの場合攻略対象弟だけ?それならちょっと面白そう。

スプリガン

平安時代の古典の再アニメ化。どっかで見たことあるような設定だけど、この手のアニメで面白くなった試しがない。

レベル1だけどユニークスキルで最強です

同棲してる女がかわいいけどそれ以外はよくある異世界もの。ステータス画面を表示できる異世界にロクな作品はない。

うちの会社の小さい先輩の話

社会人にしては知能指数が低い気がするんですが…。そういうもんだと思って見れば気にならんけども。

聖者無双~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~ 

2回くらい同じようななアニメ見たことある気がするんだよなぁ。石見舞菜香を摂取できるので最低限の役割はある。

ショート

幼女社長 R

普通に面白くて笑う。小さい先輩もこれくらいギャグテイストにすればいいのに。

百姓貴族

第一次産業に詳しくなれそう。

B-

ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~

太ももしか見るところが無いんですが…。できることが増えれば面白くなるんかなぁ。

幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-

原典がゴミカスだからまともに見えてしまう。内容は無いようだから今後厳しくなりそう。

おかしな転生

味がしない異世界って感じ、お菓子なのに。非戦闘スキルを使っていくアニメで戦闘シーンいれるのはよくないと思うんだよな。

自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う

出オチ。こっからどう頑張っても話広がらないでしょ。

AYAKA ‐あやか‐

よくある男がいっぱい出てくる異能アニメ。面白くなる気配がない。

ショート

夫婦交歓~戻れない夜~

僧侶枠。脳破壊がテーマだけど展開が突飛すぎてギャグ。まあいつもの僧侶枠やんな。

C

BanG Dream! It's MyGO!!!!!

3話一気にやっといてギスギスが解決しないの頭おかしい。誰がこれ見て続きも見ようと思うんだよ…。

 

あとで見る

スパイ教室 2nd season

 

今季続き物以外終わってないか?

 

 

 

2023春中間

S

【推しの子】

原作知っててもおもろいけど記憶を消してみたかった。あと、石見舞菜香の使い方が完璧すぎる。

 

A+

Dr.STONE NEW WORLD

未だにワクワクが衰えないのがすごい。

僕の心のヤバイやつ

思春期男子中学生の解像度が高すぎる。

君は放課後インソムニア

テーマも相まって"美しい"。なにより曲(人名)が可愛い。

 

A

スキップとローファー

"眩しくて僕は目をそらしてしまう"。

マイホームヒーロー

常にハラハラしながら見てる。パパもすごいけどママもすごい。

おとなりに銀河

ほのぼのしてるラブコメも悪くない。

 

A-

地獄楽

主人公チーム以外の話も手が込んでて引き込まれてしまう。

東京ミュウミュウ にゅ~♡(第2期)

ガチで面白い。いちご、幸せになってくれ。

 

B+

トニカクカワイイ(第2期)

2期になってからめっちゃ面白くなった。ギャグもイチャイチャもおもろい。

ゴールデンカムイ(第四期)

キャラが濃すぎてちゃんと記憶に残る。

私の百合はお仕事です!

常にギスギスしてて草。口が悪い小倉唯はいいぞ。

デッドマウント・デスプレイ

水瀬いのりの狂気キャラからしか摂取できない栄養素がある。話も普通におもろい。

神無き世界のカミサマ活動

異世界転生の中でも異質な存在。わりとシリアスな展開やりながらもギャグが多いため脳が混乱する。

勇者が死んだ!

インポな主人公が多い中で性欲に正直な主人公は逆に共感が持てる。ぼくも上半身より下半身のほうが好きなので。

青のオーケストラ

主人公に嫌悪感なくて女の子が可愛い時点で面白いんだよな。作画だけ残念。

ひろがるスカイ!プリキュア

朝からこんなの流してたら全国の女児たちがレズになっちまうよ…。

久保さんは僕を許さない

久保さんも姉も従姉妹もみんな可愛い。

アイドルマスター シンデレラガールズ U149

ロリコンになる~。当番回が皆可愛いのがすごい。

機動戦士ガンダム 水星の魔女 Season2

回を重ねるにつれてぐちゃぐちゃになっていく…。

ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP

2期同様感動路線だった。話数少ないとキャラ覚える前に終わっちゃうからよくないなぁ…。

贄姫と獣の王

ファンタジー少女漫画。サイショーさんがデレるのが見たいわね。

事情を知らない転校生がグイグイくる。

高田くんがレスバ最強すぎて逆にクラスメイト達が不憫に見えてきて草。

女神のカフェテラス

バンド>服飾>ツインテ>淫乱>クソバカ。女の子は可愛いけどストーリーは微妙。

ワールドダイスター

いろんな石見舞菜香が楽しめるアニメ。今のままだとここながただの器になってるのが気になる。

山田くんとLv999の恋をする

水瀬いのりのちょっと抜けたところのある成人女性キャラからしか摂取できない栄養素がある。

カワイスギクライシス

花守ゆみりの声が五臓六腑に染み渡る。猫が飼いたくなるアニメ。

王様ランキング 勇気の宝箱

2期という名のOVA。1期(ほんへ)が面白かったから楽しめてる。

ヴィンランド・サガ SEASON2

トルフィンが戦ってるところが見たいけど本人は人殺ししたくないみたいだしうーん。

魔法使いの嫁 SEASON2

雰囲気アニメ。キャラが増えて1期より賑やかになった。

EDENS ZERO(第2期)

一転攻勢を体現してる。

天国大魔境

天国パートが見所なしだけど地上パートは面白い。

B

BIRDIE WING -Golf Girls' Story- Season 2

鬼頭明里ちゃんのキャラのパートは面白い。

彼女が侯爵邸に行った理由

宮本侑芽の声を聞くためのアニメだけどそれだけで価値がある。

鬼滅の刃 刀鍛冶の里編

作画は当然いいんだけど話が微妙。花澤香菜のキャラ全然出てこないけどもしかして死んだ?

異世界はスマートフォンとともに。2

話がちゃんとしてるせいで笑い所がなくて困る。新キャラの女の子(緑)は結構可愛いと思う。

THE MARGINAL SERVICE

主人公が組織に馴染めてきたことで見れるようになった。

マッシュル-MASHLE-

悪くはないけどワンパなのが気になる。

江戸前エルフ

華奢でないエルフは受け付けられないので。

 

ショート

漣蒼士に純潔を捧ぐ

僧侶枠のなかではかなりまとも。

B-

ポケットモンスター 新シリーズ

サトシを解雇してまでやりたかったのがこれ!?真堂圭を起用してくれたのだけは感謝してる。

この素晴らしい世界に爆焔を!

カズマを返して。

転生貴族の異世界冒険録~自重を知らない神々の使徒

石見舞菜香の使い方がヘタクソなアニメ。メインヒロイン二人をもっと出せ。

くまクマ熊ベアーぱーんち!

きょむキョム虚無ナッシングネス。ロリは可愛い。

異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する~レベルアップは人生を変えた~

ガチで中学生の妄想レベルで笑ってしまう。

 

C

異世界召喚は二度目です

語ることがなさすぎる。EDの女の子はいつ出てくるんですか?

逃走中 グレートミッション

頑張ってるのは伝わってくるけど逃走中本来の魅力は一切なくなってる気がする。

異世界ワンターンキル姉さん~姉同伴の異世界生活はじめました~

弟がストーリーに必要なさすぎる。

魔法少女マジカルデストロイヤーズ

逆転世界ノ電池少女2期。オタク擁護アニメに見せかけたオタク排斥アニメ。

アリス・ギア・アイギス Expansion

ソシャゲアニメは日常パートしかやらないと面白くなくなるということを教えてくれてありがとう。

 

今季は豊作でありがたい。B+以上は毎週楽しみだし、ぶっちゃけC以外はわりと楽しんで見れてる。

 

1話【2023春アニメ】

今季はブコメ異世界が9割占めてると思ってたけど意外とそんなことなかった。

 

S

【推しの子】

 

A+

Dr.STONE NEW WORLD

 

A

天国大魔境

 

A-

君は放課後インソムニア

マイホームヒーロー

青のオーケストラ

スキップとローファー

 

B+

勇者が死んだ!

マッシュル-MASHLE-

おとなりに銀河

アイドルマスター シンデレラガールズ U149

女神のカフェテラス

ワールドダイスター

ポケットモンスター 新シリーズ

鬼滅の刃 刀鍛冶の里編

神無き世界のカミサマ活動

カワイスギクライシス

機動戦士ガンダム 水星の魔女 Season2

東京ミュウミュウ にゅ~♡(第2期)

山田くんとLv999の恋をする

 

B

僕の心のヤバイやつ

地獄楽

事情を知らない転校生がグイグイくる。

異世界はスマートフォンとともに。2

トニカクカワイイ(第2期)

私の百合はお仕事です!

EDENS ZERO(第2期)

魔法少女マジカルデストロイヤーズ

BIRDIE WING -Golf Girls' Story- Season 2

デッドマウント・デスプレイ

魔法使いの嫁 SEASON2

異世界ワンターンキル姉さん~姉同伴の異世界生活はじめました~

漣蒼士に純潔を捧ぐ

 

B-

くまクマ熊ベアーぱーんち!

江戸前エルフ

この素晴らしい世界に爆焔を!

転生貴族の異世界冒険録~自重を知らない神々の使徒

異世界召喚は二度目です

異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する~レベルアップは人生を変えた~

 

C

アリス・ギア・アイギス Expansion

逃走中 グレートミッション

 

まだ

ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP

贄姫と獣の王

THE MARGINAL SERVICE

王様ランキング 勇気の宝箱

六道の悪女たち

彼女が侯爵邸に行った理由

私的2022年冬アニメ感想

☆はじめに

 冬アニメもかなり前に終わったので個人的なランクとちょっとした感想をまとめました。完全にぼくの主観であり、ぼくの好みでランク付けしているので、「いや、それはおかしい」と思っても目をつぶっていただければと思います。で、なんで今になって投稿してるかというと声優につられて始めてしまったファイアーエムブレム 風花雪月にドハマりしてしまったせいですね。花守ゆみり石見舞菜香が出ててしかもフルボイスとかそりゃ買うじゃん。しかも石見舞菜香が演じるイングリットがクソ強キャラなのもあってやってて楽しいんよな。あまりにも風花雪月にハマりすぎたせいで現行の春アニメも溜まってるんですよね。しかも、今月末にはファイアーエムブレム風花雪月無双が発売されます。ということは春アニメの感想も…。

 

☆ランク表

S

その着せ替え人形は恋をする

 

A+

王様ランキング(2クール目)

明日ちゃんのセーラー服

時光代理人 -LINE CLICK-

 

A

スローループ

 

A-

鬼滅の刃 遊郭

進撃の巨人 The Final Season Part2

ハコヅメ~交番女子の逆襲~

プリンセスコネクト! Re:Dive Season2

 

B+

からかい上手の高木さん3

薔薇王の葬列

リーマンズクラブ

ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン

ワッチャプリマジ(2クール目)

ルパン三世 PART6(2クール目)

天才王子の赤字国家再生術

 

B

錆喰いビスコ

ヴァニタスの手記(第2クール)

ドラゴンクエスト ダイの大冒険(6クール目)

オリエント

怪人開発部の黒井津さん

プラチナエンド(2クール目)

現実主義勇者の王国再建記 第二部

殺し愛

SHAMAN KING(4クール目)

半妖の夜叉姫 弐の章(2クール目)

ショート

王子の本命は悪役令嬢

オンエアできない!

舞妓さんちのまかないさん(2クール目)

 

B-

ポケットモンスター(10クール目)

失格紋の最強賢者

CUE!

東京24区

終末のハーレム

異世界美少女受肉おじさんと

ありふれた職業で世界最強 2nd season

平家物語

リアデイルの大地にて

フットサルボーイズ!!!!!

 

C

錆色のアーマ -黎明-

トライブナイン

ドールズフロントライン

賢者の弟子を名乗る賢者

 

番外編

86 -エイティシックス-(第2期)A-

デリシャスパーティ♡プリキュア B+

トロピカル~ジュ!プリキュア B+

 

目安

S:覇権

A+:覇権候補

A, A-:生きがい

B+:面白い

B:普通

B-:キツイ

C:ちんぽ

 

☆個別感想

※ネタバレあり

今回からちょっと文体変えてみました。

S

その着せ替え人形は恋をする

 オタクに優しいギャルという空想上の生き物が登場する作品。ツチノコネッシーに並ぶ存在だと思うんだよな、オタクに優しいギャルっていうのは。そんなオタクに優しいギャルにひな人形職人を夢見る作務衣ボーイがコスプレ衣装を制作するというラブコメ作品。改めて思うと設定が山盛りすぎないか?あと、何より作画がめっちゃ綺麗。明日ちゃんも含めてClover Worksの本気を垣間見た。東京24区?知らない子ですね…。

 ラブコメで一番大事なのは主人公に好感を持てるかどうかというのは古事記にも記されているくらい古来から言われていることではあるが、五条くん(CV:石毛翔弥)は完璧だった。やっぱ、ちゃんとした信念を持ってるキャラは素敵なんよ。コスプレ衣装の制作に対して妥協を許さない姿勢はめっちゃカッコよかった。あと、コスプレ制作を一緒に楽しんでくれてるのがいいよね。そして、ちゃんと女性に気遣いできるキャラはポイント高い。ヒロインたちが惚れるのもわかるんだよな。主人公が魅力的だとそれに付随してヒロインたちもより魅力的になるっというもの。でも、もうちょっと自分に自信を持ってもええんやで。君は喜多川さんの隣に立つのにふさわしい男だとぼくは思うよ。

 ヒロインの喜多川さん(CV:直田姫奈)はオタクに優しいギャルであるうえにガチオタクであるという空想上の生き物。エロゲやってるJKとか何者だよ。五条くんもそうだけど好きなものに対しての本気度は普通に尊敬する。オタクの鑑。好きなものに対して本気だからこそ、他人の好きなものに対しての想いが理解できるんだよな。特に、1話で五条くんのひな人形を見た際に「触らせて」じゃなくて「見せて」と言ったところで「あ、この人はいい人だ」とわかった。こういう何気ない描写でもちゃんとキャラクターの性格が反映されてるのがよい。また、こっちもこっちでコスプレには妥協せず、雫たんのコスプレ時には太ももに正の字を書いてくるほどの徹底ぶり。作中ではいろいろコスプレしてたけど、やっぱ雫たんが原点にして頂点だと思う。

これだけでもえっちだけどこれを書いてきたという事実こそがえっち度を高めてると思わないか?

で、最初は喜多川さんにどぎまぎする五条くんという構図で進むのかと思っていたら、まさかの喜多川さんが五条くんに恋をするという最高の展開になった。タイトルは嘘じゃなかったね。しかも、恋に落ちる展開がガチで天才なんだよな。「心から思ったときじゃないと”きれい”という言葉は出ない」という五条くんの発言が布石となり、初コスイベント後の電車でウトウトしている五条くんの「喜多川さん…とてもきれいでした」という発言とそれに照れる喜多川さん。いや~最高。五条くんの過去の発言を喜多川さんが覚えてるというのもいいし、ウトウトしている=無意識で本心を言っておりなおかつ言った本人は気付いてないというのもいいし、喜多川さんがこれをきっかけに五条くんを意識するようになるというのもいい。すべてが完璧なんだよな。そうだよ、こういうのが見たかったんだよ。

この顔すこ。

こんなん絶対惚れるじゃん。キャラパだけじゃなくてこういうエピソードでも勝負できるラブコメはほんま強い。ぼくはこのシーンでこのアニメが神アニメであることを確信した。

 二人がいい感じになってきたところで新しいヒロインが登場すると分かったときには「なんでそういう余計なことするの?この二人だけでいいじゃん!」と思っていたが、実際に登場したら手のひらがドリルになってしまった。オタクは手にドリルを装備しがち。というかジュジュ様(CV:種﨑敦美)のパワーが高すぎるんだよな。邂逅シーンから破壊力がヤバすぎた。

えちち。この直後のツルツルの回想は声出して笑った。あれは反則でしょ。

キャラとしての単体性能も高いし、コスプレの先輩として頼りになるところもいい。そして何より声がいい。喜多川さんとは違うベクトルの可愛さなのでちゃんと住みわけができてるうえに二人の恋路を邪魔するわけでもないので、1:1ラブコメのサブヒロインとして完璧なんだよな。あと、えっちポイントも喜多川さんでは楽しめない部分を補完してていい感じ。サザンガルド並みの相性補完のよさ。

ジュジュ様のぱんつ。この作品はこういうちょっとしたえっちポイントの稼ぎ方がうまいよね。

妹の心寿ちゃん(CV:羊宮妃那)のエピソードも含めて、ちゃんとサブヒロインも可愛いのは偉いよな。メインヒロインのパワーが高いなら、それ以上のキャラパをぶつけようというその心意気、感服です。

 ラブコメとしての描写もキャラ性能も文句のつけようがないが、そのうえギャグも面白いしえっちポイントも兼ね備えているから本当に隙が無い。ギャグシーンもキャラクターの個性であったりエピソードに沿ったものが多いので余計に面白い。五条くんがじいちゃんにエロゲやってるところを見られたりとか、それこぞジュジュ様のツルツルとか。あと、劇中劇の”フラワープリンセス烈!”の人物相関図とか女児アニメとは思えないドロドロっぷりで笑ってしまった。

ツッコミどころしかない。洗脳はいかんでしょ。

えっち描写も非常に充実していた。まあ、コスプレが題材なんだからえっちポイントとは切っても切れないわけだが、なんというか下品さが無い良質なえっちさだった。なんというかこう、ドキドキさせてくるんだよな。作画のよさも相まって一つの芸術作品になってたまである。ビーナス像的な。

 ラブコメとして完璧な作品と言っても過言ではないレベルで高品質な作品だった。月がきれいJust Because!ハイスコアガール死神坊ちゃんと黒メイドに次ぐ”ぼくが認めたラブコメアニメ”の仲間入りを果たしたね。ぜひとも2期をやって欲しい。頼むよ~。

 

A+

王様ランキング(2クール目)

 前クールの続き。ボッジ様(CV:日向未南)がデスパー(CV:櫻井孝宏)の元で修行してどちゃくそ強くなり、いよいよ敵と戦っていくというところ。戦闘能力が上がったのはもちろんだが、精神的にも成長しておりどちゃくそ頼もしかった。ボッジ様ならなんとかしてくれるはずだと思いながら最後まで見ていたし、そういう意味では王の風格がうまく出てたんじゃなかろうか。あと、カゲ(CV:村瀬歩)もめっちゃ成長したよな。ちゃんとお互いの存在がお互いにとっていい影響を与えているのがわかるのがいいね。だからこそ最終話のラストとかガチ泣きしてしまったわけだし。

 前クールでも書いたが、この作品は初見では登場人物の腹の内を把握できないようになっている。敵だと思ってたやつが味方だったり、もちろんその逆もある。この複雑な人間関係がこのアニメの一番の魅力だと思う。一回やらかしたドーマス(CV:江口拓也)もちゃんとその後の葛藤が描くことで視聴者のヘイトが集まらないようになってるし、キャラクターの動かし方が完璧なんだよな。2クール目だと四天王が揃い踏みしたときは激アツだった。四天王という肩書のあるキャラがちゃんと強い作品は名作の法則。まあ、今回は敵が強すぎたんだけど。ちなみに、ぼくが王様ランキングで一番好きなキャラはヒリング(CV:佐藤利奈)です。ぐう聖すぎるんだよな。理想の母親ランキング堂々の第一位と言っても過言ではない。ヒリング関係のエピソードはこの作品のキャラクターの描き方を最もよく表してるんじゃなかろうか。

 2クール目ではミランジョ(CV:坂本真綾)の描写に力を入れていた。1クール目までだと何が目的なのか分からない正体不明の不気味な存在であったが、精神世界(?)でのダイダ(CV:梶裕貴)との交流や過去回想によって、ミランジョの人となりが明らかになっていった。ただ、やってることがやってることだから理解はできるけど同情できるかというとうーん。結局のところはミランジョの自業自得なんだよな。ボッジの母親も殺されてるわけだし。最終的にはダイダに許されたうえに結婚までするというまさかの展開を迎えて本当にそれでいいのか?と思ってしまった。ヒリングは微妙そうな顔してたけど、ぼくも同じ顔してたと思う。このへんのエピソードは微妙だったが、本人たちがそれでいいならいいのかなあ。

 ストーリーやキャラ描写はもちろんだが、そしてなにより戦闘作画の迫力がハンパない。鬼滅とかとは方向性の違う迫力がある。この作品はなんというかTheファンタジーみたいな絵柄をしているが、それを崩さずにそれでいて躍動感のある戦闘を繰り広げてくれるんだからすごい。人間関係を描いてる部分では泣かせにくるし、戦闘パートでは手に汗握る戦いを見せてくれるし、とにかく体中の水を奪っていくアニメだった。

 最後はボッジとカゲが旅に出たところで終わって続きが気になる一方、蛇足にならないようここで止めるのもありなのかもしれないと思ったりもする。原作もアニメ化した部分でほぼストック使っちゃったらしいし。それだけ、2クールの完成度が高かったということで。

 

明日ちゃんのセーラー服

 これなんて言うジャンルなんだろう?青春もの?学園が舞台となるとだいたいラブコメかスポーツ(部活)か日常のどれかになるのが普通だがこの作品はどれにも当てはまらない。女子校が舞台で可愛い女の子がいっぱい出てくるが別にブヒらせにいこうとしているわけでもないし。どっちかっていうとリアル路線だよね。キラキラした青春が描かれていてとても眩しい。ぼくは来世は美少女に生まれて可愛い女の子たちに囲まれて過ごしたいと思っているが、まさにこういう空間に”女の子として”参加したいんだよな。そのためにも現世で得を積んでおかないとなあ。

 タイトルは主人公の明日小路(CV:村上まなつ)が学園でただ一人旧制服であるセーラー服(現制服はブレザー)を着ていることからきてる。母親の手作りであり、あれだけ着るのを楽しみにしてたのにいざ入学式へ行くとみんなブレザーを着ていて明らかに浮いているのを見たときは共感性羞恥が発動して見てるこっちがしんどかったが、小路の人柄と周りの反応のおかげで事なきを得た。新入社員研修で服装自由と書いてあるのを見て「スーツって指定しといてくれよ…」と頭を悩ませた自分が恥ずかしくなる。でも、服装自由は困るからやめてほしい。

 この作品の基本的な流れは小路がクラスメートを一人一人攻略していくというもの。やってることはエロゲの主人公なんよ。クラスメートは小路を除いて15人いるが、そのうち11人を本編12話分で攻略してしまうという魔性の女。まあでも自分が小路のクラスメートだったら心を許してしまうのもわかる気がする。ひたすらに明るい子なのでみんな心の扉をいとも簡単に開いてしまうんだよな。そんでもって、クラスメートも個性豊かでみんな可愛い。メインヒロインは木崎さん(CV:雨宮天)なので木崎さん周りのエピソードが占める割合が多いが、攻略対象になったクラスメートたちには当番回がちゃんと用意されており、それぞれのキャラクターの個性が丁寧に描写されていたとともに、その個性が小路とどう共鳴するのかというのも見ていて楽しかった。一番のお気に入り回は谷川さん(CV:関根明良)の回。テストで学年1位のクラス委員という真面目キャラ(世間一般の委員長タイプではなく穏やかな雰囲気)だったのが、小路の「脚が綺麗だね」という発言をきっかけに小路にえっちな自撮りを送ってしまうというとんでも行為にまで発展してて草生えた。真面目な子に新たな性癖を植え付けるとかほんま罪な女やで。

これを学年1位の子がやってるってのがいいよな。えっちポイントは見たままの得点だけじゃなくてシチュエーションやそれに至った経緯による加点も重要なんよ。

その後、谷川さんは写真の才能が開花するわけだが、小路との交流でクラスメートたちがいい方向に進んでいくのを見るとこっちまで楽しくなってくる。小路を中心にクラスが一つにまとまっていくのがいいよね。

 そんでもってこの作品の何がすごいかというと作画と劇伴が作品の雰囲気に非常にマッチしているという点。まず、作画がどちゃくそ綺麗。最初から最後まで綺麗で目を離せなかった。そして、細かいところにフェチポイントが詰まってるんだよな。ぼくは1話のこのシーンで”これはすごい作品だ”と確信した。

わかります?ほんの一瞬のシーンではあるが、なんかこう言語化できないよさがある。「わかってんじゃん」みたいな。谷川さんの写真みたいなえっちさにフォーカスを当てたフェチポイントからこういう非えっちなフェチポイントまで幅広くカバーしてるのがすごい。劇伴のほうも作品の雰囲気にマッチしていて、制作側のこだわりを感じた。あと、世界でぼくしか注目してないポイントだと思うが時間割にもこだわりを感じた。

この月曜5限に注目してもらいたい。中学1年生の音楽、美術、総合の時間数は年間それぞれ45、45、50となっており、1年は35週間なのでどこかのコマで音楽、美術、総合が時間を分け合うことになる。それがちゃんと表現されているのがかなりポイント高い。ちなみに小路のクラスの時間割は下の通り。

中学1年生の時間割としては100点に近いのではなかろうか。学級活動の時間があれば満点だった(水曜6限の社会を学活にするのがよさげか?)

 クラスメートとの交流ももちろんだが、小路と家族の交流も外せないんだよな。母親の手作りのセーラー服を着て通っているところからもわかる通り家族仲も良好。というか理想の家族って感じがするよな。妹の花緒(CV:久野美咲)もいいキャラしてる。なんというか”脚色されていない妹”なんだよな。リアルな妹感がすごい。お姉ちゃんの真似をしたいっていうのが各所で描かれていたり、セリフが無いシーンでも幼い感じの行動をしていたりと自然体な感じが描かれていてめっちゃ可愛かった。そこに日本一のロリ声優である久野ちゃんの演技が加わって一つの芸術作品になっていたと言っても過言ではない。

小動物的な可愛さがある。姉妹だからっていうのもあるけど、やっぱ妹には親愛の感情を姉(兄)に向けててほしいよね。

 すごくキラキラしており、見てるだけで心が洗われる作品だった。ぼくにもこんな青春時代があったらなあと思わずにはいられない。あまりに気に入りすぎて原作を買ってしまったんだよな。あと、声優のチョイスがぼくにぶっ刺さりだったので、キャスティングした人には国民栄誉賞を贈りたい。そしてぜひとも2期をやってくれ。ぼくは戸鹿野さん(CV:白石晴香)が気になります!

こういう集合絵すこ。クラスメイトみんな可愛い。

 

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 中華アニメ。これまでの中華アニメといえばクソつまんないホモアニメという印象があまりにも強く、この作品もメインが男二人ということで「どうせクソつまんないホモアニメなんやろなぁ」と当初は期待していなかったが、1話を見てその浅はかな認識を改めねばならないことがわかった。それくらい衝撃的な1話だったとともに、中華アニメはホモアニメだけじゃないということを心にとめておこうと固く誓った。でも、これは先人たちが悪いと思うんだよな。

 主人公のトキ(CV:豊永利行)は「写真の撮影者の意識にリンクし、写真の世界に入りその中で行動することができる能力」を、相棒のヒカル(CV:櫻井孝宏)は「その写真の撮影後12時間内の出来事を把握できる能力」を持っており、写真を介して過去の出来事に干渉しすることが可能。依頼人から持ち込まれた写真を使って人探しや偵察といった探偵業から依頼者が抱えている後悔を払拭したりしている。ただ、過去を大きく変えると現実にも大きな影響を与えたり、同じ写真の中には1回しか入れないといった制約があったりするため、写真の世界に入ってるときは見てるこっちもハラハラしていた。特に、1話でのトキの行動によって写真の撮影者が死んでしまったのを見たときは背筋がゾクっとした。しかもトキはこのことを知らないため以降も感情で動くことが多く、常に緊張しながら見てた。この緊張感がこの作品が面白かった要員の一つだったのかなと思う。

 そして、この作品は見てるこっちの心をぐちゃぐちゃにしてくるんだよな。ハッピーエンドで終わらない回も多く、心に穴が開いたまま終わることもしばしば。なかでも3~5話の依頼人が高校時代に部活の仲間や想いを寄せる人や母親に伝えそびれたことを代わりに伝えに行くという依頼は強く印象に残った。トキの暴走はありつつも幸せそうな日常風景を見て”依頼者は何を伝えたかったのか(伝えるシーンは音声がなく視聴者にはわからないようになっていた)”、”そもそも過去に干渉しすぎてるけど大丈夫なのか”と思っていたが、この後大地震が起こると分かってすべてを察した。地震が起こることを知ったトキは皆を救おうとするが当然叶わず、母親が息絶える瞬間を目の当たりにしてから現実へと戻ってくる。幸せそうな日常からの大惨事を見せられてトキだけでなく視聴者もショックを受けてるところに、回想で依頼人の伝えたかったことが依頼人の声で再生されて涙腺が決壊した。1クールに1本はこういう救われないエピソード(一応依頼人的には救われてるのかもしれないけど)が欲しいよね。こういうエピソードからしか摂取できない栄養がある。後半ではトキの行動によって身内が事件に巻き込まれる結果となった。やっと反省してくれたと安心するとともに、その後のトキの解決策がカッコよくてもし自分が女だったら惚れてしまうところだった。エピソード自体もかなり面白いけど、ちゃんと主人公の精神的な成長が描かれているのもポイント高い。

 あと、ちゃんとヒロインを用意してくれてるのが偉すぎるんだよな。しかも可愛いし。ヒロインのリン(CV:古賀葵)はトキの幼なじみであり依頼窓口として二人をサポートするという役回りで本筋の話には終盤まであまり絡んでこなかったが、いるのといないのとでは大きな違い。可愛い女の子がいるだけで視聴するモチベが段違いなんだよね。

 最後は非常に気になる終わり方だったが、ちゃんと2期も日本語版放送してくれるんだよな?ぼくにとっての中華アニメのイメージアップのためにもな。

 

A

スローループ

 1年ぶりのきらら枠。最近はジェネリックきららも増えてきてるので狭義のきらら枠が存在しなくても気付かないことが多い気がする。最近はゆるキャン△みたいなブヒ性能特化というよりはおっさんの心を掴みにいく作品もふえてきているが、歳をとると甘いものがきつくなるようにブヒ性能に特化した中身のない日常ものが重たいと感じるようになってしまったぼくにとってはありがたい流れ。それでいて、ブヒ性能も失われていないんだから最高じゃん。

 今作の題材は釣り。しかもフライフィッシング縛りという一部のマニアだけが喜びそうなチョイス*1。ぼくはこのアニメを見るまで存在すら知らなかった。マイナーである自覚はあるようで、劇中では準備から釣り方まで丁寧に説明されていた。実際に自分がやるかはおいておいて、自分の知らなかったものについて丁寧に説明されて、しかもキャラクターたちが楽しんでるのを見ると見てるこっちまでワクワクしてしまうんだよな。カバディとか。天下のゆるキャンもそんな感じ。そんでもって、釣った魚で作った料理もどちゃくそうまそうなんだよな。飯の作画がいいアニメは名作って古事記にも書いてあるくらいなので。天下のゆるキャンもそんな感じ。とにかく、女子高生×おっさんの趣味の組み合わせは今後の日常アニメの中核をなしていくジャンルになる予感がしてる。

 フライフィッシングの描写も丁寧だが、ブヒ性能がおろそかになっていないところがこれ以上ないほどに素晴らしい。メインキャラのひより(CV:久住琳)と小春(CV:日岡なつみ)は親同士が再婚した義理の姉妹。この設定が既に強いうえに休日に一緒に釣りに出かける口実になるという便利さも併せ持ってるのも偉い。時にはギクシャクしたり嫉妬したりしながらも仲を深めていくのを見るのも今作の醍醐味の一つ。そしてなにより、ひよりの幼なじみの恋ちゃん(CV:嶺内ともみ)のパワーが高すぎる。一見ダウナー系に見えるが、実際は面倒見いいし、釣りに出かける二人についてきてくれるノリのよさもあってとてもよい。あと、ビジュアルが神。

劇中でいろんな髪型を披露してくれるので毎週楽しみだった。小春も結構いろんな髪型してたし、頻繁に髪型を変えてくれるアニメは神アニメなんだよな。

話を戻すと、基本は初心者の小春にひよりや恋ちゃんが教えるという構図になるため、視聴者も小春と一緒にレクチャーを受けることができるというわけ。で、小春はべらぼうに料理が上手いので幾度となく飯テロをされてしまった。魚をさばける女の子、推せる。

 ブヒ性能は残しつつ中身もある日常アニメが令和のスタンダードになってくれればいいなと思うし、この作品はそんな流れを作るのにふさわしい作品だったと思う。個人的にはきらら枠のなかでもかなり上位にランクインすると思ってる。

 

A-

鬼滅の刃 遊郭編

 もはや国民的アニメへと成り上がった話題作。未だにこの作品が一般の人たちでも流行ったことが信じられないのはぼくだけ?当然のように血が流れるアニメなのにキッズの間でも流行ってるのはビックリしたね。ぼくはというと1期の頃は”作画はバチクソいいけど話は冗長だなあ”と思ってたので面白いけどトップクラスではないみたいな評価をしてた覚えがある。それもあって大ブームが起きたときに驚いたんだけど。もしかしてぼくってアニメを見るセンスが無かったりする?やっぱ何が流行るか分からないからアニメは全部見るに限るんだよな。2期になって地上波に進出したということもあり、規制が改変が入ったりするんじゃないかと危惧された時期もあったが、特にそういうこともなく原作に忠実に作ってたということでフジテレビのことを見直した。約ネバ2期みたいな悲劇を繰り返すんじゃないかと心配したゾ…。とはいえキッズ人気もあるアニメで遊郭の話なんかすると親御さんたちがびっくりしちゃいそうだけど大丈夫だったのか?まあ、風呂を覗いたり臀部を露出するアニメが国民的アニメになれるんだから別にいいのか。最近はそういうシーン減ってるらしいけど。

 原作的にもかなり盛り上がるパートと聞いていたが、ぼく個人としても1期と比べてかなり面白かった。1期の頃に感じてた冗長感もそんなに無かったし。しいて言えば序盤の話は炭治郎(CV:花江夏樹)以外の2人がいなければもっとスムーズに話が進んでそうとは思ったがそれはまあ仕方ないもんな。あと、1期の頃と比べてキャラの魅力が格段に上がった気がした。皆カッコいいんだよな。一番印象が変わったのが伊之助(CV:松岡禎丞)。1期の頃はパワー系ガイジという印象だったが、遊郭編ではガチでかっこよかった。3人組の中で一番好きまである。あまりにカッコよかったので知人の誕生日プレゼントとして伊之助の日輪刀×2を贈ってしまった。そして、遊郭編のキーパーソンである宇髄さん(CV:小西克幸)もどちゃくそカッコよかった。煉獄さんもそうだけど頼りになる兄貴分みたいなキャラすこなんだよな。あと、この作品は平気でこういうキャラもボコボコにするから「これ勝ち筋なくない?」みたいな状況が頻発する。今回の上限の鬼との戦闘も10話まで勝ち筋見いだせなかった。起き上がりこぼし戦闘*2はよく目にするが、最終局面まで主人公陣営がボコられてる作品はあまりない気がする。ちょっとでも逆転の目が見えたかと思うと鬼側はすぐにその上をいくし。最後まで目を離せないという点ではこういう戦闘の流れが一番好きかもしれない。ところで、11話で今回の敵である上限の陸の鬼の兄妹の過去回想が入って最後の最後で鬼側に感情移入してしまったのはぼくだけか?敵側にもちゃんとしたバックグラウンドがある作品は名作ってそれ一番言われてるから。

 鬼滅の刃といえば人知を超えた作画が魅力だと思うが、今回も遺憾なく発揮されていた。あれを人間が描いてるとは信じられねえよ。枚数が多いのはもちろんだけど構図とかもめっちゃ迫力出てた。見とれるというより感心してしまうというか。モブサイコ見てた時も思ったんですけど、戦闘シーンは構図が命だと思うんだよな。話は変わるが、鬼滅の刃で初めて深夜アニメを見たっていう人は可哀想だと思うんだよな。この作画をスタンダードだと思ってしまうとこの世の深夜アニメの9割以上を楽しめなくなってしまうんじゃないかと。

 最終話のあとに続編のテレビアニメ化も発表されたということで、今後にも期待していきたい。次はおっぱいが大きい子のエピソードっぽいけどそういうシーンを期待しちゃってもいいんですか?今度こそ親御さんがびっくりしちゃいそうというかフェミニストが大暴れしそうな感じがするが、そういう声に負けずに原作に忠実なアニメ化をしてくれることを願ってる。

 ところで、宇髄さんには3人の嫁さんがいるがみんな可愛くていい清涼剤になっていた。CVも石上静香東山奈央、種﨑敦美とパワーの高い並び。特に東山奈央が声を当ててたキャラが可愛かった。やっぱ東山奈央の声は国の重要無形文化財に登録されるべきなんだよな。

嫁に囲まれて寝る宇随さん。

 

進撃の巨人 The Final Season Part2

 The Final Season(Final Seasonとは言ってない)。普通に2クールくらいやって完結まで持っていくのかと思ったら普通に終わらなかったし、まだ普通に続くらしい。間が空くと毎回やってたこと忘れちゃうから困っちゃうんだよな。

 揮発性メモリ内臓の人間なのでこれまでの話をうろ覚えで見ている節はあるが、それにしても毎話毎話衝撃の展開って感じだった。というか、エレン(CV:梶裕貴)が完全に悪役になってるうえにミカサ(CV:石川由依)一行とライナー(CV:細谷佳正)一行が共闘するとかいう思ってもみない展開になってしまった。敵対していた集団が共闘するのはアツい展開だけど、共通の敵(ミカサたち的には敵ではないけど)が作品の主人公(だったはずのキャラ)なのは皮肉な話だよな。ちなみに、雰囲気で見てるので細かい設定まではついていけてない。それでも雰囲気と戦闘の迫力だけで面白いんだからすげーよ。

 ところで、この作品のゴールはどこなんだ?今のところエレンが完全に悪役の描かれ方してるけど。どういう着地の仕方するか気になるなあ。あと、ミカサたちと共闘することになって気まずそうなライナーで笑ってしまった。この作品で一番胃を痛めてるキャラだと思うよ、ライナーは。

 

ハコヅメ~交番女子の逆襲~

 交番が舞台の…これは何て言うんだ?日常アニメ?交番で働く女性警察官の日常を描いてるんだから日常アニメと呼んで差し支えないのか?ギャグ寄りな回も多い一方で、まるで刑事ドラマかのようなシリアスも楽しむことができるという一粒で二度おいしい贅沢な仕上がり。警察の仕事の大変さをギャグで緩和しながら描きつつも、真面目な回はとことん真面目に作ることで警察の活躍も見ることができるという構成は職業アニメとしては理想的な構成かもしれない。まあ、これ見て警察になろうとは思わないけど。

 新人巡査の川合(CV:若山詩音)と教育係の藤部長(CV:石川由依)の二人がこの作品のメインキャラ。(性格以外)完璧超人で頼りになる上司とポンコツかますものの時折活躍を見せる部下という組み合わせは様式美というか見ていて安心する。声優のチョイスも完璧なんだよな。若山詩音の新しい使い方を垣間見てしまった。また、シリアス回は検視や自殺未遂現場、性犯罪といったわりとショッキングな内容も多く、新人の川合に感情移入しながら見ると、結構心をぐちゃぐちゃにされる。川合が人間味あふれるキャラなのが効いてる感じがする。

川合のいかにも新人って感じすこ。

源部長(CV:鈴木崚汰)と山田(CV:土屋神葉)の刑事課ペアとの絡みも面白かった。一応、男女の絡みなのにラブコメ的要素が一切発生しないの草なんだよな。あと、いざというときどちゃくそ頼りになる先輩キャラがすこなので、源部長がめっちゃすこ。人たらしで”取り調べの天才”と呼ばれているという設定がいいよね。見た目もそんな感じだし。

 あと、この作品キャラデザがいいんだよな。いわゆる萌え系の絵柄じゃないけど川合も藤部長もかわいいんだよな。藤部長はともかく川合はコミカルな可愛さのほうが強いけど。作画も悪くなかったし、全体的にクオリティが高い作品だったと思った。

警察のポスターに使ってもフェミニストにも怒られなさそうだよな。

 

プリンセスコネクト! Re:Dive Season2

 ぼくが唯一やっているソシャゲのアニメ。2020年2月頃からやってるのでかれこれ2年以上続けてる。楽しいから続けているというよりは日常生活の一部に組み込まれてるという感じなので、飯を食ったり風呂入ったりアニメ消化したりするのと同じカテゴリーに入ってる気がする。毎日続けてることといえばptcgoの11勝もあるが、あっちは1時間くらいかかるのに対してプリコネは5分もあれば終わるという手軽さがいいのかもしれない。ぼくはちゃんとプリコネを楽しんでるのか?ちなみにptcgoのほうは楽しんでない。義務モンカードゲームなので。

 2期が決定したときからなか〇し部の登場を楽しみにしていたが、3話にして念願が叶った。アプリ版では美食殿と直接の関りが未だにないため、アニメに登場するか不安視していたわけだが、普通に登場して普通に交流してて草だった。なか〇し部といえばアプリ版屈指のギャグ担当なわけだが、なか〇し部回は世界観の根幹に触れるというわりとシリアス回だった。世界観に触れるためにはユニ(CV:小原好美)の存在は必要だけど、なか〇し部回をそれに消化しちゃったのはもったいなかった気もする。ギャグに振り切ったなか〇し部回見たかったゾ…。まあ、ユニが主人公ばりの活躍を見せてたのでそこは満足なんだけど。原作のセリフもわんさか入っててユニに関して言えば、どちゃくそ優遇されてた。助かる。

なか〇し部。左からチエル(CV:佐倉綾音)、ユニ、クロエ(CV:種﨑敦美)。キャラパも高いが声優のパワーもハンパない。原作ゲームでも1、2を争うレベルで人気のギルドなだけに初見の人でも楽しめるエピソードにして欲しかった感は否めない。

カルミナや自警団、ルーセント学院といった1期に登場しなかったギルドの個別回も要旨されており、どれも面白かった。キャラクターの新たな一面が知れるっていうのもアニメのいいところ。個人的にはチカ(CV:福原綾香)、カスミ(CV:水瀬いのり)、ミサキ(CV:久野美咲)の評価が上がった。特にカスミとキーリのエピソードはあら^~ポイントが高くてはわわわって感じ。キーリの正体は知ってたけど、それでもあの展開は精神的ダメージがでけえよ。

あら^~。

個別回は基本的に満足だったけどヴァイスフリューゲルのエピソードはいらなかったと思う。あれだけクソほどおもんなかった。

 そんでもって、2期の見どころは何といってもペコキャル。1期と比べてどちゃくそ距離が縮まっててあら^~ポイントがオーバーフローしてた。

桃源郷

とはいえ、キャル(CV:立花理香)はペコリーヌ(CV:M・A・O)を姫の座から追いやったカイザーインサイト(CV:蒼井翔太)に仕える身であり、キャルは2人の間の板挟みになってることに悩むわけよ。これがいいんだよな。ペコとキャルの距離が縮まれば縮まるほどこの設定がいきてくるってわけ。終盤ではペコとキャルの直接対決も繰り広げられたが、これまでの思い出があるからこそ戦闘が引き立つんだよな。2人の絆を試す戦い、いいですね~。

 1期の頃はゲームをやってなくても楽しめる内容だったと思うが、なか〇し部回からもわかる通り、2期は世界観に関わる話が多く、原作ゲームをやってないと理解できなさそうだなと思いながら見てた。ぼくはソシャゲのアニメ化は日常に重きを置くことでまずはキャラに興味を持ってもらうべきだと思ってるので、ソシャゲアニメとして見るとどうなんかなって感じ。プリコネのアニメ化として見れば100点満点なんだけどね。あと、もし3期があるならなか〇し部のギャグ回を作ってください、お願いします。もちろん王雀孫の脚本で。

 

B+

からかい上手の高木さん3

 3期にもなると流石にマンネリ化してくるかなとも思っていたが、西片(CV:梶裕貴)と高木さん(CV:高橋李依)の仲も少しずつ深まってきており、パワーの高いシーンが増えてきた。これで付き合ってないとか流石に無理だと思うんだよな。まあ、最終的には結婚するんだけどさ。

 3期で一番印象に残った回は間違いなく文化祭の演劇。高木さんがお姫様役に選ばれたものの、王子様役は木村(CV:落合福嗣)に決定し、本番ではその熱演っぷりに西片の脳が破壊されかけてた。そんななか木村が腹を壊したことで西片が代打出演(王子役は豚の被り物してるからバレないということで)することになったが、転びそうになった高木さんを助けた際に被り物が外れてしまう。このときの高木さんの笑顔よ。めっちゃ嬉しそうでこっちまで嬉しくなってしまった。そこからの西片のアドリブもカッコよかった。劇として大成功を収めたのはもちろんだけど、西片のアドリブに対しての高木さんの公私混同の返しも非常によかった。このとき興奮のあまり床ドンしすぎて地球の裏側までヒビが入ってしまったんだよな。この回が見れただけでも3期を制作した価値があると思う。

高木さん「あなたは私の王子様です!」

その後もクリスマスデートやバレンタインの話などイチャイチャエピソードが続いたが、これで付き合ってないのは流石に無理があるぞ(2度目)。西片が「もしかして高木さんは俺のことを…」となってるシーンも増えてきたが、視聴者側は「その通りなんだよ~」と地団駄を踏むことしかできないのがもどかしい。なんか作品の趣旨変わってないか?

 西片×高木ペアもいいけど、個人的には浜口(CV:内山昂輝)×北条(CV:悠木碧)ペアも捨てがたい。浜口のヘタレっぷりと北条さんの満更でもなさそうな様子に青春を感じる。西片と高木さんからは摂取できない栄養素を補完しくれてるね。

この作品で一番可愛い子は北条さんだと思うんよ。

 高木さんのアニメの醍醐味といえば高木さんによる往年のラブソングのカバーも忘れてはいけないが、今回もいろいろカバーしてくれた。Over Drive以外は聞いたことある曲だったけど、1期や2期ほどのインパクトはなくなってきた感じがする。ぼくの好みの問題だけど。あと、文化祭の回で3バカが歌ってた気まぐれロマンティックの音源を配信してくれ。

 

薔薇王の葬列

 シェイクスピアの史劇をもとにした作品。史実にもある薔薇戦争を描いているらしいが、世界史の知識が皆無なので薔薇戦争がどんなものかは知らない。もとになったシェイクスピアの作品か薔薇戦争に対する知識があった方が面白いのかもしれないが、知識が皆無でも余裕で楽しめた。モノローグが多く、登場人物たちの思惑がわかりやすいのがいいのかもしれない。

 白薔薇のヨーク家と赤薔薇のランカスター家の間の争いが薔薇戦争であり、主人公はヨーク家の三男のリチャード(CV:斎賀みつき)。両性具有であるという結構デカい秘密をかかえており、外目からはわからないが(隠してるからだろうけど)ちゃんとおっぱいもあるという同人誌なら確実にレイプされてるような設定だが、本編中でそういう目にはあってない。本人からしてみたら足枷な設定だろうけど、女装してピンチを切り抜けたりもしてる。便利やね。劇中ではランカスター家当主のヘンリー(CV:緑川光)といろんな場所で再会しては友達以上恋人未満のような関係になっていった。これ、リチャード側はメスの部分が出てしまったと捉えられなくもないけど、ヘンリー側は「やっぱりホモじゃないか(歓喜)」っていうことだよな?二人がいる空間にはどこか神秘的なものを感じていたが、1クール目の終盤にリチャードがヘンリーを殺してしまって驚いた。キービジュアル見てたらヘンリーは重要キャラっぽそうだったのに1クール目で退場してしまって結構驚いたんだよな。実は死んでなくて記憶を失った状態でリチャードの前にあらわれたりするのかもしれない。

 リチャードが主人公ではあるが、他の登場キャラクターのモノローグもがっつりやってるので、群像劇みたいな感じになってた。それぞれのキャラが何を望んで行動しているかがわかりやすいため非常に見やすかった。何してるかをちゃんと追えるような作りになっているかどうかっていうのはアニメにとって非常に重要な要素。悪者(リチャードの敵)が誰かわかりやすいうえに、ろくな最期を迎えないので勧善懲悪的な爽快感も味わえる。まあ、リチャードが善であるとも言い切れないけど。

 1クール目はランカスター派に勝利したところで終わったがここからどう話が動くのか気になる。リチャードの兄たちが大変なことになっていることもあり、今度は自国内の話に焦点が当たっていくんかな。

 

リーマンズクラブ

 NUMAnimation枠。NUMAnimation枠のスポーツアニメは良作の法則がぼくの中で提唱されているが、例に漏れず良作だった。スポーツアニメが面白いかどうかは試合のシーンで決まると思っていて、プレーを見てこっちまで喜んだり悔しく思ったりできるかで作品への没入感が変わるんだよな。カッコイイ技を決めるのはもちろんカッコいいんだけどそこに至るまでのゲームメイクだったり、キャラクターのモノローグがプレーへの付加価値を高めてくれる。

 主人公たちはバドリーマンということで、日中はサラリーマンとして働き、仕事終わりや休日はバドミントン選手として活動するという今までにないタイプのスポーツアニメ。バドミントンの描写はもちろん、サラリーマンとしての描写にも力が入っていて一粒で二度おいしいアニメになっていた。サラリーマンパートもとってつけたような業務の様子を見せるわけじゃなくしっかり作り込まれており、キャラクターの精神的な成長を垣間見ることもできてバドミントンアニメとしても重要なシーンになってたんじゃないかと思う。でも、ネギジンジャーは売れないと思うんよ。

 主人公の白鳥(CV:榎木淳弥)とペアを組む宮澄(CV:三木眞一郎)は会社の上司と部下の関係であり年の差とお互いの性格もあって最初こそギスギスしていたものの、打ち解けた後はお似合いのペアになっていた。白鳥の予測能力と宮澄のパワーが合わさって最強に見える。信頼関係が構築されたことで白鳥のトラウマも解消され軌道に乗って来たかと思いきやペア解消の話が出てきてあわわわって感じ。さらに会社のお偉いさんの策略でピンチを迎えるものの白鳥の行動力によって無事解決し、S/Jリーグ勝戦へと向かう。決勝戦はこっちまで緊張しながら見ていたが、勝利することができて画面の前で大喜びしてしまった。最後の試合に勝って終わるべきか負けて終わるべきかというのはそこに至るまでの流れで変わってくるが、この作品の場合間違いなく勝って終わるべきというか絶対に勝ってほしかったので勝って終わることができて本当によかった。目を怪我した時はもう終わりだと思ったゾ…。

 ところで、白鳥たちの同僚である矢田さん(CV:花守ゆみり)がめっちゃ可愛かったんだよな。バドミントン部の試合にも応援しに来てくれるし、会社でも白鳥のことを気にかけてくれてていい上司やんな。あと、花守ゆみりのこういうタイプの声がどちゃくそ好きなんよ。ぼくにも花守ゆみりボイスの女性の同僚がいればなぁ。

矢田さん、結構出番多くて嬉しかった。男ばかりのスポーツアニメでも女性キャラが一人いるだけで華やかになるね。

 

ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン

 ジョジョ6部。ぼくは5部のアニメしか見てないニワカであるということを念頭に置いておいてもらいたい。5部はニワカのぼくでもワクワクしながら見ていたが、それと比べるとワンランク落ちるかなという感じはした。面白かったんだけどね。あと、5部は過去の話を知らなくても見れたけど、6部は過去キャラ(というか承太郎(CV:小野大輔))が出てきたため、過去作を見てないと面白さが半減するのかもしれない。ジョジョを履修してこなかった人間だから丈太郎のこと名前しか知らないんだよな。

 主人公のジョリーン(CV:ファイルーズあい)は女性主人公ではあり、物語の舞台も女性刑務所であるが当然ブヒ要素などはない。というか女性要素が”おっぱいの中に金を隠す”くらいしかなかった。まあ、ジョジョにブヒ性能を求めるとかカバルドンを特殊アタッカーとして運用するようにお門違いというもんだしな。5部のジョルノは色違いボルケニオンのワザップに騙されたとき以外そんなに苦戦してたイメージが無いのでジョリーンにパワー不足感を感じたんですけどどうですか?パワーが無いとはいえ頭脳プレーによる解決で毎回感心させられるわけだけど。毎話「はえ~」って言いながら見てた気がする。まあ、カエル降らせたりするのはパワープレーだけどあれはジョリーンの仕業ではないしな。あと、ジョジョの世界では人間がまともな死に方しないよな。血が噴き出るくらいなら慣れたけど、干からびたりするのはヒェッてなる。

 5部は3クール使ってたのに今回は1クールなのかと思ってたらちゃんと続編があるらしい。そりゃそうか。問題何も解決してないし、そろそろ何かしら話が大きく動いて欲しい。刑務所が舞台だとどうしても行動が慎重になっちゃうからなかなか話が動かないもんね。あと、素数を数えて落ち着くやつってジョジョ6部が元ネタだったんやな。知らなかった。

 

ワッチャプリマジ(2クール目)

 あまねのプリマジ参戦~5人によるエキシビションマッチまで。ついにあまね様(CV:庄司宇芽香)が本格参戦したと同時にあまね様のパートナーであるぱたの(CV:小原好美)も登場した。小原好美ちゃんのラジオでぱたの役で出ることは知っていたものの、一生出てこなくてずっと待ちわびてた。今までに聞いたことのないタイプの小原好美ちゃんの演技だったので、出ること知らなかったら気付かなかった説ある。ところで、ぱたのって男の子?女の子?流石に女の子か。

 2クール目のメインはエキシビションマッチに向けての合宿。というか(現実の期間で)3ヶ月間ずっと合宿してた。あざとさを売りにしてるみるき(CV:相良茉優)が一番生活量があることが発覚したのが一番面白かったかもしれない。みるきママじゃん。八百屋の娘で昔は地味だったという設定も相まってだいぶ見る目が変わった気がする。あと、5人の中で一番背が小さいのにおっぱいが大きい(というか全体的にムチムチしてる)というえっちポイントでも勝負を仕掛けられるのが強い。ぼくは女児アニメを見て何を言ってるんだろうな。

地味だった頃のみるき(一枚目)。この頃のほうが可愛いというのはNGワード。そしておっぱいが大きい(二枚目)。ちなみに中学2年生である。

合宿回を通して評価を上げたキャラとしては他にれもん(CV:鈴木杏奈)がいる。1クール目はテンプレオタクみたいなキャラだったが、2クール目では痛々しさが消えて常識人ポジションに落ち着いた。努力家でもあるので今後の活躍に期待していきたい。大きなお友達的には一番人気はれもんって感じがするけどどうでしょう?逆にひな(CV:内田彩)やあまね様は自分勝手な部分が強調されててうーんって感じ。女児人気は高そうなビジュアルしてるんだけどね。主人公のまつり(CV:廣瀬千夏)はあんま目立ってなかった気がする。なんなら、パートナーのみゃむ(CV:小池理子)のほうが存在感ある。

 合宿のラストでは5人によるプリマジが披露されたが、これがなかなかよかった。個人のライブよりも複数人でのライブのほうが好きなので、今後も定期的に披露されることを期待してる。あと、もう少し狂気があってもいいのよ。

 

ルパン三世 PART6(2クール目)

 ホームズ編が終わり、家庭教師編がスタート。ルパン(CV:栗田貫一)の過去が関わっているということでワクワクしながら見ていたが、本筋の話よりも単発回のエピソードのほうが面白かったような気がしてならない。次元(CV:大塚明夫)、五ェ門(CV:浪川大輔)、不二子(CV:沢城みゆき)の当番回(15、16、20話)はどれも面白かった。特に次元回はどちゃくそカッコよかった。昔の女を陰から守るっていうシチュエーションいいよな。PART417話のような4人のチームワークが見れる回(17話)もあり、自由に話を作れる単発回の方が面白くなるのは自然の摂理なのかもしれない。一応、単発回も本筋の話の伏線になってたけども。

 家庭教師編の最初から登場していたマティア(CV:清水理沙)の正体が殺し屋だと発覚したところが一番のピークだったと思う。可愛い感じの子でいかにも近代ルパン特有のヒロイン枠って感じだったので結構衝撃を受けた。というか、2クール目に出てきた女のゲストキャラの大半が殺し屋だったわけだけど。終盤のトモエ(CV:一柳みる、深見梨加)との直接対決では、ルパンが洗脳されかけるも仲間との思い出のおかげで窮地を脱して無事勝利することができた。なんか雑な展開だったような気がしなくもないけど、まあ雰囲気で楽しめばいいかなということで。あと、マティアを捕まえに来た銭形(CV:山寺宏一)に対してルパンが少し話す時間をくれるように頼み、それを銭形が承諾するシーンが個人的にめっちゃすこだった。ああいうシーン、いいよな。

 1クール目に比べると本筋の話は微妙だった気もするが、単発回は2クール目のほうが面白かったのでどっこいどっこいって感じ。あと、大塚明夫の次元が既に違和感がないんだけど、やっぱベテラン声優ってすごいんやな。

 

天才王子の赤字国家再生術

 現国とやってることが被ってそうで実はそうでもないアニメ。そもそも、近年のファンタジー作品としては珍しく主人公が転生者じゃないんよな。現国は現代の知識を利用して国を建て直すという内容だが、こっちは国を売って隠居生活をしようと目論む主人公のウェイン(CV:斉藤壮馬)がとった行動が想定以上の成果になって引くに引けなくなるというような内容。「またオレ何かやっちゃいました?」系に見えなくもないが、だいたい部下や敵との間の解釈不一致の結果によって引き起こされ、なんなら怠惰な生活を望むウェイン自身の首を絞めるような結果にもなりがちなため、無双系というよりはギャグって感じ。政治を題材にした作品はガバを見つけると内容が頭に入ってこなくなりがちだが、最初からギャグと思って見れば多少のガバが気にならなくなるのもよい。ぼくは現国よりこっちのほうが好き。

 現国と比べるとこっちはキャラパで勝負をしかけてる感じもする。ウェインとニニム(CV:高橋李依)との絡みは見てて楽しかった。幼馴染でお互いの性格を理解し合ってるのがいいよな。ウェインの言動に対して照れたり引いたりせずに「また言ってるよ」みたいな感じでニニムが対応するのがとてもよい。立場的には主従関係だけど、精神的には対等な関係ってのいいよね。ニニム自身も有能だし、ぼくが理想とする主従関係を体現してる感じだった。あと、ニニムの単体性能も高いんだよな。性格もビジュアルもそうだし、横乳がえっち。

一蓮托生って感じの間柄なのがよい。あと横乳のパワーが高い。

正直、ニニムのパワーが高すぎて妹のフラーニャ(CV:千本木彩花)が霞むんだよな。終盤に活躍の機会はあったけどエピソード自体は微妙だったし。あと、ウェインとニニムの学友であり皇女であるロワ(CV:東山奈央)も登場し、3人でのやり取りは見てて楽しかった。ニニムとのヒロイン戦争も面白かった。キャラパの高さはもちろんだけど、セリフ回しも面白い。会話が面白くてヒロインが可愛ければそりゃ楽しめるわな。他の異世界作品たちも見習ってくれたまえ。

ライバル。

 

B

錆喰いビスコ

 ぼくはこの作品を正当に評価できる立場にないということを先に伝えておきたい。というのも、放送時間的にこれの前枠がプリコネだったせいで、プリコネの熱が冷めないまま見てたせいで内容が頭に入ってこない。せめて放送時間が逆だったらなあ。というわけで、正当な評価をできてないと思うけどよろしくお願いします。

 ”錆び風”によって人々が命を落とす世界で、錆び風の原因とされてきたキノコこそが錆びを遅らせることができる。そんなキノコを各地で生やし続けるキノコ守りのビスコ(CV:鈴木崚汰)と医師のミロ(CV:花江夏樹)によるボーイミーツボーイ物語。別にこの作品に限った話ではないけど最近はボーイミーツボーイかガールミーツガールばかりで純正のボーイミーツガールの作品が少なくなってきたように感じる。で、2人の冒険を描くわけだが、まず世界観を理解するのに苦労する。錆喰いビスコとオリエントは今季2大世界観がよくわからないアニメだと思う。最初からそういうもんだと思って深いこと考えずに見ればいいんだけど。

 この作品を見てて一番印象に残ったのはミラの成長。最初はビスコに引っ張られるだけの気弱なヤツという印象だったが、ビスコとともに行動することで精神的に成長していき、最終話付近では見違えるほどカッコよくなった。なにより、ビスコが死んだ後(死んだとは言ってない)の覚醒っぷりよ。もはや別人なんだよな。ビスコの意志を継いで奮闘する様子がどちゃくそカッコよかった。あと、ビスコが死んだ回(死んだとは言ってない)のEDがミロのソロだったのもよかった。ウマ娘2期12話のEDもそうだけどEDの演出で心を揺さぶってくるのすき。で、結局のところはビスコは死んでなかったわけで協力して敵を倒したわけだが、綺麗に問題を解決して終わってくれたので後味はよかったんじゃないかと。

 基本的にはビスコとミラの二人旅みたいな感じだが、要所要所でチロル(CV:富田美憂)という少女に遭遇しており、これがまた可愛いんだよな。パーティメンバーに加わらないかなと期待してたけどまあしゃーなし。思ってたより登場頻度が高かったのはうれしかった。

男2女1で一切恋愛に発展しないみたいなのがファンタジー作品のパーティメンバーとしてちょうどいい感じしません?

 

ヴァニタスの手記(第2クール)

 ホモアニメと見せかけといて分割2クール目になってからは男女のラブコメ要素も出してきた。まあ、ヴァニタス(CV:花江夏樹)とノエ(CV:石川界人)の二人の絡みがメインではあるんだけどやっぱ女の子がいることによってだいぶ見やすくなってる気がする。

 2クール目になってジャンヌ(CV:水瀬いのり)の出番が増えて嬉しかった。感情表現が豊かで表情がコロコロ変わるので見てて楽しいんだよな。ヴァニタスのことを意識してるのがほんま可愛い。このアニメにラブコメ要素をひとつまみ…wしてくれる貴重な存在でもあった。

ドスケベ淫乱ヴァンピール。

後にヴァニタスもジャンヌのことを意識し始めていいゾ~コレって感じ。そうだよ、こういうのを見たかったんだよ。飄々としているヴァニタスと真面目で乙女チックなところがあるジャンヌはいい組み合わせだと思うんよ。

 終盤はノエの幼馴染であるドミニク(CV:茅野愛衣)がミハイル(CV:小松未可子)に利用され、ヴァニタスとノエが同士討ちをする羽目になった。このシーンに限らず全体的に戦闘シーンに力が入っていてなかなかの迫力だったとともに、戦っているキャラの信念も伝わってきて見応えがあった。最終的にドミニクも助かりなんとか丸く収まったところで2クール目も終了。もっとラブコメシーンを見たかったなと思いつつ、ジャンヌに気を取られて本筋の話をあまり覚えていないことにも気づいてしまった。ジャンヌが可愛かったから仕方ない。

 

ドラゴンクエスト ダイの大冒険(6クール目)

 おそらく一番盛り上がるタイミングで1ヶ月放送休止したのは痛いですね…これは痛い。ここ最近はプリキュアの作画リソースを割いたのかめちゃくちゃ戦闘作画に力が入ってたし*3

 ポップ(CV:豊永利行)のアバンのしるしが反応しないという幸先の悪いスタートを迎えたが、冷静に考えれば他のアバンの使徒が超人でポップみたいになるのが普通なのかもしれない。一般人代表みたいな。とはいえ、何とかしないと敵陣に攻め込めないわけでどうするのかと思っていたらポップを庇って瀕死の重傷を負ったメルル(CV:小原好美)の想いによってポップが覚醒した。ついにメルルが想いを打ち明けたのはアツいけど、ポップにはマァム(CV:小松未可子)しか見えていないのがつれえよ。報われない恋。

 敵の本拠地に潜入した後は、ハドラー(CV:関智一)やハドラー親衛騎団の面々との直接対決が始まった。正義VS悪の構図ではあるが、正々堂々とした戦いぶりには思わず手に汗を握ってしまった。カッコイイ悪役いいよなぁ。特にハドラーVSダイ(CV:種﨑敦美)の対決では、「何人も手出し無用」と真っ向から真剣勝負を仕掛けており、戦いぶりと合わせてどちゃくそカッコよかった。悪役としてではなく一人の戦士として尊敬できる男だよな。激闘の末ダイが勝利したもののキルバーン(CV:吉野裕行)によって2人が炎に包まれ…というところで放送休止になってしまった。まあ、これ書いてるときには既に放送再開されてるんだけど。放送再開後最初の回が激アツすぎてどちゃくそ興奮したわけだがそれはまた来季の感想記事で。

 

オリエント

 戦国時代にファンタジーをぶち込んだ感じの世界観。主人公の武蔵(CV:内田雄馬)と幼なじみの小次郎(CV:斉藤壮馬)が幼いころからの夢であった武士団を結成し、鬼を退治していくというストーリー。目的ははっきりしているため何してるか分からなくなることはないが、世界観がわかりづらいというかとっ散らかっている。戦国時代っぽい装いや生活感があるなかでバイクが登場した時は流石に草生えた。しかも、バイクのことを”鉄の馬”なんて呼ぶもんだからもう面白い。これのせいで他のアニメでバイクを見るたびに鉄の馬という単具が脳をよぎるようになってしまった。どう責任を取ってくれるんだ?

 やっていること自体は王道の少年漫画という感じ。武蔵と小次郎の対立からの和解であったり、鬼退治に必須である鬼鉄刀への適性が無いと知った武蔵の挫折からの覚醒といったアツい展開をきっちりとおさえてあった。戦闘も無双するというよりは頭を使って戦力を補うというタイプの戦い方で見ていてワクワクした。一方で先輩武士団たちは余裕で鬼を倒していくのがいいんだよな。レベル差みたいな。ゲームの序盤感がある。

 武蔵と小次郎の二人で結成された武士団だったが、中盤でテコ入れ(ありがたい)のためか女の子が加入する。パーティに女の子が加入するだけで見る側の士気が上がるというものよ。途中加入したつぐみ(CV:高橋李依)は洗脳に近い環境下にいたところを二人に助けられたことで武士団へと加入。戦力としてもムードメーカーとしても役割を持てるが、他の二人が常識を知らないせいで常識人枠としての地位も確立している。ヒロインも主人公と並んで戦える実力を持っていてほしいと思う人間なのでつぐみみたいなキャラは結構すこ。あと、かわいい。

つぐみの武器が一番かっこよくない?表情もコロコロ変わるので見てて楽しい。

 ラストには第2クールの存在が発表された。それはそれでいいんだけど1クール目の最終話で新キャラを出すのはやめてくれ。どうせ出されても2クール目が始まるころには忘れてるんだから。

 

怪人開発部の黒井津さん

 最近流行りの社畜アニメ。これまでは他人事だと思って社畜を見てゲラゲラ笑っていたが、春から当事者になってしまったのでもう二度と社畜アニメを見て笑えなくなるのかと思うと涙が止まらない。黒井津さん(CV:前田佳織里)の場合は成果がなかなか出ないだけであまりブラックという感じはしないけど。上司のメギストス(CV:稲田徹)なんか絵に描いたような理想の上司だしな。

 ヒーローを倒すべく怪人を作る秘密結社アガスティアが舞台ということでいかにもブラック臭がするが、前述の通りむしろホワイトまである。ぼくも悪の秘密結社に転職するかぁ。個性豊かな上司や怪人とのゆるーいエピソードがメインなので社畜アニメアレルギーの人でも見れる安心設計。準レギュラーの怪人たちもとても戦闘用とは思えないくらい愛嬌があって、日常シーンは見てて楽しかった。

 あと、このアニメのメインディッシュはウルフくん(CV:天野聡美)。狼男として開発されていたのに上司の鶴の一声で女体にされてしまった悲しき子。今季はやたらとTSキャラがいるが、ウルフくんの絡み相手は黒井津さんなのでレズとおねショタを同時に摂取できると言っても過言ではないのがポイント高い。時折メス堕ちするのも唆るぜこれは!それもふまえて多分このアニメの見所さん!?はコメディ部分よりもえっちポイントなんだよな。

えちちち。黒井津さんやウルフくんがエッチな目にあってる瞬間が一番面白い。

 ところで、作中には戦闘員のバイトをしている女の子も出てくるのだが、どうやら戦闘服の下が全裸っぽいんだよな。このアニメで一番えっちポイントを感じた部分かもしれない。エロアニメじゃないアニメでフェチ的なえっち要素を見つけるとこれ以上ないほどの幸福感を味わうことができるんだよな。

これえっちすぎない?こういう描写でえっちポイントを感じることができるかどうかで人生の幸福感の度合いが変わってくると思うんよ。

 

プラチナエンド(2クール目)

 1クール目から続いていたメトロポリマン(CV:石川界人)との対決が六階堂さん(CV:森川智之)の決死の行動によって終わった。不殺の誓いを立てていた主人公の明日*4(CV:入野自由)の代わりに六階堂さんが手を汚して死んでいったのはなんか腑に落ちなかったが本人たちがそれでいいのならまあいいんかなあ。明確な悪を倒したことでやることがなくなったかと思いきや、メトロポリマンを裏から操っていた向くん(CV:潘めぐみ)が現れた。絶対ヤバいやつだと思いきや敵対する意思はなく、普通に和解してて拍子抜けしてしまった。病気で寿命が近かったとはいえ六階堂さんが死に損だったようにしか思えないなぁ。あと、2クール目入ってから作画の悪さが目立ってたのが残念だった。そこまで作画を重要視するようなアニメではないけど、明らかに顔の作画がおかしくてめっちゃ気になってしまった。

 2クール目は「世界最高峰の頭脳」の異名を持つ神候補、米田(CV:津田健次郎)との戦いがメイン*5。メトロポリマン戦とは異なり、言葉で説得をしかけることが可能だったため不殺の誓いを立てている明日でも戦うことができた。ただ、こういう論争って合理性を求める敵側の意見のほうが魅力的に映ってしまいがちだと思うけど、今回も米田のほうがまともなこと言ってるように見えてしまった。これはぼくの良心が壊れてるせい?途中向くんが命を落としたが、最終的には中海(CV:山下大輝)が新たな神になることで話がまとまり、戦いに終止符が打たれた。「お前が神になるんかーい」って感じではあったけど本人たちがそれでいいのならまあいいんじゃないかなあ。

 衝撃的だったのはラストのシーン。神候補たちも平和な日常を取り戻して幸せに暮らしていたが、神になった中海が自らに白の矢を打ち込むことで自害したため、地球から人類が消滅し始めた。世界も平和になり明日と咲(CV:M・A・O)のイチャイチャを見た後のこれだったため、開いた口が塞がらなかった。ここまでのバッドエンドは久しぶりに見た気がする。結局何を伝えたい作品だったのかはよくわからなかったけど。

 

現実主義勇者の王国再建記 第二部

 2期。1期の頃は仲間を集めたりいろんな政策を施したりと見栄えするエピソードが多かった一方で2期は冒頭から戦後処理ということもあり、いよいよ会話劇だけになってしまった。会話だけで1話終わるのは別にいいけど、ドラマCDじゃなくてアニメなんだからもう少し画面に動きを付けて欲しい。地図上でアイコン動かしたりとか、キャラクターの名前を出すときは顔も一緒に出してくれたりとか。風花雪月の幕間みたいな感じのが欲しいよね。

 戦後処理の話に入ったことで1期の頃は気にならなかったガバ具合が目立つようになってしまった。それっぽいことしてるなくらいの気分で見てればガバもそこまで気にならないが、会話ばかりになるとほかに目をやる箇所もないのでどうしても気になってしまう。ガチの政治的な話を見たいわけではないけど、少しでもガバが気になると話が頭に入ってこなくなるのは悩ましいところ。まあ、現実世界と異世界じゃ状況が違うから一概にガバとは言えないのかもしれないけど。後半は1期のようなエピソードに戻ったとはいえ前半との温度差もあってあまり楽しめなかった感ある。化けの皮が剥がれただけ?

 中盤でテコ入れするかのように新キャラのジーニャ(CV:小原好美)が登場した。マイペースな天才科学者というキャラクター性と声優も相まってどう見てもユニっち店長なんだよな。今までのヒロインたちを過去にしてしまうレベルの可愛さだったのでついに現国始まったかと思いきや2話程度登場したらそれ以降出番が無くて悲しかった。マジで戦後処理のあとの口直しとして登場させたんじゃないか?天才科学者は物語を進めるうえで便利な存在であることに間違いないためもし3期があれば出番があるかもしれない。でも、1期で仲間にした面々は2期で全然出番なかったしなあ…。

 特に大きな山場を迎えることもなく2期が終わってしまったため物足りないまま終わってしまった。キャラ魅力はある作品なのでもったいない。最終話直前に正妻戦争やってたけど会話ばかりになっちゃうのなら合間にこういう茶番をもっと入れてくれればよかったのに。まあ、本筋の話にヒロインたちが全然登場してなかったのにいきなり正妻戦争始められてもそれはそれで反応に困っちゃうけど。

リーシア(左下)>ロロア(右上)≧ジュナ(右下)>アイーシャ(右上)。キャラパはそこそこなのでせっかくなら個別のえすいばつシーンを見たい。

 

殺し愛

 殺し屋同士のラブコメというありそうで(少なくともぼくはみたことが)なかったジャンル。緊張感を楽しむ感じなのかと思っていたら女側があまりにも無能すぎてなんか思っていたのと違った。もっとカッコいい感じのを期待してたんだけどなあ。

 新人賞金稼ぎのシャトー(CV:大西沙織)と謎多き凄腕の殺し屋のリャンハ(CV:下野紘)の二人によるラブコメ。二人は敵対関係にあるわけではないが殺し屋である以上いろんな人間に狙われるわけで。だいたいシャトーちゃんがヘマをしてリャンハが助けるというのが基本パターン。というよりシャトーちゃんが活躍したシーンを一つも思い出せない。リャンハが捕まったところに突入したときも結局リャンハに助けられちゃったし。守られるヒロインが悪いわけではないけどそれはお姫様とかだからいいのであって、いくら新人とはいえ本当に殺し屋か?ってレベルでポンコツなのはちょっと…。

 リャンハがポンコツシャトーちゃんのことを気にかける理由が気になっていたが、過去にいろいろあったことが終盤に明かされた。リャンハの名前の由来も含めて面白かった。というかこれくらいしかちゃんとした殺し屋っぽいエピソードがなかった気がする。途中の抗争とかも殺し屋というよりヤクザっぽかったしなあ。

 で、結局何も解決しないまま終わっちゃった気がするけどどう?一応、二人の仲は深まったっぽいけど。シャトーちゃんがもう少し殺し屋としての腕を上げてくれたらなと思いつつも、壮絶な過去を見た後だと殺し屋に染まって欲しくないという気持ちもある。まさかシャトーちゃんがポンコツだったのはこういう気持ちになって欲しかったなのか?

 

SHAMAN KING(4クール目)

 春から続いていた今作もいよいよ大詰め。3クール目でなんやかんやあってシャーマンファイトを辞退したかと思いきや、なんやかんやで復帰してて草だった。で、やっと葉(CV:日笠陽子)率いるのふんばり温泉チームと蓮(CV:朴璐美)率いるTHE蓮のガチンコ対決が見られるとワクワクしていたらなんか有耶無耶に終わってうーんって感じ。まあ、仲間同士で戦ってる場合じゃないんだけどさ。終盤はいよいよハオ(CV:高山みなみ)との対決を迎えたわけだが、これまでの展開と比べて駆け足すぎて驚いた。ソードマスターヤマトかな?なんかいつの間にかハオのもとにたどり着いていつの間にか決着がついてた気がするけど。どちゃくそ強い相手として描かれてきたわりには決着があっけなくて拍子抜けしてしまった。

 4クール目で一番面白かった話は間違いなくホロホロ(CV:うえだゆうじ)の過去回想であろう。彼の持ち霊であるコロロ(CV:中島愛)のエピソードで思わず泣いてしまった。このエピソードは後から加筆されたものらしいが、あまりにもセンスがよすぎる。自分のせいで死んだと思っていた初恋の相手が実はそばでずっと見守っていたとかそんなん泣くじゃん。もとの姿に戻って会話できるのも一度だけっていうのもいいよね。ホロホロ回はハズレなしというのがぼくのなかの定説だったが、これで立証されてしまった。

ダム子(一枚目)ともとの姿に戻ったシーン(二枚目)。最終話の2話前でこのエピソード挿入されるとかホロホロは恵まれてるな。

 大団円を迎えて終わったが、なんと続編があるらしい。UQ HOLDERみたいな感じで子供世代編をやるのだろうか。

 

半妖の夜叉姫 弐の章(2クール目)

 流し見していたためあまり覚えてない()。両親との再会シーンはウルっときたし、希林先生(CV:細谷佳正)が敵に回ったて驚いた記憶はある。あと、終わり方はthe 大団円って感じで綺麗だったと思う。後日談もよかったし。ぼくは犬夜叉を知らないのでアレだが、犬夜叉を見てた人たちにとってはどうだったのかは気になる。最近、七つの大罪の続編が連載されてることを知ったが、将来的にはぼくもいろんな作品で似たような経験をすることになるのかもしれないな。

 

ショート

王子の本命は悪役令嬢

 今季の僧侶枠。ぼくは乙女ゲームに詳しくないので知らないが、乙女ゲームにもえっちシーンってあったりするのか?悪役令嬢ものって女性がメインターゲットだと思うのでこういう作品があるってことはこの手のえっちシーンにも需要があるということだよな。わたし気になります!

 はめフラの放送以降、悪役令嬢ものが世間的にもメジャーなジャンルになった気がするがアニメで見るのはこれが2作目。2作目がいきなり僧侶枠ってのもアレだけど。この作品も先方の影響で”ハメふら”と呼ばれていたが、先方にとってみればまあ迷惑な話だよな。悪役令嬢ものはいわゆる逆ハーレムを楽しむジャンルだと思うが、僧侶枠ということで今作は基本的に1:1展開。僧侶枠では脳破壊要員が登場するのもお約束ではあるが、そういうキャラが登場することもなく珍しく純愛ものだった。主人公のキャラデザも可愛かったし、僧侶枠のなかでも見やすい部類だったのではなかろうか。ファンタジー系の話だったというのもあってか僧侶枠特有の意味不明な展開もそれほどなく、嫌悪感なく見れたのも大きいかもしれない。えすいばつするためのストーリーよりは多少なりとも物語性があったほうがいいよね。

 

オンエアできない!

 テレビ局の新人ADが主人公のショートアニメ。原作者も実際にBSテレ東で働いているため、普段アニメを放送するのに消極的なBSテレ東でも放送された。普段からアニメに力を入れてくれ。

 原作は漫画でありアニメも自社の局で放送しているわけなのでガチの闇の部分を出しているわけがないとは思うが、それでもADって大変なんだなと思わせるには十分な内容だった。ギャグだから許されてるけど現実であれならキツそう。今までは社畜アニメのブラックな部分を笑いに変えたギャグでゲラゲラ笑っていたが、社会人になってからも同じように笑えるのかが今から心配になる。ギャグの面白さは回によってまちまちだったがモザイクの回(7話)はどちゃくそ面白かった。やっぱ下ネタが一番面白い。あと、アクセントの回(9話)を見ていて"古典"のアクセントでカルチャーショックを受けたのを思い出した。ぼくの地元ではみんな「こ↑てん」と呼んでいたため、アニメで「こて↑ん」と読んでいるのを聞いたときは耳を疑ったものである。あと、岐阜出身であるせいでゆるキャン各務原なでしこを”かかみがはら なでしこ”と呼んでいたがどうやら”かがみはら なでしこ”と読むらしい。そう思うとアクセントや読み方のチェックは大事なんだなと感じずにはいられない。まあ、そもそも普通は初見で”かがみはら”って読めないと思うけどな。

 

舞妓さんちのまかないさん(2クール目)

 ご飯がおいしそうな作品。それ以外特に言うことない。ぶっちゃけ舞妓さん要素はいらない気がする。

 

B-

ポケットモンスター(10クール目)

 原作ゲームの新作が今年の冬に発売されることが発表されたということで、今シリーズの終焉も見えてきた。OPの歌い手がサトシ(CV:松本梨香)とゴウ(CV:山下大輝)になったこともそろそろ終わりが来ることを示唆してる。今シリーズは普通におもんないと思ってるので次シリーズに切り替えていく。

第94話「ヘラクロスロス、恋するカイロス

 エリカ(CV:氷上恭子)登場回。声優が変わってないのはもちろん、当時を振り返る描写があるのは老害としては嬉しいポイント。恒例のイーブイスタンプラリーのリーフィア編だったが、メインポケモンはゴウのカイロスなので他のスタンプラリー回と比べると印象は薄いかもしれない。話自体はエリカ抜きにしてもそこそこ面白かった。

第95話「サラバ!さすらいのロケット団!」

 ヤマト(CV: 勝生真沙子)とコサンジ*6(CV:子安武人)再登場回。あまりにも久しぶりだったので公式が存在を覚えていたことに驚きを隠せない。ロケット団を辞めていたというのは衝撃的だったが、2人とも幸せそうでなにより。久しぶりに口上が聞けたのも嬉しかった。

 久しぶりのロケット団回だったが、やっぱいいっすね~。老害だからロケット団回ってだけで嬉しくなっちゃうんだよな。あと恒常的にロケット団の出番を増やしてくれ。

第98話「ポケモンサーカス!ブースターとサンダース」

 イーブイスタンプラリー回。トレーナーが思い描いていたのとは別の進化系になってしまったというブイズならではの内容。健気なブースターとサンダースが可愛かった。

第99話「スパイクタウンのマリィ!」

 マリィ(CV:小倉唯)登場回。マリィの声が小倉唯なのは解釈不一致だったけど、これはこれで悪くなかったかなと。サトシのガチバトル回ということで前シーズンにキョダイマックスできるようになったゲンガーが活躍する回だったが、よりにもよって悪タイプの使い手にぶつけるのかという気がしなくもなかったり。バトルの内容自体は前クールのサイトウ戦より面白かったんじゃないかと思う。あと、やっぱマリィって可愛いわ。

第101話「スティック一本、バチンキー!」

 ゴウのサルノリの当番回。ぼくはゴウのアンチであるとともにゴウのサルノリのアンチでもあるので、邪の感情が邪魔をして素直に楽しめなかった。トラブルメーカーなのはまだしも、起こってしまったことに対して反省の色を示さないのがどうしても受け付けられないんだよな。主役のバチンキーはいい奴だった。あと、バチンキーを見るとどうしても原田直希の顔を思い出してしまう。

第102話「トライアルミッション!氷結のレイドバトル!!」

 シゲル(CV:小林優子)登場回。ゴウの未熟さを指摘するのがこのシリーズにおけるシゲルの役割なので、ゴウに厳しく接しているのを見て気持ち良くなってしまった。ゴウの挫折って全然描かれないからな。

 ”鍛えた技で勝ちまくり 仲間を増やして次の町へ”のアニポケが好きな人間(老害)なので新シリーズでは原点回帰してほしいなと思いつつ、今後もサンムーン編から続く一ヶ所に拠点を構える方針が続いていくような気もしている。まあ、剣盾以降のアニポケが好きになれないのは十中八九ゴウが好きになれなかったせいなのでゴウがいなくなるだけで評価を変える可能性が高いけど。とはいえ、あと3クールはこのシリーズが続くのでラストに向けていい感じにまとめてくれたらなと思う。

 

失格紋の最強賢者

 成長限界を感じた強者が数千年後の世界に転生するというこれまた新しい転生モノ。舞台は異世界だし転生モノではあるけど異世界転生モノではないというのがややこしい。まあ、転生して無双するのは変わりないけど。転生後の世界で無詠唱魔法を披露したら驚かれるみたいな展開ももはや様式美になっているが、この作品の場合は魔族の工作によって魔法理論が廃れてしまったことで無詠唱魔法が途絶えてしまったというちゃんとした理由付けがなされていたのがポイント高い。この設定のおかげで取り巻きのキャラクターたちもある程度の戦闘能力を身に付けることができた(無詠唱魔法が主人公固有の技能ではない)ため、主人公のスタンドプレーは他の作品よりかは目立たなくなってる。まあ、主人公が最強であることにかわりはないけど、ヒロインたちが足枷じゃなくてちゃんと戦力になってたほうが見てて楽しいわな。

 この作品の一番の特徴として、これでもかというくらい話がサクサク進む。何かトラブルが発生しても、特に苦労もせずサクッと解決してしまう。良く言えばストレスフリー、悪く言えば歯ごたえがまったくない。「異世界アニメなんて全部そんなもんだろ」と思う人もいるかもしれないが、この作品のサクサク具合は他の異世界アニメを逸している。問題発生から解決までの時間がRTAばりの早さなのである。テンポがいいとかそういうレベルの話ではない。いくらテンポがよかろうと、山場がなかったら意味がないと思うんだけど。最後まで見ても”なんか魔族と戦ってた”くらいしかストーリーの内容覚えてないしなあ。

 じゃあ何が見所さん!?なのかというとヒロインがかわいいという所。取り巻きが3人とも可愛いうえに役割が被っていないのはポイント高い。ルリイ(CV:鈴代紗弓)は正統派ヒロインとして主人公のマティ(CV:玉城仁菜)とのラブコメを展開。ちゃんとマティ側もルリイのことを意識してるのはよかった。頑張り屋のヒロインは異世界アニメでは報われにくい立ち位置(いくら努力しても主人公の才能には追い付けないので)だが、先述の通りちゃんと戦力になれてたのもよき。ルリイの友人のアルマ(CV:白石晴香)はツッコミや二人への冷やかしを担当。脇役っぽい立ち位置ではあるものの、ボクっ子属性や戦闘での汎用性の高い弓使いであることを活かして結構目立ってた。ドラゴンのイリス(CV:井澤詩織)はギャグ要員としても戦闘要員としてもそこそこ目立っていた。異世界アニメのドラゴンは女体化させないといけないというのは聖徳太子が十七条の憲法の幻の十八条目として制定したように太古の昔からの伝統なのである。異世界アニメはヒロインが可愛ければとりあえず見れるものなので、一応異世界アニメとしては及第点なのかなと。あと、みんなおっぱいが小さめだったのは大変ありがたかった。

ルリイ(一枚目)とアルマ(二枚目)。キャラデザも結構可愛いと思う。あと、おっぱいが小さいのもよい。

 

CUE!

 新人女性声優たちの奮闘を描いた…というと聞こえはいいがやってることはアイドルアニメとそんなに変わらない。とはいえ同じ声優アニメであるガリナンとかと比べるとアフレコの描写とかはリアルな感じがする。まあ、実際のアフレコを見たことないのにリアルも何もないんだけど。最近のアイドルアニメはキャラの人数が多い傾向にあるが、この作品も例に漏れず総勢16人の大所帯。多スギィ!一応、4人×4組のユニットに分かれて行動しているため他の作品と比べるとキャラの認知はしやすいが、やってることのレベルが違うため格差を感じてなんとも言えない気分になる。人気作品のアニメに出演してるユニットもいれば、ラジオごっこのようなことをしているユニットもいて、これが声優の実態かあと思って世知辛さを感じずにはいられない。声優って厳しい世界なんやなって。

 メインユニットであるFlowerのメンバーは人気漫画が原作のアニメにレギュラーとして出演。「政治的なキャスティングは必ずバレます」という有名な格言もあるがこれはどうなんだ?現実世界でやったら軽く燃えそう。メンバーのうち陽菜(CV:内山悠里菜)だけネームドではないキャラを演じていたが実力的にも残当といった感じ。中の人もあまりうまくないよな。アフレコ中にミスを連発して雰囲気が悪くなるという想像には難くないがあまり知りたくなかった光景から、原作者に褒めてもらえるというような夢のような話まであり、一番声優っぽい話をしてたと思う。茶番の多い他のユニットと比べて真面目な話が多かったのもあって、このユニットがメインの回はわりと面白かった。あと、原作者のCVに種﨑敦美ちゃんを指名した人は天才だと思う。種﨑敦美ちゃんのコミュ障演技すこ。

 声優アイドルとして活動しているBird、ラジオごっこをしてるWind、公民館で演劇をするMoonと他にも3組のユニットがいるが、Flowerと比べるとイマイチパッとしない。Birdの面々はまだキャラクター単体の印象が残ってるが他のメンバーの印象があまりにも薄すぎる。アフレコに話の比重を置きたくなるのはわかるし、一番面白い部分だと思うのでがっつり描いて欲しいとも思うが、それならこんなに人数いらなかったというか他のユニットはいらなかったのではと思わざるを得ない。Flowerのメンバーに嫉妬を抱いてギスギスするみたいな話をやるなら別だけど。1クール目で出番の少なかったユニットは2クール目から快進撃を始めるのかもしれないので、一応期待しておこうと思う。

 

東京24区

 最近評価爆上がり中のCloverWorksによるオリジナルアニメ。過去に同じクールで掛け持ちしすぎた結果、落としたあげく一クールで完結までもっていけなかったという経験があるにもかかわらず、今回も懲りずに3本掛け持ちしていたので心配していたが当然のように2週分落としてて(うち1週分は総集編でカバー)それはそうといった感じ。中盤から露骨に作画が悪くなっていったのも哀愁を誘う。まあ、残りの2本がばちくそクオリティが高かったことを踏まえるとこの作品が貧乏くじを引くのは仕方が無かったのかもしれない。

 シュウタ(CV:榎木淳弥)、ラン(CV:内田雄馬)、コウキ(CV:石川界人)のRGBトリオが死んだはずのアスミ(CV:石見舞菜香)からの着信で”未来の選択”という名のトロッコ問題を与えられるという話。3人は誰も犠牲にならない方法を模索し、協力して解決へと導くというのが基本の流れになる。1話でトロッコ問題の出題から解決までの流れを一通り見せてくれたおかげで興味を持てたということもあり、1話を1時間スペシャルにしたのは正解だったと思う。トロッコ問題の内容も多少粗削りでも雰囲気で楽しめたし。ただ、中盤で3人が仲間割れし始めたあたりから雲行き(と作画)が怪しくなり始めた。己の信念がぶつかり合うのは展開としていいんだけど、和解の過程があまりにも雑というか。結局、殴り合いで解決するのは流石に草なんだよな。作画も相まってギャグにしか見えないんよ。で、一番ヤバいのは最終話。物語のカギを握るKANAEシステムの内部に幽閉されたアスミのもとへ3人が赴き、再会を果たすわけだがその後の展開が茶番すぎた。アスミと3人の会話(愛の告白も含めて)は24区全体に中継されており、それを見ていた人たちも面識のないアスミに対して「大好き」と連呼し始めるという洗脳じみたことが起こったのである。見てて鳥肌が立ったんだよな、あまりにも気色悪すぎて。これのせいでこのアニメの印象が最悪なんだよな。最終話で盛大にスベって終わるのを見て不正解するホモを思い出してしまった。終わり悪ければすべて悪いと言うことで。このオチを見てしまうと、着せ恋と明日ちゃんにリソースを割いたのは正解だったと思うよ。このトロッコ問題だけは正解できたんやね。

 ところで、このアニメに可愛い子が出てきたので紹介したいんですよ。ランが率いるDoRedのメンバーであるきなこちゃん(CV:兎丸七海)。

かわいい。

途中まで気付かなかったけどこの子、男の娘なんすよ。いいねぇ~。可愛い子にはちんこを付けよという有名なことわざもあるように男の娘の存在はアドでしかないんだよな。まあ、なんで男の娘にしたのかは謎だけどな!脚本家の性癖かな?

 

終末のハーレム

 エロアニメ。これまで「エロアニメは乳首が出ないせいでセールスポイントが失われるため面白くなくなる。だから、配信でも無修正版を流せ」と言い続けてきたが、ついにぼくの声が届いたのかdアニメストアで無修正版を配信してくれた。湯気が薄くなったみたいなしょーもないものではなく、しっかり乳首も閲覧可能。これをやってくれただけでもこのアニメが放送された価値がある。今後生み出されるエロアニメたちにも見習っていってもらいたいものである。ところで、この作品は”表現を見直す”ということで2021秋から放送が延期されたという経緯があるが、本来ならもっと過激なものが見れていたかもしれないと思うと心底残念である。逆に若干マイルドにしたから配信サイトでも無修正版が配信できるようになったのであるならば、それは英断であり国から表彰されるべき偉業であるだろう。

 "MKウイルス"によって99.9%の男性が死滅した世界が舞台。主人公の怜人(CV:市川太一)は難病治療のためのコールドスリープから目覚め、数少ない生き残った男として子作りを懇願される。これだけ聞くと完全にエロ漫画の世界であり、世の男性オタクたちの理想の世界なんだよな。この世界では男とえすいばつ(メイティングという)をして子をもうけることは名誉なことであるため、女側から拒否されることはなくさらには好みの女を選びたい放題というのだから理想郷もいいところであろう。しかし、一つだけ問題があり、主人公がインポなのである。”据え膳食わぬは男の恥”という焼き印を入れてやりたくなるくらいに主人公がメイティングを避けるのである。昔の女のことが忘れられないのと正常な倫理観が残っているのが原因であり、主人公としてはある意味正しい人間なのかもしれないが、視聴者側からしてみれば物足りない。なにより、えっちシーン以外のパートがそれほど面白くないのでえっちシーンがない主人公パートにほとんど魅力がないんだよな。”近未来エロティックサスペンス”を謳ってるわりにサスペンス要素が本格的になる前に終わっちゃったのがいけないとは思うが、この調子だとサスペンス要素が加わることで本当に面白くなるのか疑問ではある。というより、明らかに他の男のパートの方を面白く作ってるんだよな。うーん。エロティック要素もサスペンス要素も中途半端だったと言わざるを得ない。二兎追うものはなんとやら。

 インポな主人公に代わってえっちポイントを稼ぐ要因として、主人公の他にも生き残りの男性が登場する。そのうちの一人である土井(CV:浦和希)は最初こそ困惑していたものの次第に女を侍らせるようになるというお手本のような振る舞いをしていた。いじめられていたという過去の境遇も相まって視聴者が最も感情移入するキャラになっていたのではなかろうか。もう主人公いらないのでは?えっちパートもエロアニメにしてはかなり頑張っておりなかなかよかった。ただ、ちふゆ(CV:高森奈津美)の扱いが雑だったのがなあ。この作品の女キャラは基本乳がデカく、ちふゆは珍しく小柄なちっぱいキャラだったが、妹扱いしかされずえっちシーンがないまま終わってしまった。あまりにももったいなさすぎる。せっかくCVを高森奈津美ちゃんにしといてそれはないだろ。

 ところで、前述した通りこの作品は2021秋から延期されているが、そのわりにはクオリティがおざなりだったんだよな。特に後半は結構ひどく、絵が動かないこともしばしば。口が動いてないのは1億歩ゆずっていいとして、扉が閉まる効果音はついてるのに絵の方は一切動いてないのは流石に笑ってしまった。一応、えっちシーンは最後までちゃんとしてたので然るべきところに労力を割いていたと言えば聞こえはいいが…。

 あともう一つ触れておきたいのが主人公の妹であるまひる(CV:首藤志奈)の格好。メイティングには否定的なのに、妹のこの格好は許しちゃうんだな。ちなみにこの胸でBカップらしいですよ。ほんと日本刀?

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スケベな格好してるなあ

 

異世界美少女受肉おじさんと

 名前の通り異世界モノ。ギャグ特化という異世界モノのなかではわりと珍しい部類。というかギャグ特化の異世界モノとかこのすばくらいしか知らない。主人公(女)の中身が男という時点でギャグであることがわかるが、あろうことか今季の他の異世界アニメとネタが被ってしまったのである。一番のセールスポイントが被るのは流石に草。まあ、向こうはトイレの描写くらいしかTS要素を出してないのでそこまで被ってる感じもないけど。こっちは男と外見は女の男とのラブコメが発生してしまったわけだが、これはどこに需要があるのか気になる。腐女子にとっては男体どうしでくんずほぐれつしてたほうが眼福だろうし、我々キモオタにとってみれば中身が男なのはディスアドバンテージでしかないので。中身が男と言う設定自体は「美少女になって異世界に転生したい」という我々の願望を体現しておりヒロインに属性を盛るためだけではないというのはわかるが、親友の男とのラブコメが発生するのはちょっと…。そこを含めてのギャグなのかもしれないけど。

 ギャグ全振りということもあり、序盤はゲラゲラ笑いながら見ていたが中盤以降は飽きてしまった。ここまで出オチを体現しているアニメもなかなかない。キリトくんもどきが出てきたあたりがピークだったかもしれない。というよりキリトくんもどきしかまともなツッコミ役がいなかったのがなあ。

キリトくん(ファ美肉のすがた)

話の展開は橘(CV:M・A・O)が攫われたのを神宮寺(CV:日野聡)が助けに行くというパターンばかり。やってることが同じということは披露されるギャグも似たり寄ったりなので当然飽きる。橘の魅了のスキルも中盤以降は邪魔になったのかあまり活かせてなかったうえに神宮寺のフィジカルばかりがフィーチャーされていたため、橘が足を引っ張りまくっていたイメージしかない。ピーチ姫かな?橘を非力にすることで神宮寺の王子様感を強めたかったのかもしれないが、話がワンパターンになってしまった元凶もこれだと思うんだよな。設定は面白かっただけにもったいないよなあ。

橘のキャラデザは可愛かった。おっぱいも小さいし。ギザ歯は好みが分かれそう。ぼくはあまり好きじゃない。

 

ありふれた職業で世界最強 2nd season

 異世界兄弟*7の五男。今の異世界アニメブームのなかでも結構前の作品ってことになるのか?1期の頃はわりと面白いと思って見ていた記憶はあったため(何が面白かったかは覚えてない、ユエ(CV:桑原由紀)は可愛かったけど)、今回も期待して見始めたのだがあまり面白くなかった。ぼくの記憶が美化されてるだけでもともとこんなもんだった説ある?

 序盤~中盤の感想を一言で言うと「何してるのかわからない」。まあ、1期何してたか覚えてないのが悪い気もするけど。ミュウ(CV:小倉唯)のエピソードとかいるか?ハジメ(CV:深町寿成)の父性を刺激する以外の役割を見出せなかった。あと、所々にお色気シーンを挟むのはいいけど、どうしても共感性羞恥を感じてしまうんだよな。これはヒロインたちが悪いというよりハジメに魅力を感じてないせいだと思う。「これはヒロインたちが好きになるのもわかるな~」と思わせてくれる主人公じゃないと、ヒロインたちの行動にも疑問符を浮かべざるを得なくなってしまう。

 終盤はクラスメイト達にスポットが当たった。クラスメイトの話なんて誰得なんだ?というのは蜘蛛の時も思っていたが、2期のエピソードで一番面白かったのがクラスメイトのエピソードだったのでこの認識は改めねばならないかもしれない。こういう展開になるのならもっとまじめにクラスメイトの話を見とけばよかった。内容としてはクラスメイトの一人が敵側に寝返ってピンチに陥るというもの。雫(CV:花守ゆみり)がボコられてるシーンは声優も相まってなかなかそそるものがあった。まあ、主人公が全部解決しちゃうんですけどね。もしかして主人公が画面に映ってるのが気に食わなかった説ある?いずれにせよ1期はもっと面白かった気がするんだけどなあ。

 

平家物語

 よく、一昔前の作品のことを古典作品だとか室町時代の作品みたいに言ったりしているが本当に鎌倉時代の古典作品を出されるとリアクションに困ってしまう。平家物語の原作は中学3年の国語の時間に冒頭部分と那須の与一の部分をやった記憶はあるがそもそもどういう話なのかは知らない。理系なので。

 で、どういう話なのかを知らないうえに作中に一切解説がないためストーリーが分からない。なので内容に関して触れることは(でき)ないです。ぼくの理解力が足りなかったのかそもそも初見向けに作っていないのかは分からないが多分後者だと思うんだよな。オリキャラが主人公とかいう現代の作品のアニメ化でやったら炎上どころの騒ぎではないことやってるけど平家物語の原作ファンはどう思ってるんかな。まあ、原作知らないからどこまでが原作のエピソードでどこからがオリジナルのエピソードなのか知らんけど。というわけで、まだ見てない人は原作を読んでから見ましょう。

 主人公のびわ(CV:悠木碧)は先述の通りオリキャラだが、びわ自身が平家物語の作者って解釈でいいのか?作者本人なら原作にいなくていいもんな。そう考えるとオリキャラを主人公にしたのも納得できる。この手法は他の古典作品(狭義)にも応用できそう。

 ところで、タイトルを見たときはてっきり”和”のテイストで作るのかと思っていたので、OPやEDを聞いたときは驚いた。全然平家物語感ないじゃん。劇伴も同様であり、”和”っぽい感じを期待してた身としてはわりと残念だった。この時点でふるいにかけられてしまった説もある。ぼくは”アニメで学ぶ古典作品”みたいなのを見たかったのかもしれない。ちなみに、ぼくがアニメで見たい古典作品は『とりかえばや物語*8なので誰かアニメ化してくれ。

 あと、どうでもいい話なんだけど劇中でスイカを食べてるシーンがあって「このころからスイカってあったのかぁ」と思って調べてみたら日本でスイカが食べられ始めたのは室町時代の頃って書いてあったんだけどこれはいいのか?時代考証ガバガバスギィ!

 

リアデイルの大地にて

 VRMMOの世界に転生するタイプの異世界。一番の差別化ポイントは主人公が女であるというところ。今季は見た目は女、中身は男のキャラが二人もいたなかで純正の女であることはコアコンピタンスであるかに思えたが、今季の異世界女主人公のなかでもブヒ性能は残念ながら最下位。中身男のキャラよりブヒ性能が低いってどういうこと?というか、全体的に言動がおばさんくさいんだよな。キャラデザも微妙だし。里子システムなる機能でクリエイトしたキャラクターたちを息子、娘として引き連れているところからも察っせられるとおり姉御肌的な感じを出したかったんだと思われるが、もう少し可愛げのあるキャラにしてもよかったと思う。

 話の内容としては主人公のケーナ(CV:幸村恵理)が行く先々でトラブルに巻き込まれつつも手持ちのスキルで難なく解決していくというもの。やっていることはよくある無双ものだが、起こる事件が日常寄りなのもあって見た目のインパクトがないため爽快感はほぼなし。戦闘パートもあるが絵柄も相まってパッとしない。先述の通りキャラパも低いため全体を通して見所さん!?がよくわからなかった。いっそのことがっつり日常ものにしたほうがよかった気もする。その場合、主人公がおばさんくさいのが足を引っ張ることになりそうだけど。

 見所さん!?がよくわからなかった要因として”物語の目的がわからなかった”というのもある。巨悪を倒すとか世界征服を目指すみたいな大目的を作って欲しいとまでは言わないですが、クエストを一つ一つこなしていくだけだと流石に飽きる。じゃあやっぱ日常に寄せて(以下略)。異世界アニメは爽快感あるストーリーにするかブヒ性能に特化しないと事故るって古事記にも書いておいたんだけどなあ。

 

フットサルボーイズ!!!!!

 男スポーツアニメ。タイトルの通りフットサルが題材。フットサル初心者で明るい性悪の大和(CV:高良崚太)と才能がありクールな性格の榊(CV:石森周斗)の二人をメインにストーリーが進行していく。この組み合わせはスポーツアニメのテンプレみたいな感じがする。この手の作品は最初は経験者側が初心者側を見下していたが次第に実力を認めていきデレるという流れが紀元前からの伝統として受け継がれてきているが、この作品の場合デレるまでが長い。ちゃんとデレたのって最終話なんじゃないか?しかも、途中で挟むギスギス期の間に他のチームメイトの話や敵チームの話を始めちゃうから二人の関係性の進展が見えにくい。メディアミックス作品(最近はソシャゲ連動アニメの意味合いが強くなってる気がする)だから特定キャラだけをピックアップできないというのはわかるが、この二人だけを軸に話を作った方がよかったと思うんだよな。他のキャラの話もたいして面白くなかったし。フットサルアニメというよりフットサルをやっている男たちのアニメって感じ。まあ、ぼくの好みではない。

 最近のスポーツアニメは(身体能力は若干現実離れしてる部分があるとはいえ)リアル路線のスポコンが多いが、この作品は古き良き必殺技を使うタイプのスポーツアニメ。一言で言えばイナズマイレブン。さも当たり前のように必殺技使ってて笑っちゃったんだよな。技名のセンスも中二病全開。こういうスポーツアニメは久しぶりだったため逆に新鮮だったまである。あと、試合中に実況が入るんだけどこれが一番意味わからない要素だったまである。プロの試合ならともかく高校生の大会だぜ。これのせいで見世物感が強くなっていてどうしても受け入れられなかった。試合シーン特有の緊張感がこれによって無に帰してたんだよな。ぼくがキャラクターに注目せずに見てたから気付かなかっただけで、キャラクター目的で見てればあの実況は引き立て役として作用してたりしたのだろうか。

 別にこの作品に限った話ではないが、キャラアニメとしての要素が強いスポーツアニメがそんなに好きじゃないためぼくのなかでの評価は低くなる傾向がある。別に男しか出ないアニメだけでなく、女しか出ないアニメでも同様である。まあ、女の場合はブヒれるなら豚アニメとしての役割が持てるから救える可能性があるけど。あと、スポーツアニメ全般に言えるが、かわいい女子マネージャーがいるかどうかで見るモチベーションがだいぶ変わるので、ぼくが総理大臣になったら”スポーツアニメには必ず女子マネージャーを登場させないといけない法律”を提出しようと思っている。そう思うと、女子マネージャーいなかったけど毎週見るのが楽しみだった灼熱カバディはすごい作品だったんやなって。

 

C

錆色のアーマ -黎明-

 近年はよく2.5次元という単語をよく聞くがこの作品は2.5次元を売りにしている。要するに舞台が先でアニメが後という流れ。で、舞台版のキャスト(俳優)がそのままアニメで声を当てているのでまあ違和感がある。ただ、壊滅的にひどいわけではないため十億歩譲ってまあいいとして、もっとヤバいのは作画のほう。キャラクターはモーションキャプチャーによる3DCGで動かしているがまあ安っぽい。EX-ARM3期と呼ばれるのも無理はない。というよりEX-ARMがこの手の残念3DCGアニメの代名詞になってるの草なんだよな。ただこの作品の場合1期や2期と比べてヤバいのは背景のほう。モチモチの木*9みたいな背景なんだよな。

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なまじキャラクターはCGなせいで余計目立つ

原作が舞台だから背景はわざわざ手描きにしたという裏話でもあれば面白い演出かもしれないが、あまりにもミスマッチすぎる。1期や2期の手描きモブでもゲラゲラ笑っていたがそれが過去になってしまうレベルの違和感だった。こういうところに気を取られると内容が面白かったとしても正当な評価を受けられないからよくないと思うんだけどなあ。

 肝心な内容のほうも微妙。複数のキャラクターによる群像劇みたいな感じになっているのだが、それぞれの話が独立しすぎているせいで物語全体を通して何をしようとしてるのかが分からない。個々の話だけ見れば三郎(CV:増田俊樹)と沙羅(CV:阿部里果)の話は面白かったが、それ以外はまあおもんなかった。キャラエピソードが微妙に見えるのはぼくが男だからという可能性を捨てることができないため目をつぶるとしても全体の構成はもう少し何とかならなかったのか。1本の舞台と全12話のアニメでは尺の長さが違うんだからさ。

 あと、ずっと思っていたのだがキャラクターが持っている武器は何?剣にも銃にもなるという戦隊ヒーローの初期メンバーの共通武器*10みたいな性能をしていたが、説明が無さすぎてシュールさが際立っていた。ほぼほぼ銃としてしか使用していなかったが、EDでは剣の舞披露していたのもシュールさを加速させていた。まあ、剣戟よりも銃をぶっ放してた方が動きが少なくていいもんな。

 

トライブナイン

 東京の各区に存在するトライブという名のアウトロー集団がエクストリームベースボール(XB)で決闘を行うという世界観。XBは野球をベースに街中をグラウンドして殴る蹴るなんでもありの競技。ぶっちゃけ野球は形だけで基本は殴り合いがメインという感じ。やきうアニメだと思って見ると裏切られると思う。

 オリジナルのスポーツを題材にしたアニメって基本事故ると思ってるんですけどどう?ぼくは例外を一つしか知らない。オリジナルスポーツの一番の事故のもとはガバガバなルールにあると思っていて、いきなり突拍子のないプレイングやルールの穴を見せられて「そう…」ってなることが多い気がする。このアニメの場合、そもそもXB自体ルールがあってないようなものであり、作中でも平気でルールを破るだけでなくそれに対してお咎めも特にないので競技として成立していない始末。まあ、決闘にルールを求めるのはお門違いではあるけど。そう考えるとスポーツアニメというよりは決闘アニメとして見るべきだったのかもしれない。

 主人公のハル(CV:堀江瞬)は最初こそナヨナヨしていたが、チームのメンバーと共に過ごすにつれてたくましくなっていった。主人公の成長だけ見てるとスポ根アニメに見えなくもない。ただ、主人公が所属しているチームはわりと真面目にXBをやってる一方で、敵チームが理不尽な手段をとってくるため見ててバカバカしく感じてしまうんだよな。むしろ主人公が闇落ちしていって極悪非道な手段を使うようになっていったら面白かったかもしれない。チームメイトたちはキャラは立っていた一方で、各キャラの掘り下げが弱かったように思う。決闘アニメなのにわざわざチームメイトをつけたからにはもうちょっと引き立ててあげればよかったのでは?

 XB自体がイマイチだったうえに話も微妙だったので何がしたいアニメなのかよくわからない作品だった。一応、ソシャゲアニメなので今後この作品のソシャゲがリリースされるがこれを見てやりたいと思えるかは悩ましい。あと、この作品は音量調整をミスっているのかBGMがバカでかい。劇伴を重視している作品なのかもしれないが、大事な話している場面でもBGMがデカすぎるため何を話しているのかわからない。音量調整すらまともにできないアニメが面白いわけないってそれ一番言われてるから。

 

ドールズフロントライン

 ソシャゲアニメ。未来を舞台にプレイヤーにあたる指揮官が銃器*11を擬人化した戦術人形を率いて戦うという内容。戦術人形にも一体一体に感情や個性があり、見た目は人間とほぼ変わらない女の子。まあ、よくありそうなソシャゲの世界観って感じ。この作品に限った話ではないが、戦闘や戦争系の作品は勢力図や部隊表がないと誰が何をしているかわからないので、作中で説明するなり公式サイトに載せるなりしておいてくれると見やすいのになといつも思ってる。

 戦術人形を戦わせるということで、倫理観であったりとか戦闘兵器に感情を持たせる必要があるのかみたいなエピソードが繰り広げられるのかと思いきや特にそういうわけでもなかった。もしかしたらやってたのかもしれないが、印象に残っていない時点でメインのテーマではなかったのだろう。これやらないんだったら戦術人形という設定自体がいらないのでは?と思うんだけど。もちろん女の子の可愛さを売り出す作品ならばその限りではないが、終始暗い雰囲気でブヒるようなエピソードもなかったため、そもそも女の子の見た目をしている意味すらなかった。それなら作戦や戦術を楽しめばいいのかと思いきや、戦闘作画や射撃の音がショボイためパッとしない。ぼくが見てるレインボーシックスシージの実況動画のほうが見ごたえあるぞ。OPの映像だけなぜか本気出してるけど、あの作画で本編も(せめて戦闘シーンくらいは)やってくれてたらなあと思わずにはいられない。そう思うとtakt op.ってすごかったんやな。

 

賢者の弟子を名乗る賢者

 VRMMOの世界に転移してしまうタイプの異世界アニメ。で、サブ垢として作った女性アバターの姿で転移してしまったと言うことでTSモノとしての要素も内包している。もしかして中身が男の女性主人公の異世界ものが今のトレンドなのか。ぼくもポケモンは女主人公でプレイしている身なので、もしポケモンのゲームに転移したらこういうことになるのか?そういう意味ではむしろリアリティがあるのかもしれない。

 主人公のメイン垢の老人の男性アバターのダンブルフ(CV:ささきいさお)であり、サブ垢で転移してしまった以上仕方なくダンブルフの弟子を名乗っているというのが、タイトルの意味。女性アバターのミラ(CV:大森日雅)は主人公が性癖全開で作ったと言うこともあって見た目はかなり可愛かった。作品の愛称が”わしかわ”*12なのも納得できる。というわけでミラの可愛いところをどんどん出していくのかと思いきや別にそういうわけでもなかった。というより、1話の時点でもうダメだったんだよな。1話の3分の2以上はダンブルフ時代の話に使い、残りはミラになった直後の話をセリフなしで流すという暴挙に出てしまった。ストーリーで売るアニメならVRMMO時代の描写に力を入れるのも分からなくはないが、キャラで売るアニメでこれは悪手中の悪手でしょ。これを見て1話切りした人たくさんいると思うんだよな。じゃあそれ以降の話が面白かったのかというとそうでもなく、適当に無双しながら中身のない話が続くという典型的なダメな異世界ものという感じで救えなかった。なにより、ミラの可愛さを売り出すエピソードがほとんどなかったんだよな。たしかにキャラデザは可愛かったが、エピソードで可愛いと思った記憶がない。このアニメの一番まずかったところはここだと思うんだよな。女の子さえ可愛ければ話ガバガバでも楽しめるのが異世界もののいいところなのに…。話がつまらなかったのも相まって、何も楽しめる部分がなかった作品だった。

 ところで、中身が男ということでトイレを恥ずかしがるという描写を何回か見たが、この描写納得いかないんだよな。自分が女の子の身体になったらまず真っ先に胸と股間を触ると思うので。恥じらっている姿を楽しむための描写だからと言う人もいるかもしれないが、中身が男であるということを忘れてはいけない。男が女の身体になっておしっこするのを恥ずかしがってるとか見てて何も面白くないでしょ。ショタがやってるならその限りではないが、一応中身はアラサーの男だからな。

 

番外編

86 -エイティシックス-(第2期)A-

 待ちに待った完結編。クオリティ維持のために3ヶ月延期したんだからそれ相応の物を見せてくれるんだよなぁ!?と威圧してたらそれ相応の物を見せてくれた。確かにこの内容をやるなら粗末なものを出すわけにはいかんわな。

 本放送はシン(CV:千葉翔也)以外のスピアヘッドの面々の生死が不明のまま終わってしまったため気が気でなかったが、皆無事で安心した。これでもし全滅してたらシンの心も視聴者の心も破壊されてしまってただろう。そんでもって、ミリーゼ(CV:長谷川育美)との再会よ。激アツすぎる。ミリーゼだけ気付いててシンのほうは気付いてないのもよかった。早く気付いてくれ!と思いながら二人のやり取りを見るのはあまりにももどかしかった。で、最後の最後でミリーゼとスピアヘッドが再会(というよりはじめまして)すると。感極まって泣いてしまったんだよな。このシーンを見るためだけに2クール分見続け、さらに3ヶ月待ったようなもんよ。かなり綺麗なオチでぼくは満足です。

アーナキソ。

 

デリシャスパーティ♡プリキュア B+

 東映へのサーバー攻撃のせいで1ヶ月しか放送できてないためとりあえず番外編に置いてる。全国の大きなお友達(と女児)から生きがいを奪った犯人を許せねえよ。まあ、一番可愛そうなのは変身する前に放送休止を迎えてしまったキュアヤムヤム(CV:井口裕香)なんだけどな。劇中でもブンドル団の被害に遭い続けてるし。

 今作のプリキュアも対大きなお友達性能が高い。というかとにかくキャラパが高い。ゆい(CV:菱川花菜)は昨年同様元気系の主人公で純粋に可愛いし、ここね(CV:清水理沙)はクールビューティで人との会話が苦手というこれまた大きなお友達に刺さる属性を持っている。今回の一番人気はここねになりそう、ぼくもここねが一番好き。ゆいとここねのやり取りは見ていてあら^~って感じなので今後一年間が楽しみである。

 そして、今年の妖精枠は変身にも必要なヒーリングアニマルタイプ。ゆいのパートナーのコメコメ(CV:高森奈津美)は人語を話せないが、ここねのパートナーのパムパム(CV:日岡なつみ)は普通に会話が出来るので見た目とのギャップで草生えた。あと、コメコメは今後成長して人語も話せるようになるらしい。成長する妖精というとフワを思い出して頭が痛くなるが、キャラクター的に生意気になることはなさそう。安心していいか?

 キャラパ高いし話も面白かったので放送休止してしまったのが残念で仕方がない。ヒープリもコロナでしばらくそうそう休止してたけどあっちはそんなに面白くなかったので。というか東映には再発防止に努めてもらいたい。プリキュアが無い生活はやっぱ寂しいよ。

 

トロピカル~ジュ!プリキュア B+

 こういうのでいいんだよおじさん「こういうのでいいんだよ」。1年間応援してたトロプリがついに最終話を迎えた。メインキャラの声優の並びを見るとガルガブゲンボルトバシャスイクンを彷彿とさせるくらい強い並びだったが、内容も負けず劣らずおもしろかった。最終話の演劇のシーンのみのりん先輩(CV:石川由依)のセリフがこの作品のことを体現してた。

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辛気臭くなっちゃうシーンも笑いでハッピーに

 今作は敵キャラクターも魅力的だったなというのを改めて思った。あとまわしの魔女(CV:五十嵐麗)と伝説のプリキュア(CV:中原麻衣)のエピソードもあら^~って感じ。最後にはあとまわしにし続けていた伝説のプリキュアとの友情も成就して浄化された。敵のボスがここまでハッピーエンドを迎えるのは珍しい気がする。まなつ(CV:ファイルーズあい)とローラ(CV:日高里菜)の関係と照らし合わせながら見れるのもよき。その後はバトラー(CV:小松史法)が暴走し、召使いズのやる気パワーを吸い取って戦おうとするが、もとからやる気パワーが少ないせいでパワー不足になってて草生やしてた。ぼくじゃん。個人的には召使いズが好きだったので最後まで生き残ってくれて嬉しかった。

 そして何と言ってもローラとの別れのシーン。別れのシーンのあとにあっけなく記憶を消されてて思わず泣いてしまった。これで終わりなのかなあと思ってたらローラがちゃんと手を打ってて驚いた。記憶消去を受けない召使いズに記憶消去を受けたあとの自分にこれまでのことを教えてくれるように頼むのはなるほどと感心した。こういう展開めっちゃすこだ。その後まなつとローラは二人が1話で出会った場所で再会し、無事記憶を取り戻した。このシーンで泣いちゃったんだよな。やっぱ物語はハッピーエンドじゃないとな!

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まさか最後にこんな重要な役割を与えられるとは思ってなかった。

 ぼくが今まで見てきたプリキュアの中でも1、2を争うレベルで面白かった。毎週日曜朝が楽しみでしかたなかったもんな。なによりくるるんがケルディオ*13しなくて本当によかった。最後までただのマスコットに徹してくれた。

 この記事が投稿されてる頃にはとっくに新しいプリキュアが始まっているが、向こう一年も日曜朝に幸せな時間を過ごせますように…。

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こちらこそありがとう!

 

☆ヒロインランキング

※各作品につき2人まで

第5位

谷川景(CV:関根明良)~明日ちゃんのセーラー服~

 小路に新たな性癖を開花させられてしまった女。学年1位のクラス委員で、見た目通りおとなしい性格なのに小路にあんなえっちな写真を送る(送らされた)というシチュエーションがもう強い。その後は、健全な写真を撮ってるっぽいけど、カメラマンは唯一無二のポジションでもあるので今後の活躍にも期待していきたいところ。もちろん、そういう写真も期待してる。

 

第4位

ニニム・ラーレイ(CV:高橋李依)~天才王子の赤字国家再生術~

 主従関係っていいよな。特に恋愛感情を持っているわけでもなく、お互いの良いところも悪いところも知っていて受け入れてる関係性が好き。主人公のしょーもない発言に対しても、はいはいって感じで対応してるのが二人の関係性を表していていい感じ。こういう落ち着いた感じのりえりーの演技好きなんだけどあんまりないよね。あと、横乳がえっちだった。

 

第3位

乾 紗寿叶(CV:種﨑敦美)~その着せ替え人形は恋をする~

 着せ恋のヒロインは喜多川さんだけで完成されてると思っていたので、第二の女が登場すると知ったときは「これ以上女の子いらないんだけどなあ」と思っていた、初登場シーンを見て手のひらがドリルになった。あの初登場シーンはずるいわ。ぼくは年上キャラ(とはいえ五条くんたちと1歳しか変わらないけど)にあまり関心が無いが、年上ロリとなれば話は別。コスプレの先輩としていろいろ教えてくれる一方で、時折見た目通りの挙動を見せてくれるのがたまらないんだよな。あと、🍓の部屋着も可愛い。

 

なによりCVが種﨑敦美ちゃんであることがあまりにも強すぎる。

 

第2位

明日花緒(CV:久野美咲)~明日ちゃんのセーラー服~

 妹が可愛いアニメは名作ってそれ一番言われてるから。ぼくは妹スターなので妹キャラは見逃さないが、このタイプの妹キャラは珍しい気がする。なんというか養殖産じゃない†天然の†妹なんだよな。近年はしっかり者の妹がトレンドだが、こういう幼さを全開にした妹キャラもいいと思うんだよな。お姉ちゃんの真似をするシーンとかマジで可愛い。CVに日本一幼女の声が上手い声優である久野美咲を起用しているのもこだわりを感じる。

 

第1位

吉永恋(CV:嶺内ともみ)~スローループ~

 キャラパの塊。なんでこんな可愛いんだろう。うまく言語化できないのがもどかしい。一挙手一投足が可愛いんだよな。ローテンションな感じなキャラっぽそうなのに、面倒見がよかったり結構ノリもよかったりっていうのもいいっすね。また、作中でいろんな髪型を見せてくれるのが本当に可愛い。毎回、「今回はどんな髪型を見せてくれるのかな?」とワクワクしながら登場を待ってた。あと、声もめっちゃかわいくない?嶺内ともみの新たな可能性を感じずにはいられなかったね。

 

☆気に入った楽曲

暁のサラリーマン(Vo:福山芳樹)~異世界美少女受肉おじさんと OP~

最初から最後まで君を信じて 迷って悩んで笑いながら進もう

特撮っぽさがある曲調。

 

シュワシュワ(Vo:Three∞Loop)~スローループ ED~

シュワシュワ 笑い声重なって シュワシュワ 浮かんで弾け合って

歌い方にキャラクターの個性が出てるのがすこ。笑い方が似てきたのがなんでサイダーみたいなのかは謎。

 

はじまりのセツナ(Vo:蝋梅学園中等部1年3組)~明日ちゃんのセーラー服 OP~

時間が止まれば 良いのになって思うよ まだ何も知らない同士なのに どうしてなの? もう君のことが好き はじまりのセツナ

今季No.1主題歌。歌詞がキラキラしていて眩しい。”クラスメイトじゃなく友達になりたい”ってフレーズがお気に入り。

 

”FA"NTASYと!(Vo:Luce Twinkle Wink☆)~異世界美少女受肉おじさんと ED~

“FA”NTASYと! 君と! 君と! キュンと 神のセットリスト

曲調が好き。サビの”集えファイナリスト”や”神のセットリスト”の部分が特にすこ。

 

☆おわりに

 今季は結構豊作だったと思うんですけどどうでしょうか?上位層が多いのはもちろんですが、駄作が少なかったのがでかい。どうせ全部見るんだからつまらないアニメが少ないに越したことはないんで。既に春アニメも折り返しですが風花雪月のせいで溜まってるのでなんとかしないといけない。春アニメの感想は7月中に上げられるように努力します。

 それでは。

*1:ちなみに、なぜフライフィッシングを選んだかというと作者がフライフィッシングしかやったことないかららしい。そんなことある?

*2:殴って相手が倒れるもののすぐ起き上がって殴られて…を繰り返す戦闘。七つの大罪とかでよく見るやつ

*3:逆にここ最近のプリキュアの作画が悪い

*4:読みは”みらい”

*5:米田って聞くとヨネタクを思い出してしまうんだよな。あっちはあっちで日本最高峰のポケカプレイヤーだけど

*6:コサブロウ

*7:長男:スマホ太郎、次男:デスマ次郎、三男:盾三郎、四男:孫四郎、五男:ありふれ五郎、六男:スライム六郎、長女:平均七子、七男:八男

*8:性別を偽った兄妹の物語。設定だけ見るとただのラノベ

*9:斎藤隆介作、滝平二郎絵の絵本。小学校の国語の教科書で誰もが目にしたことのある作品だろう

*10:アバレンジャーのアバレイザーとかボウケンジャーのサバイバスターみたいなやつ

*11:ちゃんと実在するやつ

*12:ミラが鏡を見て「わしかわいい」と呟いたことから

*13:スタートゥインクルプリキュアにおいてマスコット枠のフワがケルディオみたいな姿にフォルムチェンジした後にクソキャラになってしまったため同様の現象が起こらないかヒヤヒヤしてた

2022冬アニメ中間ランク

※同ランク帯は50音順

だいたい5~6話くらいまで

()内の矢印は1話 or 前クールの最後からの変動です

 

S

 

A+

王様ランキング

その着せ替え人形は恋をする

 

A

時光代理人 -LINE CLICK-(↑)

スローループ(↑)

 

A-

明日ちゃんのセーラー服

鬼滅の刃 遊郭編(↑)

進撃の巨人 The Final Season Part2

ハコヅメ~交番女子の逆襲~(↑)

プリンセスコネクト! Re:Dive Season2

 

B+

オリエント

怪人開発部の黒井津さん

からかい上手の高木さん3(↑)

殺し愛(↑)

錆喰いビスコ

終末のハーレム(↑)

ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン

天才王子の赤字国家再生術

東京24区

薔薇王の葬列(↑)

リーマンズクラブ

ルパン三世 PART6

ワッチャプリマジ(↓)

ショート

王子の本命は悪役令嬢

 

B

ヴァニタスの手記(第2クール)

現実主義勇者の王国再建記 第二部

失格紋の最強賢者(↓)

SHAMAN KING

ドラゴンクエスト ダイの大冒険(↑)

半妖の夜叉姫 弐の章

異世界美少女受肉おじさんと(↓↓)

ショート

オンエアできない!

舞妓さんちのまかないさん

 

B-

ありふれた職業で世界最強 2nd season(↓)

CUE!

賢者の弟子を名乗る賢者(↑)

トライブナイン(↓)

フットサルボーイズ!!!!!

平家物語(↓)

ポケットモンスター

リアデイルの大地にて(↓)

 

 

C

錆色のアーマ -黎明-

ドールズフロントライン(↓)

 

☆ヒロイン四天王 2月

吉永恋(CV:嶺内ともみ)~スローループ~

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乾 紗寿叶(CV:種﨑敦美)~その着せ替え人形は恋をする~

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ニニム・ラーレイ(CV:高橋李依)~天才王子の赤字国家再生術~

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服部つぐみ(CV:高橋李依)~オリエント~

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